また陥没なんですって。
韓国の道路でまた陥没…幅10m・深さ1m、人的被害なし
2025年4月2日 19:30
韓国京畿道安山市常緑区の道路で1日午後1時30分ごろ、縦横10メートル、深さ1メートルほどの陥没が発生した。近隣の水辺公園へとつながる階段が崩れるなどの被害が発生したが、幸い人的被害はなかった。
AFPより
先日も触れたけれども、もっと増えるだろうね。
シンクホールはコレからも増える模様
陥没原因は水道管からの漏水
先ずは、先日のリンクである。
韓国全体で年間150件ほどのシンクホール発生率で、調査出来る人材は12人である。地盤探査機材は道路用車両3台と狭小地域対応用6台の計9台なんだそうで。
4チームで韓国全土を駆け回って調査して、その調査レポートが有効活用されないという残念な記事であった。
警察関係者によると、陥没が起きた地点に埋設されていた水道管から漏水が発生し、それが原因となった可能性があるという。
AFP「韓国の道路でまた陥没」より
困ったね。韓国では雨が多くなる夏期にシンクホールが増える傾向にある様なんだけど、今の時期は雪解水……、韓国は雪が殆ど降らないんだった。
水温む春で、地下水が動き出したとかそういう話でもないんだろう(韓国は外気温は低いが、地下は土に断熱効果があるので表層が影響を受ける程度である)。
とはいえ、本日のこのニュースは大した話ではないのである。大きな穴が開いたわけでもないし、被害者が居たわけでもない。じゃあ、何故取り上げたかというと、「またか」というそれだけの記事である。
関係当局は、さらなる陥没の危険性はないと見て復旧作業を進めると同時に、原因究明に本格的に着手する。
AFP「韓国の道路でまた陥没」より
原因は、老朽化ですかねぇ。
老朽化水道管
老朽化に関しては、先日こんな記事が出ていた。
ソウル市の水道管、69%が老朽化で漏水と道路陥没の懸念
2025.02.27 10:36
ソウル市の水道施設が全国の自治体のうち最も老朽化していることがわかった。
韓国環境部の「2023上水道統計」によると、ソウルの水道管総延長1万3350キロメートルのうち設置されてから21年以上経過した水道管は68.6%の9154キロメートルに達する。17の広域自治体のうち老朽化率が最も高い。全国の水道管平均老朽化率は37.5%だ。設置されてから30年以上で耐久年限が過ぎた老朽管である経年管の割合も36.3%で自治体平均の23.2%を上回った。
中央日報より
今年の2月の記事だが、随分と老朽化しているね。ただ、韓国の場合は「21年以上経過」が全体の7割弱、「30年以上経過」が4割弱と、設定がやや低めである。
日本の場合は、法定耐用年数は40年に設定されている事を考えると(それでも、全体の22%が老朽化している)、まだ「若い」と言えるかもしれない。だが、若いことと、問題がないことはイコールではない。
下水道破損の影響で年間2,600件の道路陥没が発生している日本は、その技術者も2万3466人(2021年度時点)と減少傾向にある。そのせいで一人当たり32kmも担当しているのだからそれでもとても調査が追いつかない。
韓国では12人……。でも、年間150件程度であれば(カウント基準が違う可能性はあるが)、日本の1/18程度か。頑張ろうな!大丈夫、10年で人員を100倍に増やせば良いんだから。
水道施設の老朽化は漏水などの問題を起こして維持管理費用が上昇し財源が追加で投入される悪循環につながる。老朽化した下水道管の漏水は道路陥没を誘発する主要因として指定される。市によると過去10年間にソウル市内で発生した道路陥没223件のうち31.4%の70件が上下水管の老朽化と損傷により発生したことがわかった。
中央日報「ソウル市の水道管、69%が老朽化」より
でも現状、既に調査が追いついていないのは秘密だ。そして、ソウル市ですら予算が付かない状況なので、地方はもっと酷い。そういう国なのである。
弾劾して遊ぶ
で、こんな状況なのに韓国国会はまだまだ大荒れ。
韓国野党が崔相穆弾劾訴追案を国会本会議に報告、尹大統領罷免可否言い渡し後に採決を検討
2025/04/03 11:25
韓国野党・共に民主党など野党が提出した崔相穆経済副首相兼企画財政部(省に相当)長官の弾劾訴追案が2日に国会本会議に報告された。
朝鮮日報より
もう、メチャクチャだよ。
大統領代行の代行だった崔相穆氏だが、現在は代行が復帰したことにより代行の代行の立場から解かれている。ところが、弾劾訴追されちゃった。
国会法により弾劾訴追案は本会議に報告されてから24時間後72時間以内に採決されるが、共に民主党は3日の本会議では採決を行わないという。4日に行われる憲法裁判所による尹錫悦大統領弾劾審判の宣告を見守った上で、採決について改めて検討する方針だ。ただし共に民主党内では「尹大統領の罷免とは関係なく、崔相穆副首相を弾劾訴追すべきだ」と主張する強硬論が力を得ているため、崔相穆副首相の弾劾訴追案も採決が行われる可能性もある。
朝鮮日報「韓国野党が崔相穆弾劾訴追案を国会本会議に報告」より
ユンユンの弾劾審判の宣告が4月4日に迫っている中で、何故か崔相穆氏への弾劾を決めちゃった。
その理由はというと、以下の2点であるらしい。
- 崔相穆副首相が内乱行為に加担したとみられること
- 大統領権限代行を務めた際に国会が選出した馬恩赫憲法裁判官候補者を任命しなかったこと
バカなのかな。なにかこう、日本会議と同じ空気を感じるのは気のせいだろうか?
