支那にはまだまだ優秀な人材がいるので、多少減っても問題ないのかもしれない。
習指導部メンバーが失脚 馬政治局員、「重大な規律違反」―中国
2026年04月03日20時39分配信
中国共産党で汚職摘発を担う中央規律検査委員会は3日、馬興瑞・党政治局員を「重大な規律・法律違反」の疑いで調査していると発表した。違反の具体的な内容は明らかにしていない。馬氏は昨年7月に新疆ウイグル自治区トップの党委員会書記を退任したことが公表されたが、その後動静が途絶えていた。
時事通信より
しかしそれにしたって、粛清し過ぎだろう。
虎も蝿も叩く
粛清は続くよ
今年は年明けから粛清が始まっていた。
軍部への粛清もかなり進んでいるが、特にロケット軍への集中ぶりが目立つ。
支那のロケット軍と言えばこちらのニュースが思い出される。
ミサイルに燃料ではなく水注入? 汚職疑惑の中国ロケット軍 米報道
2024/1/10 21:14
中国の習近平指導部がロケット軍などの軍高官を処分し、引き締めを強めている背景に、軍内部で広がる汚職が「戦争遂行能力」を損ねているとの危機感があるとの見方が浮上している。米ブルームバーグ通信が米情報機関関係者の分析として報じた。米専門家らは中国の核軍事力を巡る不透明性を問題視している。
同通信が6日伝えたところでは、ロケット軍の運用に関連し、燃料の代わりに水がミサイルに注入されていたり、ミサイル格納庫のふたが機能せず迅速に発射できない不備があったりしたと米情報当局が分析。戦力に疑義が生じており、習近平国家主席が「数年内に大規模な軍事行動を検討する可能性が以前より低くなった」という。
産経新聞より
習近平氏の肝いりで強化されてきたロケット軍だが、その内実はなかなか酷いものだった。燃料を着服して横流しする、などという話自体は支那では珍しくもないが、問題はそこではない。
むしろ、「肝いりの分野で不祥事が露呈した」こと――すなわち、習近平氏の顔に泥を塗った点こそが本質だろう。
テクノクラート出身
で、今回は軍人出身というわけじゃなくて技術官僚が対象というのは、ちょっと新しい。
馬氏は宇宙開発の技術者出身。ロケット開発などを手掛ける国有企業、中国航天科技集団のトップや広東省長などを経て、2021年から新疆ウイグル自治区の党委書記を務めた。退任時には「別途任用する」とされていたが、党や政府の重要会議には姿を見せておらず、失脚が取り沙汰されていた。
時事通信「習指導部メンバーが失脚~」より
もう、技術者だろうが特別視されることはなく、ただただ忠誠心を求められるのが、今の支那の状況なんだろうね。技術官僚という「実務エリート」ですら安全圏ではなくなった、と。
ハイテク分野を支えるエリートを粛清してしまうというのは、「聖域なき改革」といえば聞こえは良いんだろうけれど、なかなか思い切ったね。実態は、統治の不安定さの裏返しにも見える。
支那は人材の層が厚いとはいえ、このクラスのエリートはほんの一握りしかいない。
当然、育成にも巨額のコストがかかっているわけで、そこまでして育てたトップ人材まで粛清して見せるというのは、なかなか凄いとは思う。
そのトップ層すら切り捨てるというのは、統制の徹底という意味では合理的かもしれないが、長期的には明らかに損失だろう。
まとめ
習近平氏はこの先まだまだ粛清をするだろう。そしてその対象は、もはや分野や立場を問わない段階に入っているように見える。
見せしめとしての側面もあるのだろうが、すでにその段階を越え、統治手段として常態化している可能性もある。
少なくとも今年に入ってからの動きを見る限り、そのペースが緩む気配はない。





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