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指定薬物エトミデートの乱用が国内で増加

社会
この記事は約3分で読めます。

偶にはちょっと趣向を変えた感じの記事を扱うことにしよう。

「ゾンビ・タバコ」指定薬物エトミデート所持容疑で18歳を逮捕 沖縄で逮捕相次ぐ 海外では社会問題に

2025年8月15日 12:33

「笑気麻酔」と呼ばれる指定薬物エトミデートを含むリキッドなどを所持したとして、沖縄県警宜野湾署は15日、宜野湾市の無職少年(18)を医薬品医療機器法違反などの疑いで逮捕したと発表した。捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

沖縄タイムスより

ロクデモナイ薬が出回っているようだ。

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使ってはいけない

国内では使われないタイプの未承認麻酔薬

なお、沖縄の逮捕者に関しては、自宅から大麻まで出てきたらしいので、薬物常習者ということかもしれない。

鑑定の結果を踏まえて8月13日に逮捕した。自宅からは大麻の植物片約0・19グラムも出てきたため、同署は麻薬取締法違反の疑いでも逮捕した。

沖縄タイムスより

18歳は実名報道されても仕方がない年齢だが、今のところ実名は報じられていないね。

国内未承認の医薬品成分エトミデートを含有する製品に対する注意喚起について

令和7年5月1日

本日、別添のとおり、沖縄県、沖縄県警察本部等より、沖縄県内において、エトミデート(※)を含有する製品の乱用事例が確認されている旨の発表がされています。

(※)エトミデート

エチル=1-(1-フェニルエチル)-1H-イミダゾール-5-カルボキシラート

海外では鎮静剤や麻酔導入薬等として使用されている医薬品成分。国内では未承認。

厚生労働省より

詳しく説明されていないが、国内未承認の医薬品成分「エトミデート」が含まれる危険ドラッグ(電子たばこで吸引できるリキッド状のもの)は、安全性に懸念があって国内では未承認となっている。

「笑気麻酔」だから安全ではない。健康被害が疑われるため承認が見送られたのである。

幻覚作用

危険薬物の作用としては、中枢神経系の興奮若しくは抑制又は幻覚の作用(当該作用の 維持又は強化の作用を含む。)を有する蓋然性が高く、かつ、人の身体に使用された場合に 保健衛生上の危害が発生するおそれがあると認めらている。

指定薬物は、製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されている(罰則:3年以下の懲役または300万円以下の罰金。業としての場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金)。

副腎皮質ホルモン生合成を阻害する副作用が認められていて、薬効に比して副作用が強いと見込まれているため、現時点で厚生労働省は認可をしていない。

そんなものを水煙草として吸引する気が知れないのだが、その結果がこちら。

若者に乱用広がる「ゾンビたばこ」 エトミデートを吸引、意識飛び震える手足 頭を強打し搬送された女性「死にそうになった虫みたい」

2025年8月15日 20:00

2024年秋、沖縄本島南部の20代女性が病院に搬送された。商業施設の駐車場で「笑気麻酔」を吸引した。だんだん体の自由が効かなくなり、倒れて地面に頭を強打した。救急車で搬送中、頭がひどく痛み、意識がもうろうとした。以前も吸ったことがあったが、この時を契機に痛感した。「やっぱり危険な物だったんだ」

沖縄タイムスより

なんでそんな正体不明な薬を身体の中に入れるのか、意味が良く分からない。

皆さんは十分に注意されたい。

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