ざけんな。
原発事故、現場主義で対峙 桐花大綬章の菅直人元首相
2025年04月29日05時07分配信
「私は現場に行き、実態を見て判断する性格だ。批判があることは理解していた」。民主党政権2人目の首相を務め、桐花大綬章を受章した菅直人元首相(78)は、2011年の東日本大震災や東京電力福島第1原発事故という未曽有の国難に、現場主義で対峙したと振り返った。
時事通信より
おかしなリーダーを担ぐと、有事に於いてはこういうことになってしまう。
受賞する資格のない元首相
受勲理由
桐花大綬章というのは、日本における高位勲章の1つで、「国家または公共に対し功労のある者」の中から、特に「旭日大綬章または瑞宝大綬章を授与する功労より優れた功労のある者」に対して授与される。
誰だよ、こんなの選んだヤツは。
震災発生翌日の3月12日に第1原発を視察。同15日に東電本店に乗り込むと、幹部がそろってモニター越しに対応している様子を目にした。「体を張って実態を調べることがあらゆる場面で必要だ。(当時の)社長や会長は危機感が決定的に欠けていた」と手厳しい。
時事通信「原発事故、現場主義で対峙」より
歴代首相の中で、この手の勲章を手にしなかったのは2人だけだと言われている。
一人は田中角栄で、もう一人は宮沢喜一である。田中角栄は起訴されて有罪判決を受け、上告中に亡くなってしまった。それで、内閣総理大臣を1年以上在任した人物には正二位・大勲位菊花大綬章以上に叙されることが慣例となっているにもかかわらず、有罪判決を受けていたからという理由で受勲に至らなかった。
宮沢喜一は受勲を固辞したまま亡くなってしまったため、受勲に至っていない。
つまり、こういった理由が無ければ受勲できるのが普通で、受勲しないのであれば相応の理由が必要と言う事になる。
菅直人が受勲した理由はその程度の話である。
現場の混乱を招いた男
さて、改めて指摘するまでもないが、菅直人が如何に愚物であったかと言うことについて、少しだけ言及しておく。
震災発生翌日の3月12日に第1原発を視察。同15日に東電本店に乗り込むと、幹部がそろってモニター越しに対応している様子を目にした。「体を張って実態を調べることがあらゆる場面で必要だ。(当時の)社長や会長は危機感が決定的に欠けていた」と手厳しい。
当時の行動を巡っては、かえって現場の混乱を招いたとの批判も少なくない。これに対しては「(東電の)社長らが(情報を)隠していた」と主張。説明に消極的な東電の姿勢が背景にあると理解を求めた。
「現場の混乱を招いた」という認定は、政府事故調査報告によってなされている。
あの時何が足りなかったのか ~官邸10年目の証言~
2021年3月10日
発生から10年となる東日本大震災と原発事故。 当時の政府の対応には、さまざまな課題が指摘され、国の危機管理のあり方が問われた出来事としても記憶に刻まれている。 あの時、危機管理の要、総理大臣官邸に足りなかったものは何か。そして教訓は。
~~略~~
重苦しい雰囲気が漂う沈黙がしばらく続いたあと、伊藤が「東京電力に最後まで頑張ってもらうしかないんじゃないですか」と切り出した。
最終的に隣室で仮眠をとっていた総理大臣の菅直人に判断を仰ぎ「撤退はありえない」という結論となった。 国民の生命を守るために、現地の担当者に命をかけてもらう。枝野は、重い政治決断だったと振り返る。
NHKニュースより
NHKによる当時の検証記事だが、随分と菅直人政権に寄り添った内容となっている。だが、この記載、一つ間違えると人権問題になりかねない話となっている。
「国民の命を守るため」に東電に撤退するなと責任を押しつけたわけで、下手すれば国家賠償の対象になっただろう。
「吉田調書」など公開 菅直人元首相は福島原発事故で何を批判されているのか?
2014/9/24(水) 19:53配信
東日本大震災直後に発生した福島第一原発事故。発生から3年半が過ぎた今も、多くの方々がまだ避難を余儀なくされ、現地では収束に向けた努力が続けられています。私たちはこの事故から何を学んだのでしょう。どうしたらこのような事故を二度と起こさないようにできるのでしょうか。
~~略~~
菅元首相は震災の翌日3月12日朝午前7時過ぎに、福島第一原発をヘリで直接視察。その後も何度か直接電話をしました。吉田所長はこれについて違和感を表明しています。 「何で官邸なんだというのがまず最初です。何で官邸が直接こちらにくるんだ。本店の本部は何をしているんだ」(吉田調書) 政府事故調の最終報告書でもこのように指摘されました。
「介入は現場を混乱させ、重要判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにつながりかねず、弊害の方が大きい」(政府事故調の最終報告書) また読売新聞は8月31日の社説で、「現場の状況を踏まえぬ菅氏らの過剰介入が、作業を遅らせ、士気を損なった。重い教訓である」と断じています。
Yahoo!ニュースより
政府事故調の最終報告書でも現場の混乱を招いたと指摘されているから、余程、酷い事態だったのだろう。
FIT制度
そして菅直人の所行で最も許せないのが、FIT制度導入である。
再生可能エネルギー発電で作った電力を、電力会社に強制的に買い取らせる制度で、その制度維持の為に再エネ賦課金を国民から徴収している。

