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支那「在留日本人に指導せよ」との説教、外務省は帰国するよう指導すべき

中華人民共和国ニュース
この記事は約5分で読めます。

そうだ!日本の外務省はしっかり指導しろ!

「在留日本人に指導せよ」 中国外務省

2025年05月14日19時20分配信

50代の日本人男性がスパイ活動を行ったとして中国・上海の裁判所で懲役12年の判決を受けたことを巡り、中国外務省の林剣副報道局長は14日の記者会見で、日本側が在留邦人に対し「中国の法律を順守し、犯罪活動に関わらないよう指導すべきだ」と述べた。

時事通信より

日本人が営業目的でも支那に行くことがないように、是非とも渡航情報を「危険地域」に指定し、行かないように指導すべきである。そして、在支那日本人には可能な限り帰国するように指導すべきである。

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行ってはダメ

スパイ行為で有罪

本件は、上海で拘束された邦人が有罪判決を下された件である。

中国 “スパイ活動”で拘束の日本人男性 懲役12年の実刑判決

2025年5月13日 22時58分

中国 上海で当局に拘束され、その後、逮捕・起訴された日本人男性に対して、中国の裁判所が13日「スパイ活動を行った」として懲役12年の実刑判決を言い渡したことがわかりました。

NHKニュースより

支那当局に拘束されたのは2021年12月で、逮捕・起訴され「スパイ容疑」で有罪とされてしまった。

だが、「何がスパイ行為に該当したか」は、明らかにはされなかった。

初公判で認められなかった総領事館の館員の傍聴が13日の裁判では認められたということですが、総領事館は裁判の詳しい内容についてはプライバシーの観点から明らかにできないとしています。

NHKニュース「中国 “スパイ活動”で拘束の日本人男性」より

領事館職員の傍聴は可能だったらしいのだが、残念なことに結局何が問題だったかは明らかにされていない。

4年+12年

支那の法律で有罪であれば仕方がないという方もいらっしゃるが、問題はそこではないのだ。

「スパイ活動行った」と認定…日本人男性に懲役12年の有罪判決 中国で4年前に拘束 日本大使館は早期釈放や人道的扱い求める申し入れ 中国・上海

2025年5月14日 水曜 午前1:06

4年前に中国で拘束された日本人の男性に対して、上海の裁判所は懲役12年の有罪判決を言い渡しました。

~~略~~

判決の詳細や、どのような行為がスパイ活動と認定されたのかは明らかになっていません。

判決を受けて北京の日本大使館は、中国政府に対して日本人の早期釈放や人道的な扱いのほか、司法プロセスの透明化を求める申し入れを行ったということです。

FNNプライムオンラインより

どのような行為が問題となり、どのように判断されたのか、司法プロセスもサッパリ不明だし、拘束されて4年、どのような取り調べを受けたかも不明。

更に、有罪で懲役12年の実刑判決を受けているが、刑量が適当なのかも判断が出来ない。

渡航安全情報ではレベル4にすべき

ここで、外務省の情報を紹介しておこう。

嘘ばかりだな。

いやいや、支那全域で邦人拘束のリスクがあることは、しっかりと指導しなければならないのだが、何一つ言及されていない。

(2)最近、中国各地で人の集まる場所(公園・学校・地下鉄等)やその近辺、路上において刃物によって襲われるなどの凶悪事件が発生しており、邦人が犠牲になる事件も発生しています。外出の際は不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意し安全確保に努めてください。また、特にお子さん連れの方は、十分注意して行動されるようにしてください。

外務省のサイトより

支那全域でリスクが高いのに、どうして全土レッドではないのか。

(5)中国では、「国家安全に危害を与える」とされる行為は、刑法、反スパイ法、軍事施設保護法、測量法等に基づき取調べの対象となり、国家安全部門に長期間の拘束を余儀なくされるのみならず、裁判で有罪となれば、懲役などの厳重な刑罰を科されるおそれがあります。2023年7月には「スパイ活動」への対策を強化する改訂法が施行され、また、2024年5月には中国国内の機関や企業による国家秘密の管理徹底を目的とした国家秘密保護法の改正が行われる等、「国家安全」に危害を及ぼす行為への対策を強化しており、注意する必要があります。 ●スパイ行為やその他違法活動とみなされる可能性がある行為の例 (https://www.anzen.mofa.go.jp/china_spy1/china_spy1.pdf
●改訂「反スパイ法」におけるスパイ行為の定義 (https://www.anzen.mofa.go.jp/china_spy2/china_spy2.pdf
●中国国家安全部が公表しているスパイ事案摘発等の例 (https://www.anzen.mofa.go.jp/china_spy3/china_spy3.pdf )  
詳細は、安全対策基礎データの「滞在時の留意事項」(10 いわゆる「スパイ行為」等)に掲載していますので確認をしてください。( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_009.html

