近況は「お知らせ」に紹介するようにしました。「注意して下さい」もお読み下さい。
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選挙前に報じられる情報工作のニュース

政治
この記事は約8分で読めます。

情報工作ねぇ。今に始まった話ではないんだけれども、まあ、知ってた人は多いと思う。

日本にロシア情報工作の影 政府系メディアのX拡散3倍超、偽情報も

2025年7月2日 5:00 (2025年7月2日 19:00更新)

ロシアによる情報工作の影が日本でも広がってきた。ロシア政府系メディアの日本語のX(旧ツイッター)アカウントを分析すると、拡散数が1年で3倍超になった。日本国内から投稿するようになった様子もうかがえる。親しみやすい話題などでフォロワーを増やしつつ、ウクライナ侵略に関わる偽情報を流している。

日本経済新聞より

政治家の中にも工作員らしき人物が何人か思い浮かぶのだが、それはさておき、結構以前からこういった工作は行われていたと思う。今更記事になったところで。

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情報工作は珍しくない

報じられたスパイ案件

工作員で有名なのは支那と北朝鮮だが、ロシアも昔から情報工作をやっていた。当然、SNS上の情報も工作されていても不思議ではない。

日本人に成りすまし30年以上 アジア系ロシア人のスパイ疑惑浮上

2024/11/9 08:00

平成9年、アジア系ロシア人の男が、昭和40年ごろに失踪した福島県の男性の身分を乗っ取って成りすます「背(はい)乗り」で30年以上にわたり諜報活動を続けていた疑いが浮上する。男はロシアのSVR(対外情報局、旧KGB)に所属していたとされる。

男は男性の名前で翌41年に東京都内の貿易会社に就職。海外出張と称して国内外を行き来し、政治、経済、軍事の情報を集めたとみられる。事情を知らない日本人女性と結婚するなど、表向きは日本人商社マンとしての人生を送っていた。

産経新聞より

これは去年の記事で、あまりメディアは騒がなかった気がする。産経新聞は「過去の事件」として記事にしていたようだね。

公安部は偽のパスポートで出入国したとして男を国際手配したが、男は中国・北京に出国したまま日本に戻らず、公安部は20年、旅券法違反などの容疑で、氏名不詳のまま男を書類送検した。

産経新聞「日本人に成りすまし30年以上」より

そして、これが記事になったということは、即ち、もう逮捕は絶望的だという意味でもある。そして、支那に逃亡しているというから、何らかの関係が疑われているのだろうが……。こんな話はたくさんあるのだ。有名なのは辛光洙事件だが。

拡散は効率よく

日本経済新聞は、冒頭の記事以外にも幾つか似たような記事を出しているのだが、肝心の中身はよくわからないので別の記事を引用しておこう。

ロシアのSNS工作に対処と米当局 1000件近くの「ボット」アカウント

2024年7月10日

アメリカの司法省は9日、ロシアから実行されている人工知能(AI)を活用した情報工作に対して措置を講じたと述べた。これには、アメリカ人を装った約1000件のソーシャルメディア・アカウントが絡んでいたという。

X(旧ツイッター)上のこれらのアカウントは、親ロシア的なニュースを広めるために作られたが、プログラムが自動投稿する「ボット」であり、実在の人間ではなかった。

BBCより

これはBBCが去年出していた記事で、ボットがロシアの情報工作に利用されていたよという話である。まあ、特に驚きもない。

米司法省は、ボットアカウントに関連する電子メールを発行するために使用されていたウェブサイト2件を押収。また、Xに対し、捜査当局がボットであったとするアカウント968件関連する情報を提出するよう命じた。

裁判文書によると、アカウントの作成にはAIが使われ、ウクライナ戦争を中心に、親ロシア的な話題を広めたという。

BBC「ロシアのSNS工作に対処と米当局~」より

アメリカはロシアの工作員が大統領選挙にも関与していた疑いがあると見ていて、大きな影響が出たかは不明だが、実際に幾つか工作の跡があったと報じられていた。今のところ、アメリカの司法は結果を歪めるほどではなかったということらしいが。

