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アメリカ、韓国半導体企業を狙い撃ちへ

大韓民国ニュース
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「また、トランプ氏が凄いこと言い始めたなー」と思ったら、発言者はラトニック氏であった。

米、サムスンとハイニックス標的に「米国に半導体工場建てなければ関税100%」

登録:2026-01-19 23:39 修正:2026-01-20 08:08

米国が台湾との関税交渉で妥結後、自国での生産施設の建設に投資しなければ、輸入半導体に最大100%の関税を課しうるとの方針を重ねて明らかにしていることで、韓米関税交渉の妥結からわずか2カ月あまりで「関税の不確実性」がまたも高まっている。政府と半導体業界はこのことの波紋を鋭意注視しつつ、今後の対応策を模索している雰囲気だ。

ハンギョレより

そして、この主張は半導体貿易で過去最高の利益をあげている韓国にとっては、恐怖だろう。

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脅される

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半導体で稼いでいる韓国

この様な話が出てくる背景には、ウォン安がある。

半導体は自動車(昨年301億5000万ドル)に次ぐ第2位の対米輸出品だ。メモリー価格の上昇などに支えられ、昨年の輸出額は138億ドルとなり、前年に比べ28.4%増えている。台湾が2500億ドルをすべて半導体に投資するかは不明だが、サムスン電子やSKハイニックスなどは米国に追加投資を求められるか否かなどをめぐって緊張している様子だ。

ハンギョレ「米、サムスンとハイニックス標的に~」より

ウォン安で半導体による利益が膨張しているため、過去最高収益という状況になっている韓国。

米財務長官「ウォン安、韓国経済の強固なファンダメンタルズと合わない」

登録:2026-01-15 08:19 修正:2026-01-15 09:08

米国のスコット・ベッセント米財務長官は「近ごろのウォン安は韓国の強固な経済のファンダメンタルズ(基礎条件)と合致しない」と述べた。1ドルが1480ウォンに迫る中で、米国経済のトップであるベッセント長官が述べた発言であるため、市場に及ぼす影響が注目される。

ハンギョレより

流石に、「ウォン安が行きすぎ」と注意を受ける始末だが、口先介入程度ではたいした効果は得られなかったようだ。

誠実な履行を求められる

そして、それと同時にこんなコメントが。

また米財務省は、韓米が昨年11月に発表した共同ファクトシート(共同説明資料)については、「トランプ大統領の歴史的な韓米戦略的貿易・投資協定の完全かつ誠実な履行を議論した」とし、「協定は誠実に履行されなければならない。この協定は韓米の経済パートナーシップをさらに深めるとともに、米国産業の再活性化を促進するだろう」と述べた。

ハンギョレ「ウォン安、韓国経済の強固な~」より

良かったねと言うべきか、脅されてしまったと言うべきか。

韓国の対米3500億ドル投資、上期開始は困難=企画財政相

2026年1月16日午後 5:20

韓国の具潤哲・企画財政相は16日、ロイターとのインタビューに応じ、通商合意に基づく米国の戦略分野への3500億ドルの投資について、2026年上半期に開始される可能性は低いとの見通しを示した。これにより、ウォン安が進む中で大規模なドル流出という新たな圧力は回避される見通しだ。

ロイターより

翌日に早速弱音を吐いてしまっているが、これに対してラトニック氏から釘が刺された格好なんだよね。

「ウォン安だから、対米投資難しいなー」と言ったら、「じゃあ、関税100%な」といわれてしまったからたまらない。

なったらいいなー

というわけで、苦戦しつつある韓国市場なのだが、何故か大統領がこんな発言を。

李大統領「為替は1〜2カ月後に1400ウォン前後」発言後に…相場、直ちに反応しウォン高へ

2026.01.21 15:12

韓国の李在明大統領は21日、1ドル=1480ウォン台までウォン安が進行したウォン相場について、「関連する責任当局によれば、1〜2カ月ほど経てば1400ウォン前後まで下落すると予測している」と述べた。

中央日報より

いやー、その根拠は一体何よ?

李大統領のこうした発言の後、対ドルのウォン相場は取引時間中に大幅に下落し、ウォン高に振れる様子を見せた。ソウル外為市場におけるウォン相場は、この日午前10時40分現在、前日の日中取引の終値(午後3時30分基準)比8.0ウォン安の1ドル=1470.1ウォンとなっている。この日のウォン相場は1480.4ウォンで取引を開始した後、1481.3ウォンまで上昇したが、李大統領の発言直後に1468.7ウォンまで急落した。

中央日報より

口先介入には成功したようだが、ちょろっと下落した程度。案外、裏で実際に介入している可能性もあるが、他に材料もないので直ぐに戻るのではないだろうか。

まとめ

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韓国経済は、いまや半導体貿易によってのみ支えられた状態。そこを「儲けすぎている」と目を付けられてしまったところのだが、これは経済合理性に基づく判断ではないので、仕方のない面がある。

サムスンもSKハイニクスも、がっつり支那でDRAM製造やっているからね。ただ、アメリカでDRMA製造というのは、余り現実ではないだけに今年も韓国は大変そうだね。え?経済成長見通しは前年比1.9%?じゃあ、大丈夫なのかな。

コメント

  1. 匿名 より:

    日本政府がトランプ大統領に言うべきは
    関税・対米投資により対米ドル円安か固定された
    更に米国債を円安で不景気な日本が以前よりも買えなくなったので米国債安&米国債金利高の影響で米金利高になった
    トランプ大統領の対外政策の結果だよ
    外需よりも内需が大きい国は米国・英国・日本だから敵に回すな

    日本政府に根回しできるかな?

    • 木霊 木霊 より:

      アメリカの金利政策と関税政策は、思ったよりも効果が薄いのではありますが、影響が皆無というわけではないので、自業自得はまさしく指摘される通りかと。
      日本政府がどのような戦略を考えているのかは分かりませんが、根回しはやっているようですよ。そこはご安心を。

  2. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    要するに
    「耳揃えて払われへんかったら、わかっとんのやろな?あ?」
    って言われたわけですね。分かりやすい。

    で、ミョンミョンの口先介入。
    もし、ひと月後にウォン高に振れるのが確定なら、今ウォン買ってひと月後に売るのがドル的には美味しい……で合ってますかね?
    あたらぬも八卦でそれをやった(損しても無視出来る範囲で)ハゲタカが居て、その影響で一時的に動いた、ということで合ってる、のかな?

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      韓国市場は既にハゲタカの餌食になりつつあります。
      以前より過激ではありませんが、確実に儲かる勝ち筋が見えているパターン。
      今回のミョンミョンの口先介入で、それが更に明らかになってしまったのは、割と痛手なのえは。