またですね。
中国、軍上将5人の全人代代表資格を剝奪 陸海空の元トップら
2026年2月27日 13:19
中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)常務委員会は26日、人民解放軍最高位である「上将」5人の全人代代表資格を剝奪した。習近平指導部が進める軍幹部の汚職摘発の一環とみられる。
日本経済新聞より
人民解放軍は大丈夫なのか?指揮系統は息しているのだろうか。
68%
粛正は続くよいつまでも
先ずは前回の記事を。
- 中央軍事委員会副主席 :張又侠氏
- 連合参謀部参謀長 :劉振立氏
この二人が粛正された話が前回1月の話。で、冒頭の記事は以下の方が粛正されたと報じられている。
- 陸軍司令官 :李橋銘氏
- 海軍元司令官 :沈金龍氏
- 海軍元政治委員 :秦生祥氏
- 空軍元政治委員 :于忠福氏
- 情報支援部隊政治委員 :李偉氏
2022年以降、人民解放軍のトップ176ポストのうち、約52%が粛正または行方不明という状況なので、今更という感じもするけれども。
大幅入れ替え
もはや何週目の入れ替えなのだか良く分からないのだけれど、「私は3人目だから」とか言われるかも。
2026年1月24日、中国国防省は軍トップの将軍、張有霞と統合参謀本部の劉振立司令官が重大な規律違反と法律違反の疑いで調査対象となったと発表した。この2人の上級将軍の失脚は、習近平が長年にわたり人民解放軍(PLA)の指導部を骨抜きにしようとしてきたキャンペーンにおいて、これまでで最も劇的な動きとなった。張、劉、および他の数人の将軍が中央軍事委員会(CMC)から排除されたことで、習近平と共に中国の最高軍事意思決定機関に残るのは張勝民将軍1人だけとなった。
CSISより
ここまで徹底的なのは前例がないそうで、習近平氏が「もはや誰も信じられない」という状況になっているのは確実だろう。
特にロケット軍は壊滅的のようで、ほぼ総入れ替えという状況である。
粛清された戦域司令官レベルの将校の約半数(53%)は司令官職出身者であったが、副戦域司令官レベルではこの割合は約3分の2(68%)にまで増加しており、人民解放軍が野心的な近代化目標を達成する上で直面するであろう困難を浮き彫りにしている。
CSISより
果たして軍事力を行使するにあたって、問題がないのか心配になるレベルではあるが、習近平氏は大丈夫だと思っているのだろうね。
まとめ
もしかしたら、精強に生まれ変わる切っ掛けになるかもしれないのだけれど、少なくとも現状はかなり混乱していることが予想される。
そんな状態で他国への影響力行使というのは、実に厄介だと思う。なにしろ、統制がとれていない可能性が高いのだから。




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