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アメリカの核施設攻撃が束の間の停戦を実現か → イスラエルが攻撃を指示

中東
この記事は約12分で読めます。

目まぐるしく変わる世界情勢は、ニュースメディアがついて行けていない状況のようだ。

「次はどうなってしまうのか」 アメリカの核施設攻撃に怒るイラン市民

2025年6月23日

「昼も夜も同じだ。身動きがとれないような気がする。一日中、そして一晩中、天井を見つめているだけだ」

「次に何が起きるのか、ずっと考えている。たえず不意を突かれて、驚かされている」

シャーラさん(仮名)は、身の安全を守るために名前を変更している。イラン国民のシャーラさんは、アメリカがイランの主要な核施設3カ所を夜間に空爆したことを受け、恐怖と怒りをBBCペルシャ語サービスに訴えた。

BBCより

BBCはイラン国民?のコメントを紹介して、アメリカに対する抗議の声を紹介している。だが、別の記事の追記に紹介した通り、トランプ氏のポストによって停戦交渉が実現したということが明らかになった後の話。誠に滑稽な話だ。

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停戦合意に至るか

カタールの仲介で停戦合意へ

さて、イランが強硬な態度を示している背景に、イラン経済がかなり疲弊しているという話を書いたが、これが宗教指導者の指導に下に行われている現実があって、そのことに不満を抱いている人もそこそこいるよということが関係していると思う。

そこにアメリカの地下貫通弾が撃ち込まれたわけだ。

イスラエルとイランの停戦、「永遠」に続く見通しとトランプ氏=NBC

2025年6月24日午前 8:57

トランプ米大統領はNBCニュースに対し、23日に発表したイスラエルとイランの停戦が「永遠」に続くと見込んでいることを明らかにした。

「停戦は無制限だと思う。永遠に続くだろう」と語った。

ロイターより

流石に正式発表前にぬか喜びするのはちょっと早いのだが、カタールが出てきているので確度は高くなったようだ。少なくとも停戦交渉が進んでいたことは間違いなさそうである。

イランが米提案の停戦に合意、カタール仲介 外交筋

2025.06.24 Tue posted at 10:16 JST

イランがカタール政府の仲介で行われた協議を受け、米国が提案したイスラエルとの停戦に合意した。この協議について説明を受けた外交官が明らかにした。

同外交官によると、米国のドナルド・トランプ大統領がカタールの首長に対し、イランとの停戦合意を仲介するよう要請した。これは、イランがカタールの米軍基地を報復攻撃したことを受けたものだった。

同外交官によれば、カタールのムハンマド首相が23日にイランの同意を取り付け、トランプ氏がその後SNSで発表したという。

CNNより

カタールはペルシャ湾に面する国家で、イランとは比較的有効な関係にあると言われている。

イラン、カタール米軍基地にミサイル6発発射=アクシオス

2025年6月24日午前 2:17

米ニュースサイトのアクシオスは23日、イランがカタールの米軍基地に向けてミサイル6発を発射したと、イスラエル当局者の話を引用して報じた。

ロイターより

そして、アメリカ軍の駐屯する米軍基地があり、今回、イランから直接的な被害を受けた国家でもある。

停戦合意をもたらしたB2爆撃機の攻撃

アメリカ軍がB2爆撃機を用いてイランの核施設を爆撃したのが22日のことなので、なんとも早い展開である。

なかなか大掛かりな作戦を成功させたアメリカだが、世界にその軍事力を見せつけたことに成功したけれども、イランの核施設の爆撃成功がイランの核開発力を奪ったこととイコールではない点には注意が必要である。

なお、この攻撃が国際法上不味いものである点は、前回も指摘しているのだが、余り褒められた話ではなく、イスラエル同様非難されるべき立場であることは一応改めて書いておく。でもこれによって、当面のイランでの核開発は困難になった。

イランの変節は有り得るか

昨夜、亡命を噂されていたハメネイ氏が出てきていないため、どう転ぶかはちょっと良く分からない。

イラン最高指導者、統治史上「最も悲惨な状況」に直面 専門家分析

2025.06.23 Mon posted at 16:11 JST

ランの最高指導者ハメネイ師(86)は、米国による自国の核関連施設3カ所への攻撃を受け、イランのかじ取りを担って以降「最も悲惨な状況」に置かれている――。米シンクタンク「カーネギー国際平和基金」の専門家がそんな見方を示している。