米司法当局、ロシアの情報工作を摘発 プーチン氏側近が関与か

2024/9/5 11:29(最終更新 9/5 22:30)

米司法省は4日、ロシア政府が11月の米大統領選に干渉するための情報工作で使用していた32のドメイン(インターネット上の住所)を差し押さえたと発表した。発表によると、プーチン露大統領の側近のキリエンコ大統領府副長官が工作を統括し、メディアを偽装して、ウクライナ侵攻などを巡ってロシア寄りに米世論を誘導しようとしていた。

毎日新聞より

どこもかしこも情報戦に苦戦しているということか。

韓国のスパイたち

そうそう、こんな記事もあったので、面白い読み物として紹介しておこう。

東京の『韓国大使館』には20人の「スパイ」が送り込まれている?“韓国のCIA” 国家情報院は日本で何を探っているのか

2025/06/29 12:00

情報機関は国を守るための重要な組織であり、世界各国が独自の組織を持っています。

米国では対外情報機関として中央情報局(CIA)、防諜機関として連邦捜査局(FBI)を持っています。英国の対外情報機関は秘密情報部(MI6)で、防諜機関は内務省保安局(MI5)です。

ロシアは、対外情報機関の役割を対外情報庁(SVR)が担い、防諜機関として連邦保安庁(FSB)があり、中国の国家安全部と公安部(警察組織)も同様の関係です。

これに対し、韓国の国家情報院(国情院)は、対外情報機関と諜報機関の2つの役割を担った巨大組織です。

国情院は日本にも要員を送り込んでいますが、その活動内容についてはこれまでほとんど知られていませんでした。

東洋経済より

国情院はKCIAと呼ばれる韓国の情報工作機関である。当然、公然と各国に諜報活動を行う職員を送り込んでいるが、合法的な活動をしている(ことになっている)。

共同通信の記者が書いた内容としては中々ぶっ飛んでいるが、間違ったことが書かれているわけではない。

最も多いのは、日本との同盟国であり在日米軍が存在する米国の情報機関で、次いで中国、さらに韓国やロシアが続くと考えられる。

だが、人口規模や国力を考慮した場合、韓国は日本に情報収集のため、多くの人員を割いていると言えるだろう。

先に述べた通り、日本に駐在する国情院の要員は総勢約20人と推測され、全員が外交官として勤務している。

東洋経済より

対外交策機関として外国に人員を送り込んでいる国家は意外に多い。アメリカは日本の同盟国ではあるがCIAの人間を送り込んできている国家でもある。同じことをやっているのが韓国で、割と力を入れている、それだけの話ではある。

だが、彼らの仕事は祖国に利する為のものであって、日本にとって利益のある行動であるとは限らない。場合によっては情報工作を仕掛けていることもあるし、実際、韓国に都合が良いように情報を操作し日本の政策を歪めることに繋がるケースもある。ロビー活動の手助けもやる。

そういった活動をネットでやってはいけないという法律はないので、当然ながらやっているだろう。そう、それがロシアの手で行われようと、韓国の手で行われようとアメリカの手で行われようと、情報工作には違いないのだ。

選挙前の情報工作

さて、こういった「情報工作」そのものは、各国熱心にやられており、その一方でその影響を受けると民主主義の形が歪められるとされているのが選挙だ。

与野党協議会 参院選前に“SNS上で偽情報など拡散防ぐ改善を”

2025年6月27日 14時26分 

選挙運動のあり方を議論する与野党の協議会は参議院選挙を前にメッセージを発表し、SNS上で偽情報やひぼう中傷が拡散しないよう運営事業者に対し、改善の努力を求めました。

