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韓国海軍の哨戒機P3Cが墜落

大韓民国ニュース
この記事は約2分で読めます。

こ、これは!既に死亡が確認されてしまったのか。お悔やみを申し上げたい。

韓国海軍の哨戒機が墜落、4人全員死亡 韓国南東部で訓練中

2025年5月29日午後 9:40

韓国南東部の浦項市にある軍事基地近くで29日、訓練中の海軍哨戒機が離陸直後に墜落、乗っていた4人全員が死亡した。

韓国海軍によると、P-3哨戒機は離陸6分後の午後1時43分(日本時間同)に墜落した。

ロイターより

昨日発生した事故で、生存者がいるのではないかと思っていたのだけれど、残念である。

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現時点では原因不明

墜落事故発生

まだ、詳細情報は伝わってきていないので、何が原因かもハッキリしない。

韓国海軍は声明で、「午後1時43分、浦項空軍基地から離着陸訓練中だったP3哨戒機が午後1時49分頃、原因不明で近くの場所に墜落した」と述べた。

VIETNAM.VNより

だが、状況はかなり絶望的であるようだ。

この状況ではね。

機体には脱出装置もついておらず、脱出するだけの時間が確保できたかどうかも不明である。

16機のP3Cは飛行禁止措置へ

韓国軍はメンテナンスに難があるという話はこのブログでも再三書いてきたが、ここへ来てまた痛ましい事故が。

今回の事故は、新型の海上哨戒機(P8ポセイドン)への交代目前で発生した。海上哨戒機とは、海からの襲撃に備えて軍が運用する監視航空機のこと。P3海上哨戒機は韓国海軍が1995年に導入し、およそ30年にわたって運用してきた。韓国海軍がP3海上哨戒機を運用していて事故が起きたのは、今回が初めてだ。

朝鮮日報より

このブログでも紹介しているが、韓国の海上哨戒機はP8に更新する話が出ていた。

現行運用しているのはP3C哨戒機が8機、P3CK哨戒機が8機の合計16機であった。が、実際に運用可能なのは半数に満たないという噂もあって、韓国海軍としても機体の更新を急いでいた。

それでも、2013年にP-8A「ポセイドン」の更新の計画が持ち上がってから、去年になって漸くそれが実現して3機、韓国に納入されている。計画では6機運用を考えているようなので、恐らくは何処かで3機の引き渡しがあって、テスト運用はなされていたはずだ。

原因究明はしっかりやって欲しい。報じられるかどうかはまた別の話だろうけれども。

コメント

  1. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    あくまで私見です。
    動画で、右旋回中に右翼が失速して錐揉みに入ったように見えました。
    タッチアンドゴーの最中ということで、ギヤアップもしてたようですが、フラップ上げるのが早すぎたとかバンク取りすぎたとかそんなヒューマンエラー系に、今のところ思えています。

    ともあれ、犠牲者のご冥福を祈ります。
    民間に被害でなくて本当に良かった。
    ※こちらで言えば、厚木基地で上がった機体が海老名か大和あたりに墜ちるようなもの。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      動画は見ていないので確認してみますね。
      しかし、ヒューマンエラーですか。そうだとすれば、残念なことですね。ミサイルの誤爆事件を考えてみるに、そういった手違いもあり得そうですね。