~~略~~

ハメネイ師は、米軍がイランの主要核施設を攻撃して以降、公の場で声明を出していない。先週の演説では「イランは決して屈しない」と強調し、米軍のさらなる介入は「取り返しのつかない損害」を招くと警告していた。

CNNより

ただ、現段階で既に停戦交渉が進んでいるということは、ハメネイ氏の指導が行き届かない状況か、或いは意見が通らない状況になっている可能性も否定できない。

が、この話が本当であれば、元皇太子のレザ・パーレビ氏の訴えも現実味が出てくる。

「イラン体制転換」が唯一の解決策=元皇太子

2025年6月24日午前 2:18

米国に亡命中のイランのレザ・パーレビ元皇太子は23日、中東地域の永続的な平和と安定実現に向け、現イラン政権の崩壊が必要と認めるよう、西側諸国に訴えた。

~~略~~

また、証拠は示さなかったものの、イランの統治体制は崩壊しつつあり、最高指導者ハメネイ氏とその家族、その他の高官らが国外逃亡の準備を進めていると指摘。「これはわれわれにとっての『ベルリンの壁崩壊』の瞬間だ。しかし、全ての大きな変化の瞬間と同様、危険をはらんでいる」と述べた。

ロイターより

この記事を見て、万が一コレが本当であれば今回の停戦合意に意味が出てくるのではないか?と、少々意見を変えた

悪の枢軸

どういうことかというと、アブラハム合意の存在である。

ハメネイ氏の指導の下、ガザのハマス、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派、シリアのアサド政権、イラクの人民動員隊などがイスラム教の影響を武力に基づいて広めようとしていたが、見渡してみると、今や何れも壊滅状態にある。

「アブラハム合意」とは何だったのか――UAE・バハレーンにとってのイスラエルとユダヤ

2023/09/01

約3年前、2020年8月13日にUAEとイスラエルの国交正常化合意が発表された。その1カ月後、9月11日にはバハレーンが国交正常化合意を発表し、同15日のワシントンでの調印式による正式履行を経てスーダンとモロッコもこれに続いた。当初はUAEとイスラエルの国交正常化を指していた「アブラハム合意」が、イスラエル、米国、一部アラブ・イスラーム諸国からなる一種のチームを指す用語としても使われ始めたのはこの頃からであろうか。

~~略~~

貿易や技術協力に関しては、これまで公式にはゼロだった関係からの積み上げになるため、大きな影響が生じるのは当然である。ただしここでは、UAE・バハレーンだけでなくイスラエル、またアブラハム合意の仲介役である米国も積極的な情報発信を行ったことが重要である。とりわけイスラエルには、アブラハム合意に加わることで得られる実利を詳らかにし、それを他のアラブ諸国に対する訴求力としたいとの思惑がうかがえた。

中東調査会のサイトより

アブラハム合意(2020年8月13日)による中東の交流を高める動きに対して、当時、イランは国教に反するという理由で抵抗した。その結果、イランは中東において孤立して、中核にいるイスラエルを潰そうとハマスを煽ったが、逆襲を受けてガザは今や壊滅状態となった。

つまりイランは非常に厄介な国家であるけれども、手足をもがれた状態であると表現できると思う。

結局のところこの流れは、アメリカが主導した外交交渉とそれに賛同した中東諸国と、それに対抗する軸をイスラエルやアメリカが武力によって戸別撃破し、最後の砦となっていたイランの核開発の中枢を破壊した状況だという風にも見える訳である。

