支那は本当に面倒くさい国だな。
中台の歴史解釈巡る舌戦過熱化、頼総統の台湾「1つの国」発言が発端
2025年6月26日午前 10:21
中国と台湾の間で 歴史解釈を巡る舌戦が足元で過熱している。台湾の頼清徳総統の発言がきっかけで、これを挑発と非難した中国側は、既に自国領土になっている台湾への「侵攻」などあり得ないと言い切った。
ロイターより
台湾が独立国家であることは、もはや疑いようのない事実である。日本政府の立場としては支那との国交を結ぶにあたって台湾との国交を諦めているので、公式にそのように認定は難しいのだが、一方で現実を否定しても仕方がない。
支那の言う「正しさ」は事実とは異なる
化外の地、台湾
そもそも、台湾が支那の一部であった時代はなく、「化外の地」であったことは支那自身が認めている事実がある。
それ故に、台湾総統の頼清徳氏の発言は、至極真っ当である。
頼氏は22日以降に行った2回の演説で、台湾は「当然1つの国」であって、中国には法的ないし歴史的な領有権が存在しないとの見解を示した。
ロイター「中台の歴史解釈巡る舌戦過熱化」より
そもそも、共産党に台湾が支配された歴史は一度としてない。したがって、法的にも歴史的にも領有権は存在しない。
一方で、支那の王毅氏の認識は、スタートの時点で間違っている。
これに対して中国の王毅外相は25日に北京で開いた欧州各国の大使との会合で、台湾の与党民進党に対して「台湾独立に向けて可能な限りのことをやろうとしており、これは非常に危険だ」と警告した。
ロイター「中台の歴史解釈巡る舌戦過熱化」より
台湾は既に独立国家なのだから、今、「台湾独立に向けて可能な限りのことをやろうとしている」というのは、認識としておかしい。
歴史を書き換えようとする支那
そして、ちょいちょい歴史を改編しようとする支那は、日本に対してもおかしなことを言ってきている。
中国外相、歴史・台湾問題で日本けん制 関係改善で譲れぬ一線
2025年03月23日07時12分配信
中国の習近平政権は、石破茂政権発足後、日本との関係改善に前向きな姿勢を示している。だが、歴史認識や台湾問題では一歩も譲らない構えだ。今年は中国にとって「抗日戦争勝利80周年」に当たり、歴史と台湾を絡めながら日本へのけん制を続けるとみられる。
4年4カ月ぶりに訪日した中国の王毅共産党政治局員兼外相は、21日に石破首相と会談。中国外務省によると、「日本は歴史と台湾問題に関する重要な政治的な了解を確実に履行すべきだ」と述べた。また、22日の岩屋毅外相との会談では、「歴史を正しく理解することは戦後の日本が国際社会に復帰する重要な前提」だったと主張した。
今回の日本滞在中、王氏は繰り返し歴史と台湾の問題に言及。関係改善に向けて、過去の軍国主義への反省と台湾を中国の一部とする「一つの中国」の原則が、譲れぬ一線であることを改めて日本側に訴えた。
時事通信より
「歴史を正しく理解」と言及しているが、多くの日本人が誤解する表現であり、これは「支那共産党にとって都合が良い」=「正しく理解」という意味なので、特に史実に忠実に理解しろという意味ではない。
ソレが証拠に、「政治的な了解を確実に履行すべき」などと言い放っている。史実は政治的了解に左右されるものではない。
その上で台湾について、日本が「盗んだ」後で1943年のカイロ宣言で中国への返還が合意され、1945年のポツダム宣言でそれが確認されたと指摘。「だから事態は極めて明白だ。台湾は中国の一部であり、台湾が中国に戻されたのは第2次世界大戦の勝利の結果だ」と付け加えた。
ロイター「中台の歴史解釈巡る舌戦過熱化」より
盗んだぁ?
これまたおかしなことを言われる。
日清修好条規(1871年9月)では、「両国とも自国民相互の争いはそれぞれの国法により当該国の領事が裁判をおこない、日清両国民間の争いについては双方の官吏が協議して裁判する」ことを確認した上で、琉球漂流民殺害事件(1871年11月)の際に、日本国民が台湾人に殺害された点について「化外の地のことは知らない」と突っぱねたではないか。
これは当時、支那を支配していた清国が台湾に統治のために官吏を送っていたが、台湾原住民が日本人を殺害してしまった事件の責任を追及し、責任逃れをする為に言い放った言葉であり、日本側はコレを理由に台湾出兵(1874年)を行っている。
この件1つとっても、支那は台湾を統治などしていなかったし、支配権も及んではいなかったと言える。
日清戦争勃発
ちなみにその後、日清戦争(1894年~1895年)が起こり、支那が負けたことによって下関条約の調印(1895年4月17日)に至り、台湾、澎湖諸島、遼東半島が日本に割譲される。
「盗んだ」とは片腹痛い。
更に、1943年のカイロ宣言は、正式な条約などではなく、1945年のポツダム宣言の基礎となったとは言われているが、ポツダム宣言に参加したのは中華民国であって、その後成立した中華人民共和国(1949年10月1日に成立)とは関係のない話。
歴史を正確に理解するのであれば、台湾を盗もうとしているのは寧ろ支那共産党なのである。
ただし、それは彼らの言う「正しさ」を否定するものではなく、寧ろ積極的に肯定する類いの発言である。ソレが国際社会の認識とずれていようが、中華思想においては絶対的な正しさは常に中央にあるのだ。
つまり、言ってみればソレは宗教観を問うているようなものであるので、彼らに「ソレは間違いである」と指摘したところで意味はないのだ。そういう国家と付き合っているという認識はしておいた方が良いだろう。
コメント
こんにちは。
支那、及び支那文明の下流に属する所は、
・易姓革命で都合よく史実を書き換える
・都合悪いことは「あ~あ~聞こえない」で通る(と思ってる)
・基本「力の強いものは自分の我を通す権利がある、我が通せる=力が強い=正義」だと思ってる(だから易姓革命で『新王朝は正しい、旧支配者は悪』をすり込まねばならない)
ですからね。
もう、西側基準で、文章その他のエビデンスベースで「君が謝るまで殴るのを止めない」するしか。