メッセージは27日、与野党の協議会のメンバーが記者会見で発表しました。

それによりますと、SNS上での偽情報・誤情報の拡散や、当選の意思のない候補者がほかの候補者を応援するいわゆる「2馬力」の行為について「民主主義の根幹をなす大切な選挙の公平・公正を阻害するものだという問題意識を共有した」としています。

NHKニュースより

しかし、情報に貴賤はなく、人は見たいものだけを見る。

情報過多な昨今では、「多くの人が支持している意見」が正しいと思いがちである。が、情報は少なくても問題であり、多すぎたら駄目とかそういう話とはちょっと違う。

デマ情報というのは、一体どこからがデマでどこからが事実なのか。真実を含まないのか。

そのうえで「今のSNSはアテンションエコノミーと呼ばれ、注目を得ることが経済的利益に直結するので注目を得ることが重要になる選挙との相性がよい。しかし、アテンションエコノミーと過度に結び付いた選挙は必ずしも公正なものとは言えず、合理的な投票行動を妨げる側面もあるので、一定の規律は必要になってくる」と指摘しました。

NHKニュース「与野党協議会 参院選前に“SNS上で偽情報など拡散防ぐ改善を”」より

SNSにおいて、「目立ったやつが勝ち」という傾向があるのは事実だが、そのことと「合理的な投票行動」は無関係であるように思われる。目立つ意見が真実かどうかという問題はあるが、それは受け取りて側の問題と言える。

とはいえ、受け取り手に全て委ねるというのはなかなか無理がある。……のだが、それが民主主義のコストでもあるんだよね。問題は、比較的こういった情報統制によって人々が影響され易いということだ。

そういうところを踏まえて、政府としても「選挙に何らかの規制を」ということを考えたのだろうけれど、実現は難しいぞ?表現の自由とのバランスは結構大変で、「誰が見てもNG」というのを選挙期間中に止めなければならない。それを誰が判断するんですかねぇ?という部分も含めて、即時アウトだけを対策できるようにするという話になるんだと思う。

コメント

  1. 山童  より:

    はっはっはっ!
    記事を読んで、7/5の与太話を政府がマトモに対応した理由が解っちゃった😂
    んなもん政府の皆さまは相手にしてなかった!
    要するに「SNS規制したい」んでしょう? こんなデマを流す奴がいるから、経済的に不利益を被る企業も出る。
    だからSNS規制しろ!とね。
    まぁロシアなど特に「認知戦」を仕掛けているし。ウクライナも戦争前にはゲームソフトのMOD作成とか主な外資稼ぎ手段の一つでした。ゲームとか観ていると、実は「認知戦」を仕掛ける武器になるの良くわかるすね
    そこからいくと「規制も仕方ない」とは想うですね。そもそも選択のアルゴリズムが完全なブラックボックスなのも、それは「兵器」になるからでせう。
    戦争が物理的空間で終わらない現在なので、私は「規制」に疑問はあれど、仕方ないとも思ってるです。

    • 木霊 木霊 より:

      噂だけで商品の売り上げが大きく変わりますから、SNSだけでなく報道全般に情報の在り方を検証する相互干渉をやって欲しいところ。
      正直、蝗の群れみたいに、餌があると見たらあっちこっちに飛びついで食い散らかす。その後のことは知らないみたいな姿勢は、本当に嫌なんですよね……。

      表現の自由も大切ではありますが、正確性を欠くような情報はさっさと駆逐されるようなシステムができないものか。

  2. 山童  より:

