驚きのニュースが報じられた。
CIAが自民党に資金提供…河野洋平氏が文書非公開を要請 過去最大の「政治とカネ」問題、今春公開の米機密文書から探る
8/5(火) 8:11配信
米中央情報局(CIA)が1950~60年代の草創期の自民党に巨額の資金提供をしていたと米有力紙が94年に特報後、当時の河野洋平副総理兼外相(同党総裁)が、モンデール駐日米大使に資金提供に関する公文書を米政府が公開しないよう要請したと、今春機密解除された米公文書に記録されていたことが明らかになった。
西日本新聞より
アノ、河野洋平が外国から金を貰っていた疑いが?!……あまり驚く話でもないな。
ただ、支那のエージェントなのか、アメリカのエージェントなのかという違いだけで。国益を守る政治家だったとは誰も信じていないから。
みんな大好きスパイの世界
CIAの暗躍の噂
アメリカ中央情報局(CIA)の暗躍は、割と聞く話。今回の報道はアメリカの公文書に記載があったという話なので、情報の正確性については高いと思う。情報の取り扱いには注意しなければならないと思うが。
アメリカでは一定期間を経た機密文書は順次公開される制度がある。近年ではケネディ暗殺事件関連文書が公開され、CIA関与が示唆されたと話題になった。

公開された情報によって知られている事実が覆るようなことはなかったが、CIAが関わっていたことが明らかにされて、話題を呼んだのだ。
そんなわけで、今回のこの話もちょっと気をつけなければならないと思うけれども、CIA日本支部が存在していたことが明らかになった。
各国の諜報機関
CIAの行動原理として、反共工作というものがある。共産主義の台頭や勢力拡大を抑えるために行われた、外交、諜報、軍事、経済、文化を用いた様々な介入行為だ。
当時は東側の組織としてコミンテルンがあり、それを源流とした組織としてKGBやらGRUやらシュタージやらがある。こういった諜報機関に対して工作をするというアメリカの機関がCIAでイギリスがMI6、カナダのCSISなどがある。
まあ、この手の諜報機関は各国が持っていて、寧ろ日本が例外になるんだけどね。
諜報機関のない国の政治が、どうなるか──まあ、今のこの有様だ。
「政治と金」と言いたいメディア
そんな重大問題にもかかわらず、メディアの扱いは相変わらず「政治とカネ」の枠に押し込もうとしている。
政治資金規正法は48年に制定され、外国から資金提供を受けることを禁じた。CIAによる自民党への資金提供は、まさに戦後最大の政治とカネの問題と言える。
西日本新聞「CIAが自民党に資金提供~」より
違うとは言わないけど、そんな話は幾らでも転がっていたからこそ、今はそれをクリーンにするために政治資金規正法ができあがっている。
そして、その抜け穴を利用したと騒いだのが先般の自民党の政治と金問題なんでしょうよ。だけど、たかだか200万とか300万とかそういうレベルで騒ぐほどのことか?と、疑問に思う。
もちろん庶民にとっては大きなお金なのだけれど……、その程度のお金で政治的に一体何ができるのか?を考えると実にショボい話。良いとは言わないけど、騒ぐ話でもないんだよ。大体、不適切に使われたと言うより、政治資金規正法的には不記載が問題なんだから、何に使ったか書けば終わり。
多くの政治家は訂正しているので、一体何が問題だったのかサッパリ分からない。
自民 参院選の敗因分析の「総括委員会」 有識者から聴き取り
2025年8月6日 20時27分
自民党は、参議院選挙の敗因を分析する「総括委員会」で、大学教授などの有識者から聴き取りを行い、政治とカネの問題で石破総理大臣が刷新感を打ち出せなかったことが影響したといった指摘が出されました。
NHKニュースより
未だに自民党の敗因が「政治と金」と寝ぼけたことを言っているが、そんなこと欠片も考えてなかったからな?
自民党を選ばなかった理由は簡単で、自民党員に投票した結果の未来に希望を持てなかったからだよ。そして、それは税制に大きく関わっている。
アメリカが日本の政治に大きな影響を
っと、話が少し逸れたが、「政治と金」というフレーズを使って、問題を矮小化させてはいけない。
「東京支局の公式認定」と題した96年3月作成のCIA関連の文書である。今春、トランプ政権が全面公開したケネディ大統領暗殺に関する機密文書に含まれていた。
西日本新聞「CIAが自民党に資金提供~」より
日本の政策がアメリカの工作機関によって歪められていた可能性が出てきたという話で、これは完全にスパイ事件なのである。
「日本に対して武力を行使させる」という要件にあたらないので外患誘致ではないにしても、外国との通牒まではやっていたということだからね。
というか、河野洋平と言えば河野談話でも有名な政治家である。支那のエージェントではないかと言われていた時代があったが、実際にはアメリカのエージェントでもあったという疑いが出てきている。二重スパイかな?
日本政府の官房長官を務めた人物がコレというのは、中々のインパクトがある。
歴史は修正されつつある
今回の情報公開は、戦後日本政治の「正史」とされてきた部分に、大きな疑問符を投げかけるものである。
米国主導の「反共体制」は、ただの防波堤ではなかった。日本の政治は、金と情報で支配されていた。
「戦後レジームからの脱却」などと威勢よく言った政治家がいたが、結局のところ、その構造を最も利用してきたのは自民党自身だった。
「日本の政治は、本当に日本人の手で動かされていたのか?」そう問い直すところから、民主主義は再スタートすべきかもしれない。
無邪気に日本の政治家は日本のためだけに働いている、などと信じている人はそう多くは無いかも知れないが、結果的に日本の利益になるのかは重視していかねばならない。
そして、今回のこの話で重要なところは、スパイの影響があったかもしれないと騒ぐことではない。日本にそうした重要な組織が存在しないことこそが問題なのだということを、認識することだ。
敢えてコレに近い組織を探せば公安調査庁とか内閣情報調査室、防衛省情報本部などがあるが、国家規模の情報の収集・分析を行う組織としては小さな組織である。国際的な活動を行うためには全く足りないのが実情なので、CIAに相当する機関が日本には存在しないといっても過言ではない。そして、それこそが国益を損ねている可能性は否定できないのだ。
コメント
こんにちは。
ヨシ来た!
河野一族を政治の場から追放しましょう!
ついでに談話も抹消で!
※CIA=China Intelligence Agency だったら面白いのに。
こんにちは。
アノ談話にCIAが関わっていたとか言う話が出てきたら面白いんですが。
まあそれはそれとして、タロウは許してあげて下さい。アンなのでもそれなりに優秀です。
本件となにか関係があるのか?ですが、最近河野太郎があちこちに出没してるんですよ。しかも、石破批判してる。消費減税は必要とか。首相の交代は必要とか。
なるほど、わからん。
支那とつるんでなにか画策しているんでは?
面白い話ではありますが、何か仮説を立てても全てが陰謀論臭くなっちゃいましたので、今回はこの程度にしておきました。
エージェントとして活躍している河野洋平の動きに釘を刺せると良いんですが。