ともあれ、4月4日に大統領の処遇が決定すると、弾劾可決しても棄却されても政治的混乱が避けられない。今が混乱していないわけではないんだけど、更なる混乱が……。いや、余り変わらないかも?
どちらかというと、弾劾が可決されて5月に大統領選挙を迎えた方が未だマシなシナリオとなるだろう。が、それまでは政治的空白が続くのである。道路の空洞くらいは放置されても仕方があるまい。
コメント
あー。コレ、嫌いな国でも国民は可愛そう。かつ…笑い話にしていたけれど……。
半島のインフラって主に北は大日本帝国が作ったもので、それ以外は漢江の奇跡いらいのものでせう。
つうことは、日本のインフラも高度成長期のものが多いので、少しのラグを挟んで日本にも将来的には起きる可能性がある。
まぁ私は道路舗装の会社の幹部を顧客に持ってるから、日本の道路舗装や上下水道の補修工事が丁寧な事も知ってるので、そうそう韓国並にはならない…と信じたいけらど。時期的にはいずれ日本にも……。
実際、起きているですしねぇ。
不幸にもメンテナンスが行き届いていないのでしょうね。
我が国の実情も記事中にちらっと書いていますが、先日大きな事件となってしまったものの実態は年間2600件もの陥没被害が出ておりまして。
そうとう老朽化インフラの点検に力を入れていても、「手が足りない」という状況みたいですね。幸い、大きな事故に結びつきにくいのは、早期の対応が出来ているからなんですけど、それも後手に回りつつあります。笑い話には出来ないですよね。
こんにちは。
まあ、風物詩ですから。
それに、今の時点(2025/04/04 12:15)で、ユンユン弾劾決定、罷免決定とのことで、きっとそれどころじゃなくなりますって。
※無くなりゃ良いのかというと、そんな事は無い。
※週末は左右のデモ隊衝突の嵐が吹き荒れる……かな?
こんにちは。
風物詩になるには2ヶ月ほど早いので、これからが本番ですよ!(違)
罷免決定に関しては別の記事にて。
木霊様ごめん。記事と全く違う内容なのですが、医療面で同業者と意見が割れましてね。科学者の視点ある木霊様にジャッジを求めたいんです。
先日、同業者を施術したのですが、硬い筋肉だった彼がビックリするほど柔らかくなっていて、しかし痩せていた。
グルテンフリーのお陰であると。
で、そこで「戦前の日本人の食」を推す彼と真っ向から意見が割れた。
先方の意見)
穀物の小麦に含まれるグルテンが日本人の体質にあっていない。脂質と乳製品も。
米や魚と野菜と発酵食品に戻すべき。
30年前より医療が発達しているのに、癌は
8倍に増えているのはグルテンと脂質と乳製品のせいだぁ〜。
山童の意見①結論
結論から言うと、高齢者人口が急増しており、もともと癌は高齢者に発症が多い病ゆえ、分母となる高齢者が増えれば爆増するのは当然(統計の解釈の過ち)
また診断技術が高度な発達を見せていて、
それだけ発見率が上がるから表面的な癌発生率が上がるのは当然!