    認知戦を考えてゆくと、規制がくるのも仕方ないかと。ロシアや中国がNETの世界でやってる事を思いますが、もともと紀元前から行われてる。
    聖書の持つ物語がそうですな。もともとユダヤのローカル宗教の経典なのですが。ダイナミックなストーリー性ゆえに、中東や西アジアの土着信仰を揺さぶる。その結果として、ゾロアスター教とかマニ教とか聖書の物語を吸収しながら
    2次創作みたいな宗教を作ってく。
    別に彼らを貶める気はなく、ただ聖書の持ってる物語性が魅力的ゆえに、東方の文化が自己防衛的に吸収したのですが。
    その完成形がイスラムのシーア派なんでしょうけれど。それ古代からあるオリエントの宗教文化をぶち壊して洗脳していった。日本なら縄文を母胎に独自の文化があるでないすか。
    それを壊して支配圏におきたいなら、デカい物語を与えて、そこに相手の文化を引き込むのが有効って事です。
    異世界なんとかもののアニメやゲームが
    「キリスト教のない中世ヨーロッパ」
    一択なのも、戦後の米国の文化侵略が上手く行った証拠で。キリスト教は普及しなかったけれど、キリスト教文明的な価値観をすり込むのには成功してる。
    都市伝説でもオカルト話でもそうで。
    本来ある民族的な地盤を壊していくには、認知戦にサブカルとかから侵入してゆくのが成功率高い。
    シナが上手く支配圏の統治に上手くいかないのは、腕力と金たけで、ブリカスやアメ公みたいに、時間かけて文化的浸透させてゆく技がないから。
    ポリコレ問題にしても侵略でせう?
    これから!この種の相手の価値観を侵食してゆく認知戦は、生成AIの発達とともに進行するでせう。そこで独自性を保とうとするなら、ある種の規制は仕方ないんですよね。

    • 木霊 木霊 より:

      そういえば、聖書にも認知戦みたいな話は結構登場していましたね。
      というか、宗教そのものが人の認知に働きかけるものですから……。

      先日、七面鳥さんが紹介していた「チ。」を見始めましたが、何というか、話が進むごとに気分が悪い。
      日本のアニメはこんなの作るから(褒め言葉)。

  3. 山童  より:

    ある意味においてアニメ化や映画化された「ゴールデン・カムイ」など非常に危ない。アイヌ族のヒロインの親父が、たしかロシアの極東民族のナントカで。
    実際にシベリア流刑されていた政治犯には、ポーランド系ロシア人など多くて、
    ポーランドへの抑圧を躱す為に、北海道に目を向ける革命家はいた。
    それらの歴史を上手いこと捏造加工されると、北方領土どころか北海道まで、
    「ロシアの少数民族から日本人が奪った土地だ!」みたいな洗脳や口実になる。
    それはヤバいでしょ?
    クリエイター側的な視点で、この規制の良し悪しを、木霊様やフィクション創作している七面鳥様に聞いてみたいですね。明らかに私の意見は言論の自由にはんするものですが、長い目で観て、文化的な価値観を壊されていくことは、支配に繋がると言う事は、戦後の日本とアメ公をみていても解るかと。

    • 七面鳥 より:

      呼ばれて飛び出て以下略。

      規制。
      「何事も、一度線を引いて区切ると、そこを基準に新しい中間線が引かれてまた切り捨てられる。その繰り返し」
      って意味のセリフが、「GATE」のシーズン2だっけか外伝だっけかにあって、まさにそれ!と思った次第です。
      似たようなものに、十二国記の短編で、革命で愚王を退けた政権があまりに「清く正しい」政治を求め、大多数の愚者は居所を無くす、それを憂いた王弟の箴言を新王が退け、王弟を……ってのもありまして。
      元の田沼の濁り恋しき、にならないといいですよね、ってのが隠さざる本音であります。
      ※なにしろ、昭和の倫理観のオッサンですから……
      情報を規制するのではなく、使い手側を教育する方が正しいと思ってるのですが、それが一番難しいのですよね……ここに居る皆様みたいに、自分であちこち情報取りに行って比較検討する猛者ばかりではないですから……愚民ほど、誰かの口車に乗る、ハレー彗星見て自転車のチューブ咥える故事から学びなさいと言っても、愚者はそもそも聞かないですからね……

  4. 山童  より:

    認知戦の事例として、北海道の某駐屯地には巨大な地下壕があり(巨大ではないがあるにはある)、
    そこに「黄金の零戦😂と財宝が隠されている」という都市伝説あります。
    重量1トンだから飛翔力あった零戦を黄金てわ作る理由が解らんけど😂
    しかし、こういうのはヤバい!
    何故ならプーチン政権は未だに「ロマノフ家の五百トンの金塊を日本軍が奪った。返せ!」と弁償を求めています!
    彼ら的には、それを後の満洲国の建国資金にして、残りを終戦時に秘匿した!なんですけれど。
    現実論としてシベリア出兵で撤退前に、
    東シベリアで紅軍と交戦した日本軍支隊は100人足らずです。その人数でどうやって500トンの金塊を運ぶんだよ?
     なのですが。
    実際、上杉一紀というジャーナリストが、「ロマノフの消えた黄金」という著書で、当時の国際取引銀行の帳簿などきちんと調べて「奪ってない」は証明してるんてすがね。
    彼等はソ連時代から一貫して「ヤポンスキー奪った。返せ」なんですよ。
    こういうの付け込まれると、こちらの歴史観まで崩される理由です。

    • 山童  より:

      訂正)紅軍→赤軍パルチザン

    • 山童  より:

      同様に1カラット以上のダイヤ数万粒も奪ったと主張してます。
      日銀の保管庫にある備蓄ダイヤをGHQが調べていて、その過程で米軍将校による着服があった。その着服事件でマッカーサーが徹底調査してるんですよ。
      シベリア出兵で奪ったダイヤなどあったならば、マッカーサーによる徹底調査の時に出てこない訳がない!
      この話、埋蔵金マニアではとっくにガセとされてますが、何故か都市伝説界隈で再燃して、プーチンを焚き付ける燃料に繋がってる!

  5. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    選挙、「消去法で選ぶ」しか無いと思ってますが、どこで読んだか「一番マシなバカを選ぶ」と書いてあってはっしと膝を打った次第。
    賛成党ちがう参政党の瞬間最大風速がどこまで行くかが、個人的には見物です。
    あと、なんとかして公明を潰したい。
    立民?「銀魂」の蓮舫回を再放送してもらえないかな……

    >山童様
    「金カム」ですが、「まっとうな」アイヌ文化の啓蒙には凄く役に立っていて、領土問題とかこれっぽっちも触れてないという、そのあたりが我々オタに受けが良いのだと思ってます。
    補助金お代わり族の温床の「ウポポイ」なんぞとは比べものにならないくらい。

    ※「金カム」「鬼滅」「はいからさん」がほぼ同時代というか完全に時期がかぶってるのが、なんとも大正ロマンでよき、と思ってます。

    • 山童  より:

      自民党対策なら、自民党のどの連中に標的を定めるかだと思います。
      自民にはリベラル派も保守派もいる。
      すると、
      ①戦術的投票
      その地区の議員の「議席を食う対立候補党」に入れてやると。
      これは自民の議席を脅かすという「戦術」で。当然に入れる党は、野党で議席が多い野党という事になる。
      自民党リベラル派を揺さぶりたいなら立憲民主。自民党保守派を揺さぶりたいなら維新となる。またこの場合、参院での自民獲得が50議席を割ると、ガソリン税の時のように衆院で可決した法案を、参院でひっくり返す事が出来なくなる可能性が高い。少なくとも石破政権には致命的でせう。

