「ニセNGO」というのは日本にも結構な数あるんじゃないのかな?日本でも日本共産党と密接な繋がりのあるNGO一杯ある。え?そういう意味じゃない。
中国の偽NGO、国連で暗躍 人権侵害批判封じ込めか―国際調査報道
2025年04月29日08時28分配信
国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ、本部ワシントン)は28日、中国が人権活動家の監視や脅迫のため、国連でNGOを装った政府系団体の勢力を拡大させているとする調査報告を公表した。中国の人権侵害に対する批判の封じ込めが狙いとみられる。
時事通信より
何を「ニセ」と判断しているかは興味深いね。
情報戦
NGOの看板
記事の言及の仕方を見るに、NGOの看板を掲げたスパイ組織だってことらしい。
報告書によると、国連に登録された中国本土、香港、マカオ、台湾のNGO106団体のうち、59団体が中国政府や中国共産党と密接なつながりがあると判明した。
時事通信「中国の偽NGO、国連で暗躍」より
そもそもNGO(非政府組織:Non-governmental Organization)は政府以外の関係組織を示す意味で使われていて、基本的には非政府非営利組織がそれに該当する。営利を追求する団体はNGOではないということにはなっているんだね。
で、おそらく時事通信の「偽NGO」の意図するところは、支那共産党が組織する政府系の活動組織という意味なんだろう。
ただ、正直、今のNGOは「非営利組織」だという認定は少々おかしいと思っているし、結局補助金頼みの活動を行っていることを考えると、非政府組織という枠組みの意味が一体何なのか?とは思ってしまう。
国境なき記者団とか、国境なき医師団とか、色々な組織があるのだけれど、彼らの資金の一部は、各国政府及び組織から供出されているのは周知の事実である。そして、例えば国境なき記者団が出す「報道の自由度ランキング」なる何の参考にもならないランキングなど、一体誰が得をするのか?と考えてしまう。
と、話は脱線したが、偽NGOというのは、おそらく支那共産党から指示を受けて、資金提供も受けて、支那のための政治活動を行う団体という意味なんだろう。
こくれんじんけんりじかい
で、特に最近信用を落としているのが、「国連人権理事会」なのだが……。
国連人権理事会 ジャニー氏性加害問題など日本調査の結果報告
2024年6月27日 14時27分
国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会は、26日、理事会に日本で初めて行った調査結果を報告しました。ジャニー喜多川氏の性加害問題などさまざまな問題をあげた上で、「日本には人権に関する構造的な課題がある」と指摘しました。
NHKニュースより
2024年にはこんな調査報告を出したが、もっと有名な話がある。それが「クマラスワミ報告」と呼ばれるものだ。

日本弁護士会もこの「クマラスワミ報告」の尻馬に乗って、アホな主張をしていたけれども、この報告の根拠となった文献の大半はその真実性を否定されている。
特にジュネーブに本部を置く国連人権理事会でこうした団体が存在感を強めており、会合に大挙して押し寄せ、中国政府やその政策を称賛。他のNGOが中国の新疆ウイグル自治区やチベット自治区での人道問題を採り上げた際は、証言や会合の妨害を試みたという。
時事通信「中国の偽NGO、国連で暗躍」より
最近は「国連の方から来ました」と揶揄されることも多いが、まあ、この手の活動は今に始まった話でもないということだね。
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