つまりは「統計上のトリック」に過ぎない
山童の意見②
同氏の意見をまとめると、
「民族的な歴史文化によって消化酵素が違う」これが西洋食に合わない理由となる。
この点は「オリーブ油多食の地中海民族には通用しないね」という意見に同意しているので、
「遺伝的な消化酵素の違い」が原因という話になります。
反論)
①脂質は毒か? 高蛋白・低カロリー・低脂肪は本当に「体に良い」のか??
実は前述3点が満たされる食肉(脂質少ない)は病を起こすです。
冬場の脂質の落ちたウサギ肉を多食する一部の西洋人は多臓器不全を起こす症例が多い。これは脂質の少ない肉を多食し過ぎると、血液に水素Hが溜まるんですよ。
肉を食うと血中Hが増えて、それは腎臓で血液を濾過してアンモニアと共に排出する。
で、生肉を主食とするエスキモーには、この症例が無い。これはエスキモーが肉と共に脂肪を大量に食うからなんですね。
脂肪の摂取は血中Hを下げるんですよ。
②油がダメなら中国人は淘汰されてる!
中華菜館に行くと「箸が縦置き」してますね。これは元朝からの習慣なのですが。
モンゴルは肉を食うので、箸を横置きにすると一緒に置いたナイフで手を切るから、
縦置きに変えた。
そして彼らが都市部に羊を連れ込んだ事で、ラードが余り、漢民族も「炒め物」を調理するようになった!
(三国志の時代まで中華は箸を横置きしていた。これは当時の古墳の装飾みると解る)つまり奴らは千年以上、脂質による調理に慣れている。また「それ以前の中国」は、
横置き箸で解るように「焼く・煮る・茹でる・蒸す」の「和食と同じ」てした!
しかし日本人と中国人の消化酵素が違うという医学研究結果は寡聞にして聞いたことない!
また消化酵素が「遺伝的に変わる」というのは、「文化による分岐」というより「生物学的な進化論的な分岐」ではないか?
たとえば犬は人と同じ穀物を食えます。
しかし狼は食えない。(消化できない)
これは犬が人類と暮らすようになって35000年の間に、穀物消化できる酵素を会得したからなんです。
日本人が大陸・半島の連中と血統が分かれてから弥生以降として二千〜三千年足らずでせう?
そんな短期間に「遺伝的に消化酵素が異なる進化」など起きるのか?
それに哺乳類は全てネズミの仲間から進化しています。つまりは雑食だ。
雑食とは穀物のような「種」をメインとして、肉や野菜も食うという生態です。
草食とか肉食というのは、哺乳類の場合、
あくまで「特異化」であって、そもそも哺乳類には穀物≒植物の種を毒とするような進化因子があるとも思えない。
コレは脂質にも言えましてね。
人類が進化したのは、肉食と脂質を摂取して大脳を発達させたからです!
これは間違いない!
脳を発達させた人類が、原始から文明にテイクオフした生物学的な要素は何か?
穀類でしょ?
肥大化して発達した脳で、複雑な言語や思考を行う時に「最も有効な動力源」は「炭水化物」です!
だから人類は文明を発達させた!
穀類に拒否反応というか、それを毒とするような因子があるなら人類の今はない!
そもそも古代エジプトもメソポタミアも
「麦食」ですよ!!
黄河文明は雑穀から産まれてますが、やはり麦は多食していた。北方ではね。
人間の消化酵素が遺伝子レベルで置き換えられるには、一万年から数千年は必要と思われます。
白人が乳糖分解酵素があるのは知られているが、彼ら「車輪を最初に発明した人々」が乳糖分解酵素を手に入れるまで数千年はかかってる!
(いわゆる金髪碧眼は8000年以上前の中央アジアでの突然変異が発祥とされる)
ということは「基礎的な3大栄養素、脂質・蛋白質・糖質」に関する限り、現在のサピエンスには「大きな消化酵素の差」はないものと想うんですね。
なのに日本人だけ小麦グルテンで癌が起きるとか、生物学的に変ではありません??
それも「日本人にだけ!」
そもそも「小麦グルテンが遺伝的に癌発生率を高める要素」があるとしたら、古代四大文明は産まれませんよ!
文明と言える段階「広域国家」が発生するには、100万人単位の人口が必要で、それら全てに遺伝疾患として「グルテン拒否症」が起きるならば、その途中で「淘汰圧」がかかるはすです。
麦を主食とする広域国家が産まれるはずもない。ローマ帝国など存在しないはず!