体制変更までは

ただし、アメリカとしてはイランの弱体化は望んでも体制変更までは目指してはいないようだ。

弱体化したイラン、むしろ危険-NPT脱退し核兵器保有目指す可能性

2025年6月23日 18:55 JST

中東でここ10日ほどの間に起きた出来事で、イランの脆弱な安全保障体制と情報ネットワークの不備が露呈した。

~~略~~

一方、米政府はイランの政権転覆を目指していないと強調してきた。外国の体制転換を狙うような介入は、トランプ大統領の基盤支持層には受け入れがたい戦略だ。

しかし、トランプ氏は22日、「現行体制がイランを偉大にできないならなぜ変えない」とSNSに投稿。イランの体制そのものの変更が必要だと示唆した。

イランのペゼシュキアン大統領に助言していたこともあるエコノミスト、サイード・レイラズ氏は「国民のナショナリズムが体制の支えとなってきた。なぜなら、それ以外にないからだ。イランそのものが危機にひんしているとは私は思わないし、また米国側もそれを望んでいないと考える」と語った。

Bloombergより

Bloombergの解釈だと、「イランの体制そのものの変更が必要だと示唆」とはあるが、文脈から見て体制変更というよりは路線変更しろという意味合いの方が強い様に思う。

「イランは現状路線では保たないでしょ?」「もうちょっと穏健路線で行かないと先はないよ」と。

結局、反アブラハム合意のテロ組織にイランからの資金供給が途絶えたことが問題なのだろう。イランからの武器供与は様々な国に影響を与えていて、ロシア軍のウクライナ侵攻にもイランから供与された武器をかなり有効に使っていた。

支那に関しては前の記事で言及したが、原油の調達をイランに頼る部分が大きかったようだ。

ところがイランの締め上げが進んでしまうと、ロシアも支那も困ったことになってしまう。また、イランの求心力は衰えたとはいえ、他のならず者国家より真っ当な組織力のある国家でもある。

つまり、そこそこのところで対欧米路線さえ収めてくれれば、問題の根源は残るにせよイランに消えて貰うよりはマシという見方も出来る。甘いと言われるかも知れないが、完全消滅を狙うと寧ろ再び反撃の根を植え付けるだけなのだという意味である。

冒頭のBBCは随分とアメリカに対して批判的ではあるが、イランの方針転換さえあれば、ホルムズ海峡封鎖などというアホなところに至るより随分とマシとも言える。

アメリカの攻撃は、イスラエルがイランに対して大規模な空爆作戦を開始してから、わずか1週間余りで発生した。イスラエルは、イランの核および弾道ミサイル計画を(イスラエル)国家存続への脅威と位置づけ、その排除を目的としたと説明している。

イラン保健省によると、これまでに少なくとも430人が殺害された。ただし、実際の死者数はその2倍に上ると主張する人権団体もある。

イランは、イスラエルの都市にミサイルを発射することで対抗した。イスラエル当局によると、この攻撃で24人が殺害されたという。

イラン政府はこの1週間、インターネットへのアクセスを大幅に制限している。このため、現地の状況に関する情報の流通が妨げられ、家族への連絡も困難になっている。

BBC「次はどうなってしまうのか」より

そもそもインターネット封鎖をしなければならないような国状というのが、歪なのである。それをやっている支那やロシア、北朝鮮など見れば、真っ当な国家であると言えないことは明白だろう。

ハメネイ氏が出てきて全てをひっくり返す可能性は残っているものの、対欧米強硬姿勢の方針転換の確約が出来れば停戦合意の意味はあるのかも知れない。

追記

お、速報が出ているね。

イランとの停戦に合意 イスラエル首相

2025年06月24日15時25分配信

イスラエルのネタニヤフ首相は24日、イランとの停戦に合意したと明らかにした。

時事通信より

イラン国営テレビ 「停戦が始まった」

2025年6月24日 14時52分

イランの国営テレビは24日、「停戦が始まった」と伝えました。

トランプ大統領は、23日午後6時すぎ(日本時間の24日午前7時すぎ)、SNSに「イスラエルとイランが完全かつ全面的に停戦することで合意した」と投稿した際、この投稿からおよそ6時間後の日本時間の午後1時ごろにイスラエルとイランの双方が「最後の任務」を終了し、イランが戦闘を停止すると説明していました。

