支那で汚職撲滅……。
習近平氏、中国軍の予算管理改革を指示 幹部の汚職摘発は急増
2026年3月7日 21:10
中国の習近平国家主席は7日、人民解放軍の反腐敗を徹底し、汚職を撲滅するよう改めて指示した。2026年におよそ43兆円を投じる国防費を適正に配分するため「軍費予算管理改革」の推進を命じた。
日本経済新聞より
支那国家主席の習近平氏は2026年3月7日、開催中の全国人民代表大会(全人代)の分科会において、人民解放軍の予算管理体制の改革と、軍内における汚職(腐敗)対策の徹底を指示した。
全人代で何を語るか
汚職を撲滅する!
先ずは前回の記事を。
「虎も蝿も叩く」と気勢を上げながら、支那はこれまで長年にわたってこの手の粛清を続けてきた。ロケット軍の粛清(2023~2025年)は、まさにこの文脈の上で進められた事態である。
そして今回の全人代でも、腐敗対策が強調された。
中国国有企業、ロシア同盟国に兵器工場輸出 戦争継続支援の疑い
2026年2月23日 2:00
中国の国有企業がロシアの同盟国ベラルーシに、ロケット弾の大規模な兵器プラント(工場・製造設備)を輸出していることがわかった。日本経済新聞が入手した取引記録の内部資料によると、すでに両国の企業が中国からの輸出入の契約を交わし、建設準備を進めていた。
日本経済新聞より
近年では、海外に武器の輸出をして工場を作るほどの力の入れようではあるが、ご存知、国内の防衛予算もかなりの額に上る。
そして、この規模の資金が動けば、その資金の一部はやっぱり「色々な資金」として使われてしまうのだろう。
パレードに登場した兵器
そういえば、去年、軍事パレードをやっていたのだが。
焦点:中国、最先端兵器で「抑止」狙う 来月大規模軍事パレード
2025年8月26日午後 6:04
中国が9月3日に実施する「抗日戦争勝利」を祝う軍事パレードは、兵器の進歩を紹介するだけではなく、将来の紛争に備えた兵器の保護と制御のために不可欠な技術もアピールすることになりそうだ。
パレードでは、戦闘機などの航空機、超音速ミサイル、水中ドローン(無人機)に加え、戦車搭載のセンサー、高度な早期警戒・目標捕捉レーダー、対空レーザーなどが登場する。表舞台に展示することで、潜在的な敵対国を威嚇して抑え込もうとする戦略の一環だと一部のアナリストは指摘している。
ロイターより
そういえば、ここで登場したレーダ、こういう奴だったのでは。

ところが、このレーダーの評価が最近、少々怪しくなってきた。
中国がイランに提供した防空網、米・イスラエルの空爆に歯が立たず信頼性低下に拍車
2026/03/08 08:03
イランに配備された中国製の防空ミサイル・システムやレーダーが、最近の米国・イスラエルによる大規模空襲を防ぐことに完全に失敗したことから、中国製の武器システムの実効性を巡る論争が深刻になっている。
~~略~~
3月3日の台湾Newtalk新聞など外信の報道を総合すると、イランは既存のロシア製防空網の限界を補完するため、中国の第4世代移動式レーダーシステム「YLC8B」などを導入し、首都テヘランをはじめとする主な戦略的要衝に配備した。中国は2016年の珠海エアショーでこのレーダーを初公開し、米国のF22やF35など現存の最強のステルス戦闘機を250キロ先から探知できる、と大々的にPRしていた。
これと共にイランは、中国が独自開発した新型の長距離地対空ミサイル「HQ9B」(紅旗9B)も運用している。
朝鮮日報より
残念だったね。
しかし、こうした中国製装備は、最近の実戦で全く力を発揮できなかった。イスラエルがおよそ200機の戦闘機を投入し、米国がB2ステルス爆撃機やトマホーク巡航ミサイルでおよそ1000の目標を精密攻撃している間、イランの防空網はただの1機も撃墜できなかった。
朝鮮日報「中国がイランに提供した防空網~」より
この事態、実はベネズエラでも似たような事が起きてしまっていて、「もしかして、役立たずなのでは」という認識が広がってしまったのだ。
静観しか出来ない
もう1つ気になるのが、現在のイラン情勢である。
焦点:孤立イランが報復、ロシア・中国が静観する理由
2026年3月6日午後 2:07
イスラエルと米国の攻撃によってイランは最高指導者のハメネイ師が殺害され、今やほぼ孤立無援の状態にある。長年の同盟国であるロシアと中国は、攻撃に対する外交的な非難と懸念表明しか提供していない。
ロイターより
ロシアはウクライナに派兵している関係で、余計な兵力を避けないという深刻な事情があるので手を出さない。艦隊も壊滅状況で、海上からのアプローチも不可能だ。もちろん、事態が発生して原油価格が高くなれば、ロシアは嬉しいので、無理をしないこともあるのだろう。
じゃあ、無傷のハズの支那は?
これに対し、ワシントン研究所のヘンリー・トゥーゲンンダット氏は「中国がさらに何かを行いたいと思ったとしても、戦略的関心や軍事資産を中核的な安全保障から移すことはないだろう」と指摘。その上で「中国が関心を持っているのは、外国での自国の評判だけだ。中国が関心を持っているのは台湾と南シナ海、そして米国と日本からの脅威と認識されているものだけだ」との見方を示した。
ロイター「焦点:孤立イランが報復~」より
つまり、天文学的な軍事費を投じていても、いざという場面で動くわけではない。
ロイターもは、「支那にとって有利になる可能性」といった見方も紹介しているが、その理屈は「将来の台湾に対するシナリオを考えるのに役立つ」らしい。意味がわからない。
色々な努力で支那の擁護をする人もいるようだが、この状況は支那にとって嬉しくはないだろう。
まとめ
結局のところ、習近平氏の本音はこういうことではないだろうか。
「俺に恥をかかせるな」
とはいえ、ここまで粛清を続けて軍の幹部を入れ替え続ければ、組織そのものが不安定になる。この路線がいつまで続くのか、少々気になるところではある。





コメント
人民解放軍からポッケナイナイを無くしたら貧乏しか残ろじゃないか!
銭ゲバ組織になっていますから、軍隊として機能するのかどうか。
紅皇帝は張又侠氏らを逮捕した1・24クーデター以来権力失墜し、国内で孤立。外交では大失態続き。最近こんなニュースが続いていました。
習近平国家主席「軍に二心あってはならぬ」全人代の軍会合で発言 軍に忠誠求める(産経3/07)
“日本は何の資格があって干渉するのか”中国外相、高市首相の台湾有事答弁に改めて反発(3/08)
紅皇帝は解放軍全体から支持を得られておらず、王毅さんは外交失策続きでメンツ丸潰れです。
いま支那共産党の中に、不穏な空気が漂っています。
去年の夏頃にはやはり何か大きな政変があったような感じがしますね。
トランプ氏を迎える3月に、どのような発信をするのかは非常に気になるところ。
やはり、経済が順調でないと統治は上手くいかないですよね。