そうした要素が「日本人にだけ現れる」などは「疑似科学」であって、オカルトと変わらない。
何をムキ!と来ているかと言うと、
これらの私の指摘する「誤解」は統計の読み違い、高齢者人口増加(癌発症率は高齢者が大半)と診断テクノロジーの発達によって「起きるに決まってる話」を、
あたかも真実であるかに語る、健康指導する者が、免許国家資格を持った「医療人」がいること。患者にオカルト的な指導をしている事に怒りを感じているからです!
これはグルテンフリーが体に良い悪いとは全く別に、そういうオカルト的な発想を、
いやしくも業務独占する国家資格者がやるな!!と腹が立ってるんです。
医療は軍事などと同じ現実論であって、科学的な根拠をきちんと掘り下げずに、患者に提供する事は許されない!
私が西洋医学出身(看護師)の鍼灸マッサージ師(東洋医学者)であるせいか、
東洋医学業界とか、その周辺のオカルトめいた意見には腹が立っ!
しかし、それは、つまり私の見解が本当に「科学的思考と言えるのか?」は、公平性から考える必要もあります。
そこで私の論が「科学的な思考の産物と言えるか?」をジャッジして欲しくて、
卒爾ながら投稿させていただきました。
御検討をお願いいたします。
積極的な論証をする前に印象だけ書かせて頂くと、失礼ながらご同業の方、参政党の思想に随分と近い感じがしますね。
日本人が古くから小麦粉やグルテンを摂取していないかというと、うどん(室町時代から)やそうめん(奈良時代から)などを食べているし、和菓子の中にも麩饅頭(江戸時代後期から)やどら焼き(江戸時代初期から)など、お菓子にまで使われていまして、「グルテンが日本人の体質に合っていない」と言われても、それはどうなんだろう?と思ってしまいますね。
少なくとも、小麦粉と癌の因果関係はかなり怪しいと思いますよ。
ただ、ご指摘のように消化酵素が民族によって異なるというのは、多分あり得る話でありまして、日本人が良く口にするモノと小麦粉の相性が悪い、なんてことは可能性としてはあるかも知れませんね。ちょっと調べてみます。
癌の話は、ご指摘のように高齢者が増えたことと関係していると思いますけど、これもデータなどを参照して比較しないと説得力がありませんから、少し探してみます。
グルテンフリーは何を意味するのか、以下、考察を。
1.一般的に「グルテンフリー・ダイエット」は効果が上がる人が多い
「グルテンフリーダイエット」は、「小麦・ライ麦・大麦」などに含まれるグルテンを含む食品を避ける食事療法である。
ライ麦、大麦は現代人が多く採る穀類ではないので、主に小麦を避けるということになる。
小麦で作られるものは、バターや糖質を材料とするモノが多い。例えば、パン、ラーメン、パスタ、うどん、ケーキ、クッキーなど洋食に分類されるものが主流となる。
おそらくは「和食は健康に良い」とされる話と類似した話で、糖質や脂質の取り過ぎが現代人には宜しくないということである。これは人種や民族に左右される話ではない。
https://baumclinic.jp/column/glutenfree-diet/
2.セリアック病
グルテンに対する自己免疫疾患であるセリアック病は、グルテンに対する遺伝性の不耐症であり、食品からの吸収不良を商事、下痢、低栄養、体重減少などの症状が出る。
https://bifidus-fund.jp/keyword/kw068.shtml
3.非セリアック性のグルテン過敏症
セリアック病ではないけれど、グルテンを摂取することで腹痛、下痢、頭痛、頭がぼんやりする、倦怠感、抑うつ、不安等の様々な身体症状や精神症状を引き起こす人がいる。ただし、症例がはっきりせず、診断基準も未だ確立されていない。
https://www.hyo-med.ac.jp/research/activity/seeds/026/
4.セリアック病やグルテン過敏症は欧米で症例が多い
欧米では人口の約1%がセリアック病やグルテン過敏症であるとされており、日本では0.1%未満である。
欧米人に対して日本人はグルテンの摂取量が少ないからこのような差が出るのだと言われていて、日本人だからグルテンに対して耐性が無いということではなく、グルテンに対する抗体が作られている可能性が低いということに過ぎない。
一方で、日本人でも個人差があるため、グルテンフリーを実現することで、健康状態が改善する可能性はある。
そもそもグルテンは消化器官で消化しにくい物質であるので、消化器の機能が低下している高齢者にとって摂取量を減らすことは割と理に適っている可能性がある。