電気を使う国民は大半なので、ほぼ税金に等しい。

再エネ賦課金は天井知らずで上がり続けており、今や年間2万円弱の額に上っている。

このサイトも巫山戯た解説を載せているが、まあ、政府がそう言っているのだから仕方がない。
再エネのコスト低減→電気料金の低下
再生可能エネルギーをさらに導入し、その比率を高めていくためには、再エネが経済的にもメリットのある電源である必要があります。近年の太陽光発電は、他の火力などの電源と同程度のコスト水準か、発電所によってはそれよりも安い電力を供給していますが、すべての再エネでそうなのかと言うと、残念ながらそうではありません。再エネという括りで見れば、まだ再エネは高いのです。
今の再エネを、自由な市場で他の電源と戦わせると経済的なメリットがなく負けてしまいます。そのため、国が電力会社に対して再エネ由来の電力を買うことを法律として定めることで、まだ競争力の低い再エネでも導入できるようにしています。これが再生可能エネルギー固定価格買取制度(通称FIT法)です。
FIT法を使って導入を促すことで、設置業者間の競争が生まれコストが低下していきます。実際に、太陽光発電はFIT法施行以降、10年前からは80%、5年前からは60%、3年前からは10%という劇的なコスト低下を実現し、国の方針も太陽光発電はFIT法に頼らない自立の方向にシフトしてきています。
火力や原子力よりも安くなった太陽光発電がさらに増えることで、将来的には電気料金の低下が期待できます。
エネマネXのサイトより
まあ、完全に嘘だ。電気料金の低下など期待できるはずもない。
再エネ賦課金を下げるために必要なことは、FIT制度を廃止することである。完全に電力を自由競争の市場にしてやれば、再エネ発電に勝ち目はない。「脱炭素」という付加価値も役に立たなくなりつつあるのだから、その判断が妥当なのだが。
そして、この制度を導入したのが孫正義とタッグを組んだ菅直人だったのだ。国民にこれだけ大きな負担を押しつけておいて、のうのうと受勲とは恐れ入る。
菅直人が政治家としてやったことは殆ど害悪で、一部評価できる部分もあるにはあるが、首相としては最悪であった。まさに悪夢である。
日本のトップは、あのような悪夢を国民に見せるようなことが無いようにして欲しいし、菅直人の負の遺産はとっとと清算すべきである。
最後に、狙ったわけではないのだが、トップになったらヤバイ人物を2連続で記事にしてしまったことをお詫びしておきたい。
コメント
日本の国政史上最悪の首相でしたね。
尚、史上最低は鳩山氏ですが。
周りにいた人たちもなかなか素敵でしたけど。
ボールぽんぽんで登場、自分は客だと威張って、その事を記事にしたらその社は潰すぞって言う人とか。
こいつってO157疫の時にカイワレ食ってパフォーマンスして何の役にも立たなかった男でありませんでしたか?