      ②戦略的投票
      政治家の仕事は法案を作る事です。
      現況、右だろうが左だろうが、霞が関とつるむ政治家や、連合とつるんでる政治家たちには「出せない法案」ある。
      ぶっちゃけ参政党すかね。
      で、彼ら党首が公約した「スパイ防止法」の法案提出まで行っても、少数派ゆえに廃案になるのは間違いない!
      しかし! それは「世論喚起」させる。
      とくに保守派もリベラル派もシナに買収された連中が多いし、マスゴミは言うまでもない。絶対に大々的に潰しにくる。
      でも、やつらの大声戦法は、NETで「世論喚起」させる起爆薬にもなる!!
      ここで「政党やマスコミは普通の市民の声を無視してる!」という「不満」を膨らませれば、参院議席の残り半数が入れ替わる3年後、もはや自公は過半数は取れなくなる!!
      つまり戦略的に観て「世論喚起」して、
      3年後の崩壊を目論む。この場合は瞬間最大風速としての参政党かな。
      私の場合は、①を取ろうにも、自民党保守派と議席をバッティングする維新が、投票地域での人気が無い為に無効票化してしまう。その為に②の参政党でした。
      ジャンボタニシの連中に投票方法は忸怩たる想いがあるが、この場合は私の思想や好みとは切り離して「戦術・戦略」として捉えるべきと考えました。
      もしもご参考になればと、あえて記しました。では。

      • 山童  より:

        公明については時間を待てば自壊します。三世以降の学会員は信仰に興味がない。在日半島人と違い、信仰でしか他の日本人と隔てるものが無い。良し悪しは別に彼らは宗教というよりも「コスパの悪い組織」は嫌い。信心すれば…とか二世に言われても、その大半を占める自営業者とかに信仰のメリットがないの観てる。自分の時間ばっか、忠誠ばっか取られて見返りもない。
        どんどん離脱する連中が増えてる。
        そして公明党に入れる二世までは鉄板の票田!これは動かない。
        ただ…故石原慎太郎著「巷の神々」を読むと解るけれど、戦後の新宗教はどこもそんなもん。あそこに書かれたカルトは高度成長あってこその拡大してきた。甲子野球を支配していたPL学園も母胎のPL教団も、今や陰も見えない。それはあの教団がは終わりの始まりで、どこの新宗教も同じ流れに沿ってる。
        団塊世代と共に左翼が形骸してゆくように新宗教は衰退の一途。
        ただ団塊世代にしつこい左翼老人が多いように、2世は死ぬまで組織票をまとめ続けるでしょう。
        そこは放置して消えるのを待つしかない。それなら公明を的にかけるより、そことひっついている自民党の保守派の議席を潰す方が効果的と思いますよ。

        • 山童  より:

          昔のビジネスのツレに、
          「休眠宗教法人株かわね?」と勧められますからね。
          それこそゾロアスター教とか言わん限り、仏教、神道、キリスト教、道教となんでも揃います。日本の宗教てのがそういう状況でしてね。
          宗教を地盤にした勢力を的にするのは非効率です。

        • 山童  より:

          二昔前は票集めと銭を出してやれば、繁忙期にあぶれ者の若いのを集めてくれましたけど。
          地区の顔役もそういう力を失ってる。こっちも氏子総代の家なのを知ってるから勧誘もないしねぇ。それで付き合いをやめてますよ。都市部は違うんでしようけれど、相対的に力を失ってるのは解りますな。

          • 七面鳥 より:

            勉強になります。

            とは言え、七面鳥は「臥薪嘗胆」のクチなので、「恨みはらさでおくべきか」で立民には絶対に入れない、と誓いを立てております。
            国民民主は、もう四半期前の勢いの影も形もありませんな……
            「死にゆく公明、まだイキる自民に赤猫走らす」にならないと良いのですが、いっそ公明にひっつく連中ごと沈ませるのも手だとは思いますが。

            あとは(個人的にはあまり好きではないけれど)参政党が投票日まで勢いを維持出来るかどうか。

            自分以外がどんな選択をするのか、興味津々でありつつ、非常に怖い選挙でもあります。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      マシなバカを選ぶという話は本当ですね。
      どうしても100%賛同できる政策を掲げているところはないのですから、一番マシなところを選ぶようにはしています。
      ただ、僕自身はどうしても実現可能性まで含めて見ていますから、与党有利になっちゃう感じではありますね。政党ではなく個人に投票するように心掛けていますが。

      • 七面鳥 より:

        >政党ではなく個人に投票する

        二階の息子とムネオは何とかしたいところです。ホントに。