5.乳製品の摂取について
日本人の7~9割が乳糖不耐症であるとされていて、乳糖を分解する酵素が少ないか持っていない体質の人が多い。
https://lin.alic.go.jp/alic/month/domefore/2008/jun/spe-02.html
ただし、乳製品がダメということではなくて牛乳が宜しくないという話になり、ヨーグルトやチーズ、バターなどは乳糖をほぼ含まないか少ないため、カルシウムを摂取する目的で牛乳を飲むよりは、日本人にとっては良いようだ。尤も、小魚や木綿豆腐、小松菜、ひじきなど、カルシウムを摂取するために食べるに適した食品は他にもある。好きなものをバランスよく食べることが大切である。
「米や魚と野菜と発酵食品に戻すべき」というのは、人によるけれども合理的な話であるように思われる。ただ、それは日本人限定の事象というわけではなさそうだ。
6.日本人の癌発症率
現在の日本人は男性で65%、女性で51%が癌を発症している。癌の発症は50代後半から60代以降に急上昇している。
原因としては、高齢になると免疫力や細胞の修復力が落ちることが関係しているとされている。
https://ganjoho.jp/public/knowledge/basic/index.html?utm_source=chatgpt.com
そして、癌による死亡率自体は減っているようで、癌治療の技術が向上していることと、早期発見早期治療の事例が増えていることが影響しているのだと思われる。
ただ、癌の検診率は現在は横ばいである。
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/screening/screening.html?utm_source=chatgpt.com
長期的な傾向として癌の罹患数は増えているけれども、高齢化や診断技術の向上が主な理由であって、食生活に関する影響が優位にあるとは認められない。
ただし、大腸癌などはグルテンの性質上、発症に影響している可能性が考えられますから、全くの無関係と言うことはないかも知れません。ただ、それは人種や民族で優位に差が出る話とは言いがたい。
7.油の話
ただし、食用油の話はまたこれとはちょっと違う話で、日本人の食生活は植物性の油を中心に食べられてきたので、動物性脂肪やトランス脂肪酸の代謝がやや苦手な傾向にあるようだ。
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001171393.pdf
尤も、代謝が苦手なことと癌の発症も因果関係はないと思われる。伝統的な食文化を維持することに意味はあると思うけれども、小麦を食べたから癌になるというのはやや論理飛躍していると言えると思う。
横合いから失礼。
昭和中期生まれの七面鳥から見て、最近の若い子は足長くていいなぁって思いますが、食生活の違いによる腸の長さの違いだと思ってます。
あと、気候変化によって放熱が増えてる→表面積が増える→胴体が減って手足が伸びる(モンゴロイド→ニグロイド型)かと。
食事の違いは、顎と腸に真っ先に(外見的な)影響が来てると思います。
消化酵素と同様、腸内細菌も影響しているはずで、その細菌が住み着ける環境としての腸内環境も、若年層と高齢者で違うでしょうね。
※ワカメ消化できるのは日本人だけ(実は韓国人もらしいですが)、というのも、腸内細菌の影響だと聞きました。
ガンは、単にガンで死ぬ人がいっぱい出る、その年齢まで平気で生きられるようになったからじゃないかなって。
※最近、犬猫が長寿化して、終末医療に莫大な金がかかるのと基本同じかと。
※昔はその前に死んでた、だから「20年生きると猫又」なんですよね。
※カミサンのママ友(ママって歳か?ってのはさておきます)の話で、パートに行ってた先の医者が反ワクで(ここ笑うところ)、患者がガンガン逃げ出してるとか……「エリートほど洗脳しやすい」のでしたっけ……
そうですね。
我が家の子供達には残念ながらそういった恩恵を受けてはいませんが、それでも手足が長い感じですね。
食事の話はやっぱり環境に左右されると思いますが、日本風土ではぐくまれてきた食品の方が日本人に合っているという考えは否定しませんが……、美味しいものを美味しく食べる。バランスよく食べるが一番大切なのだと思いますよ。「アレはダメ」「コレはダメ」というのは、疑わしいことが多いですよね。