NHKニュースより

無事に着地したってことかな?イマイチ、信頼できないんだよね、両国とも。

追記2

おいぃぃ。いや、知ってたけど、知ってたけどさぁ。

イスラエル、イランへの攻撃指示 「停戦違反」主張 イランはミサイル発射否定

2025年6月24日午後 5:48

スラエルのカッツ国防相は24日、イランによる停戦違反があったとし、強硬な対応を軍に命じたと述べた。

これに先立ち、イスラエル軍はイランからイスラエルに向けてミサイルが発射されたことを探知したと発表していた。

ただ、イラン学生通信(ISNA)は、停戦発効後にイランがイスラエルに向けてミサイルを発射したという情報は誤りだと伝えた。

ロイターより

イスラエルはガザ地区に対してもやらかしていたので、驚きはないんだけどさ。じゃあ、イランはミサイルを撃ったか?ということが良く分かっていない状態で何か対応を決める辺り、こらえ性がないなぁ。

同氏は「米国大統領が宣言した停戦にイランが公然と違反しイスラエルに向けてミサイルを発射したことを受け、私は、停戦違反には強硬に対応するというイスラエル政府の方針に従い、IDF(イスラエル国防軍)に対し、テヘランの体制資産とテロインフラを標的にした高強度の作戦を続行するよう指示した」と述べた。

ロイターより

これだから中東は。

停戦合意後に撃ち込まれたミサイルらしいが……。もう何が本当なのか分からない。

追記3

新しい記事にしようかどうか迷ったけれども。

イスラエル国防相、イラン中央銀行を「テロ組織」に指定

2025年6月25日 18:19

イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は25日、イラン中央銀行を「テロ組織」に指定したと発表した。イランが支援する武装組織への資金提供を阻止することが狙いだとしている。

AFPより

うーん、場外乱闘の様相だな。一応、表面的な攻撃というのはなさそうなのだが、どうもイスラエルもイランもやる気満々というか、もはや狂犬のように映る。

イラン議会、国連核監視機関との協力停止を支持

2025年6月25日 16:47

イランの議会は25日、国連の核監視機関との協力を停止することを支持する決議を採択した。国営テレビが伝えた。これは、イスラエルと米国による核施設への攻撃があったとされる12日間の戦闘を受けた対応。

AFPより

イラン議会にしても、IAEAの査察など受け容れた方がメリットは大きそうなきがするのだが、メンツを重んじて突っぱねた感じだ。或いは、調べられたら都合が悪い可能性もあるが。

アングル:イスラエルのネタニヤフ首相、イラン攻撃「成功」で評価一変か

2025年6月25日午後 12:53

イスラエルのネタニヤフ首相は数カ月にわたる政治的混乱と戦争、支持率の急落などに翻弄されてきたが、今回の対イラン攻撃の成功で国内での評価が塗り替えられる可能性が高いと見られている。

ロイターより

イスラエルはイスラエルで、今回の攻撃は政治的色合いが強かったみたいなことを臭わせる辺り、ウンザリする。

今回の停戦合意も、本当に効果があるのかどうか未だ未だ不透明な状況だね。

コメント

  1. 山童  より:

    バーレヴィ国王の家族に戻ってもらって、立憲君主国家としてやり直したら?
    元は親イスラエル親米国ですから。
    UAEやサウジやオマーンやエジプトといったアラブ諸国とイスラエルと、それなりに協力関係を結べりゃ、あの辺りが安定して助かるし。
    まぁ、でも現体制を嫌う人と、反米な人の層が重なってると話は厄介。
    すると「追い詰めすぎると窮鼠猫を噛む」になる可能性があると。
    まったく難しく厄介な地域ですなぁ。
    あとカナンについて「聖書に出てくるから、あそこはユダヤ人の土地でイスラエル国てあるべきだ」とホザく、米国の福音派の連中も。んなことホザく前に、お前の国の保険制度なんとかしろや!
    と思いますけれどね。

    • 木霊 木霊 より:

      急いては事をし損じるので、変革は緩やかに穏やかにというのが望ましいですね。
      何しろ相手は強硬派ですから、力での現状変更は悪手だと思いますよ。
      特に、宗教の信者さんに理屈は通用しませんから。

  2. 山童  より:

    とか何とか言ってるうちに、イランがミサイルで停戦合意違反したから、ネタニヤフはイラン攻撃を命じたとか。
    こいつらホントに自制心てものが無い。
    とりあえずイラン攻撃で宗教勢力が与党連合脱退を止めたので議席の過半数超えは保持して、ネタニヤフへの解散請求は
    半年は延びた。(次回は半年後)
    まぁ、その間に……てことですか。
    米国が空爆したのは、イランとともにイスラエルを黙らせる為(核施設を破壊すれば継戦する大義名分が消失するから)と思ってましたが……それもネタニヤフは聞く耳を持たないようで。

    • 木霊 木霊 より:

      短時間で状況が二転三転するので、情報の信頼性を含めて判断は難しい事案ですね。
      イラン側もイスラエル側も信用出来ないというのが致命的であります。

  3. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    イスラエルとイラン、仲よくケンカしな、ですね(違

    >ロシア軍のウクライナ侵攻にもイランから供与された武器をかなり有効に使っていた。
    航空万能論GFさんの所で見ましたが、これが間抜けな話だそうで。
    ウクライナ侵攻は、生き馬の目を抜いてアメリカンクラッカーする勢いで兵器も戦術も進化(塹壕戦が復活するとは思わなかったけど)してますが、その戦訓をイランはまるで取り込んでなかったと。
    なので、自前のドローンをロシアに売るのはいいけど、自分が使う分は全くコンバットプルーブンされてない旧態依然の代物で、為に、イスラエルに良いように堕とされた、と。
    いやあ、驕れるものは久しからず……

    とはいえ、イランが墜ちたことで、ロシアの兵器供給源の一つが消えた……のなら、喜ばしいのですが……

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      仲良く喧嘩、というか「勝手にやってくれ」というのが本音ではあります。
      本音ではありますが、原油価格に大きく影響するので突き放すことも出来ず。厄介な連中ですね。

      イラン自身は、自国開発兵器を対策されたという情報をしっかりフィードバックできていなかったという面白エピソードですが、他山の石としておきたい話ですね。
      そして、イランがこういう状況なので、ロシアや支那に影響が出てくれると、もうチョット世の中静かになるかも知れませんね。

  4. 山童  より:

    わぁトランプ激怒してる!
    バンカーバスターでイラン核を一網打尽。わが国の技術は世界一ィィィィ!
    しかし……

    イラン「濃縮ウラン移しといたもん。効いてないもんねボク」

    イスラエル「奴らは事前に移動させてていた。問題解決になってない!
    またまだやるぞ!!」

    やっぱしねえ……ネタニヤフやハメネイが、相手のメンツを立てて終わらせるようなタマでないと思いましたよ!
    そこは相手を見誤ったトランプ氏の見当違いですね。

    • 七面鳥 より:

      横合いから失礼。
      バンカーバスターが致命傷になってない、という報道も出て、そっち界隈が「それ見たことか」と鬼の首取ったようですが……
      それも含めて(元々、核開発施設が地下100mであれば、MOP一発ではそもそも届かないのは分かっていたこと)、
      ・アメリカ:「なんとか致命傷で済んだニダ」で停めてやるから、お前ら停戦しろ。あと、移動させた核物質は当分追跡するから、二度と持ち込むな
      ・イスラエル:もう少し首狩りたい
      ・イラン:体制維持、敵は国土を踏んでない、我らが押し戻した、勝ちだ!
      という、微妙に意図がずれてるんじゃないかと……

      「このへんで手打ちにしないと、田畑がダメになって共倒れになる」って発想は、やはりわーくに独自なんでしょうかね……

      • 山童  より:

        ようちょっと首狩りたい…(爆笑)
        三方一両損でなく三方虚言癖なんすねえ。御指摘がまんま正解で、ブラックジョークにもならないのが怖い
        まぁ中東問題はずっと問題繰り越しでツモってきましたから。
        いまさら一朝一夕で解決はしませんやね。ウクライナはようやくEUが5%とか身を切る覚悟を見せてるんで、そのうち解決するかもしれませんが。中東はなんたかんだ来世紀まで持ち越すんでないすかね?

    • 木霊 木霊 より:

      この話に出てくる、トランプ氏、イラン、イスラエルの何れも情報として信用出来ないのが頭の痛い話です。
      疑心暗鬼になりつつも、注視していくしかないかなと。