外務省のサイトより

一応、こんな言及がされているのだが、この「事例」というのがねぇ。

スパイ行為やその他違法活動とみなされる可能性がある注意すべき行為の例

  • 中国政府の国家秘密、インテリジェンス等に該当するとされる情報(文書、データ、地図 等を含む)の取得、保有、持ち出し、国外の組織への提供
  • 「軍事禁区」、「軍事管理区」と表示された場所への無許可の立ち入り、撮影等
  • 無許可の国土調査。GPSを用いた測量、温泉掘削等の地質調査、生態調査、考古学 調査等に従事した地理情報の収集、取得、所有等
  • 無許可の統計調査、学術的なサンプル調査(アンケート用紙の配布等)
  • 軍事関係施設、国境管理施設、デモ等政治活動の撮影(スケッチも含む)等
  • 政治的とみなされる集会や行進、示威的な活動、ビラの配布
  • 非公認の宗教団体の活動、非公認の場所での宗教活動、無許可の宣教活動や集会等

※最近の行為のみならず、過去の行為についても調査や拘束等の対象になり得ま すので注意が必要です。

※携帯電話やパソコン等の通信機器は盗聴されている可能性があることを認識し、 SNSや電子メールのやりとり等も同様な状況にあることを意識して利用してくださ い。

アフリカ地域は、退避勧告が出ているレベル4になっている所が多く、ベネズエラがレベル3設定になっている。戦争中のウクライナは全域でレベル4。

支那はせめてレベル3相当にすべきではないか。

支那からのお墨付きもあったことだし、しっかりと指導して欲しい。

コメント

  1. 山童  より:

    しかし罪状も明らかにしないスパイ罪で次々と拘束されながら、なんで日本企業は撤収しませんかねえ?
    実は日本人いがいにも同様な事が行われ、
    外資はチャイナリスクから撤退しつつあると何かで読みました。
    習氏が経済立て直ししたいなら、外資や日本企業の撤退はマズかろうに。
    それとも毛沢東を目指し共同富裕を叫ぶ彼には、経済は二の次で「平等に貧しい30年前の中国」に戻したいのか?
    ありえねぇ…と想うんですがねぇ。
    ちなみに佐藤優氏は、シナ政府の策謀を認めつつも、CIAなどがエージェント(基本的にオフィサーでないエージェントは雇われで政府の正職員ではないケース多い)を多数送り込んでるせい…とは言ってました。
    これは陸幕二部、通称「別班」の存在について質問された時の答えですが。佐藤氏は
    「別班」の存在を半ば認めていて、その上で、「そのような非公式の組織に海外で活動させるのは少年探偵ごっこに過ぎず、それが逆に日本を追い込む口実になる」と、
    政府が非公認諜報機関を持つ事への警鐘として言ってた事ですが。
    (なら公式の諜報機関作ろうって言え!)
    別班が存在するか否かは知らんけど、若い頃に大手の商社員たちから話を聞いていたので、下手な政府機関より商社員は現地の情報を良く知ってるのを理解してます。
    なんせネクタイとワイシャツで山賊やゲリラの出る地域まで商売に出かけ、とんでもないコネと情報を持ってましたからね彼らは。国により…とくに中国のような「途上国(笑)」は、現場やワーカーの実情と、政府機関の言う事がバラバラで、ビシネスやるには裏取りが必要なんですね。
    その為に意図せずとも、シナの知られたくない「中国社会の実情」に触れてしまう事も多い。とくに地方政府は腐敗し切ってますから(北京もそうだけど)、中央(北京)へ知られたくない「経済の実情」を隠蔽する可能性が高い。
    するとビシネスマンに冤罪をかけて逮捕して、罪を「告白させる」ケースもある。
    「告白」しちゃうと、また腐った公安が手柄にデッチあげる。で、北京は「うん、スパイだ」と決めつける。
    もちろんシナの中央が意図的にやってるケースもあるのでしょうが、ローカルレベルで「北京に知られたくない情報」が多いので、地方政府の隠蔽工作で逮捕される事も多いと思います。
    胡錦濤時代には、地方政府の腐敗を暴く中国ジャーナリストもいたのですが、習政権になってから絶滅しました。
    すると、矛先は外国人に向かうわけですよ。公安は手柄が欲しいし、地方政府は北京に「嘘の成果」を報告してますから。
    中国の場合、冷戦時代のソ連のKGB(国家保安委員会)みたいのが徹底管理しているというより、共産党が腐敗して穴だらけだからこそ生まれる冤罪も多いと思います。

    • 山童  より:

      あーあ……死ぬまでに発掘された「三国志の曹操の墓」を見物に行きたかったけど。
      まぁ、諦めましたね。
      昔の仲間に止めろと言われました。なにせ俺らは、シナ軍に劣悪なスポット原油を売りつけた過去があるから。
      (でも水増ししたのはシナ軍でっせ!)