反ワクのお医者様、低確率ではありますがいらっしゃいますね。
一体、アナタは学校で何を学んだのかと。まあ、副反応もありますからそれなりのリスクはあると思うんですが。リスクとリターンを自分で判断できる材料を提供して、患者さんに判断して貰えるようにして欲しいものであります。
木霊様ありがとうございます。
丁寧な検証を頂き嬉しいです。
木霊様の客観的考察からしますと、大筋のところ「人口高齢化と診断技術発展によるもの」という見解は間違ってなかったようです。そして「和食的な食事は望ましい」は脂質などの過剰摂取を減らせるというメリットであって、人種や民族に左右される話ではない。ただ消化酵素の民族差はあるかも知れない。
そしてグルテンの持つ性質から大腸癌と関係はあるかも知れないが、しかし癌のトリガーという程の話はない。そもそも日本人も小麦を古来たべてきてるし。
人種や民族による優位性もない。
大筋においては私の間違いではなさそうだ。安心しました。
しかし「参政党」かぁ……。図星ですよ、その同業者はポスターを治療院に張っているもの。私の投票選択の中に入ってない政党なので気にしてませんでしたが。
私も神社の杜を護る運動とかしてきてますから、その種の自然食運動とかロハスとか、そういう人と勘違いされる事が多いのですけれど。その種の「根拠の無い思い込み言説に浸る人」は嫌いなんですね。
なので「負けたくない気」が前面に出てしまって、これはいかんと木霊様にジャッジをお願いした次第なのです。
私は木霊様に時に平気で噛みつくし、決して良い読者じゃない。ないけど、木霊様が誠実と清濁併せ呑む気概とを併せ持つ方なのは確かです。だからなついてしまうのですね。いや、いつもありがとうございます。
いえいえ、興味があったものでちょっとだけ調べさせて頂きました。
もう少し研究に片足を突っ込みたい感じの話ですが、この手の研究は社会学的な話とかプラセボ効果の検証を考慮した対照実験とか、色々想定しなければならないと思いますから、素人には荷が重い。そんなわけで、何か分かれば書かせて頂くこともあるかもしれませんが、この程度でご容赦を。
そして、やっぱり参政党なんですね。
ちょっと洗脳にかかってくる手合いなので、理詰めで説明しても分かって頂ける相手かどうかはちょっと怪しいと思っています。
最後に、異論、反論は歓迎していますし、僕自身が常に正しい情報を引き当てられるとは限りませんから、疑いを持って頂くことは大切だと思っています。そういう意味でもお気になさらず。
七面鳥様ありがとうございます。
ワカメの件は大笑いしました。
前にね頭髪の後退を気にするトルコ青年に、「乾燥ワカメを送って欲しい」と頼まれた事があって、「う〜ん……君には効き目ないと想うけどねぇ…」と想うけれど、黙って送ってやった事があるんです。
テュルク族って、レパント海戦とかババリア海賊とか、あの辺の時代を除くと航海や海軍に縁の薄い民族に見えますしね(笑)
ワカメ、外来植物として、海外の港湾で割と深刻らしいと聞きました。
日本人としては「……喰えば?」としか思わないのですが、海苔もそうですが消化できないのでは……つくづく日本人は海洋民族だなと。
※まあ、消化できなくても、煮れば出汁は取れるでしょう。
その発想ないんですよ。
中華料理がそうですが、油を多用するには「種類が多いから・ex)葱油、ニンニク油など」で、これは奴らのダシなんですね。
中国てか大陸は基本的に硬水でミネラル成分が大杉たり、水質が悪く濁ってる。なので食材そのものを煮立ててダシを取る事ができない!
なので油の浸透圧を利用して、食材のエキスを油分に引き出しているわけ。
ダシにして成分抽出というのは、水源から河口までのストロークが短く、
かつ高低差が激しくて、水流が澄んでいる日本だからこその話なんです。
肉汁でソースを作るソーシェって仕事が西洋料理にはありますよね。
基本的に牧畜の食料源における比率が高い大陸系は、ダシ取る発想を持たないんですよ。ローマ帝国くらいしか水道に力を注いだ文明なく、19世紀に塩素消毒による上水道まで安心して飲める水は無かったんですから。だから茶葉が阿片戦争や米国独立戦争の因子になったわけで。
おお……
目からウロコです>大陸は出汁が取れない
そういえば、エゲレスは、折角煮た野菜の煮汁を全部捨ててスープ作る(から、あんなくそまずい飯ができる)と聞いた事が。
飯が美味いイタリアは半島で、河川が急峻で日本に近いのかな、と根拠無く思いましたです。
ほほー、勉強になりました。
そういう話は考えてみたことがなかった。