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トランプ氏、アメリカの大学への留学を制限し始める

北米ニュース
この記事は約6分で読めます。

日本では、未だに日本学術会議がピーピー言っているけれども、アメリカではなかなか過激なことになっているね。

トランプ大統領“ハーバード大の留学生 15%程度にするべき”

2025年5月29日 16時43分

アメリカのトランプ大統領はハーバード大学が留学生を受け入れるための認定を取り消したことに関連して「留学生の割合の上限を15%程度にするべきだ」と主張しました。ハーバード大学には学生全体のおよそ3割にあたるおよそ6800人の留学生が在籍しています。

NHKニュースより

激しいなぁ。

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本当に理がないのか

アメリカの資本が投資された大学

今回、トランプ氏がターゲットにしているのはマサチューセッツ州にあるハーバード大学である。

卒業生は政財界から学術分野まで幅広い分野に広がっており、政界にも大きな影響力のある大学である。ただし、私立大学なのでトランプ氏の指摘が「良いのか」「適切なのか」という疑問は持っていた。

でも、留学生が全体の3割というのはちょっと多いよね。

トランプ大統領は、留学生の割合に上限を設けるべきだとする理由について、「各国はハーバード大学やそのほかの大学に投資していない。ハーバード大学やほかの大学に進学したいのに、外国人学生がいるためにできない人たちがいる」と述べ、アメリカ人の入学希望者を優先すべきだと強調しました。

NHKニュースより

ただ、トランプ氏の発言の理由を聞いてみると案外まともなんだよね。国富を海外に垂れ流すなというのが彼の主張で、「それはそうだ」と納得するわけだ。

東京大学では

これは2月頃の記事なのだが、こんなニュースがNewsweekソースで流れた。

日本の大学「中国人急増」の、日本人が知らない深刻な問題

2/27(木) 18:03配信

最近、週刊誌やネットメディアで「東大が中国人だらけになっている!」という記事を頻繁に見かける。確かに日本の最高学府である東京大学には現在3545人もの中国人留学生が在籍しており、その割合は学生全体の12%強に及ぶ。留学生の大半は大学院生なので、大学院に限れば4~5人に1人が中国人という状況だ。

Yahoo!ニュースより

学部生で約2%、大学院生では約30%外国人留学生で、支那人学生は66%に上るらしい。

なかなかインパクトの強い話だ。

東京大学は国立大学であり国から税金が投入されている。優秀な学生を海外から多数留学させているというのは、意味のあることなのだろう。だが、特定の国の学生ばかりになることが健全なのかは疑わしく、その結果日本の学生が押し出されてしまうのだとすると、それは国立大学でやるべきことなのか、かなり疑問だ。

これが、東北大学などになると学部生全体の2割が留学生で、修士課程では1割弱が留学生という状態である。正直な気持ちを吐露すると、やはり1割か2割くらいに抑えて欲しいというのが個人的な希望である。

この手の話題で有名になったのが日本福祉大学である。国際学部の留学生割合はなんと5割。まあそういう大学があってもいいとは思うんだけど……。

大学生の数が減っているので経営判断上留学生を増やしているという話もあるんだけど、だったら大学を減らしたら?というのが僕の持論である。国富を投入して大学を維持するのは何処まで健全な話なのかは議論の余地があるだろう。

何が不味いのか

さて、では何が不味いのかということなんだけど、理系の大学であれば、企業との共同開発をやるような大学も少なくない上に、その研究結果は留学生が卒業と共にごっそりと持って行かれてしまう。こっそりではなく、堂々と持っていく姿は、ある意味スゴイとは思う。

そうすると、結構最先端技術の研究をしているところも多いので、日本の国費を投じた実験結果が海外に流出してしまうという問題を抱えている。

文系ならば、とも思うんだけど、でも国費を投じて留学生を招くというのは、メリットもあれど、何処か歪んでいる気はするんだよね。せめて国立大学には、ある程度は制限があってしかるべきじゃないかな。

米大学から「名指し」で締め出される中国人留学生…ルビオ長官「ビザ取り消しを積極的に行う」

2025年5月29日(木)19時20分

ドナルド・トランプ米大統領は大統領就任以来、アイビーリーグ(アメリカの名門大学の総称)に対する締め付けを強化している。その中で複数の外国人留学生ビザを取り消そうとしてきた。

そして5月28日、トランプの腰巾着であるマルコ・ルビオ米国務長官が、「積極的に」中国人留学生に発給されたビザを取り消すといった新たな方針を発表した。

ルビオはX(旧ツイッター)への投稿で、「アメリカは、中国共産党に関係する者や重要分野を専攻する者を含め、中国人留学生のビザ取り消しを開始する」と述べた。

Newsweekより

米政権、学生ビザの面接を停止 申請者についてSNS調査を強化へ

2025年5月28日

アメリカのドナルド・トランプ政権は27日、同国に留学するための学生ビザ(査証)の取得に必要な面接の予約受け付けを停止するよう、各国の米大使館に命じた。同政権は学生ビザ申請者について、ソーシャルメディアの調査を強化する準備を進めている。

BBCより

アメリカが動き出した背景にはそういうこともあると思うけれど、支那人留学生をターゲットにした理由は明確だ。テロリストの巣窟になりつつあって、前トランプ政権末期の時には大騒ぎになったんだよね。あれはBLM運動と連動していたという話があるけど、どうやら支那が煽っていたという話があって、大使館閉鎖とかそういう騒ぎに繋がっていったんだよね。

アレもハッキリした因果関係が示された話ではなかったと思うが。

留学機会確保……

さて、日本ではどのような動きがあるかというと。

若者の海外での活躍を支援する自民党の議員連盟は、29日、国会内で会合を開き、会長の上川前外務大臣は「ハーバード大学で留学生が厳しい状況に置かれ、学問の伝統が大きく揺らいでいる。直面する課題にしっかり対応したい」と述べました。

~~略~~

このあと議員連盟は、政府に対し、留学機会の確保や生活支援に万全を期すよう求める緊急提言をまとめました。

NHKニュースより

ああ、日本から留学している学生をサポートする体制なのね。

うんまあそれは必要だとは思うのだけれど、日本の留学制度の在り方を今一度考え直す機会と言えないだろうか。

トランプ氏のやり方が良いとはいわないし、留学生を招くということが不味いとまでは言わないが、しかし支那人学生はどちらかというとスパイ目的で共産党から派遣されている可能性が高い。

どこまでやるのが正しいのかは良く分からないけれども、メリットとデメリットのバランスは見直すべきだと思うのである。

とまあ、こんな話なんだが、支那はこれに対して物言いを付けている。結構面白い発言である。

留学生ビザ取り消しに米を非難 中国外務省「政治的、差別的だ」

2025/05/29

中国外務省の毛寧報道局長は29日の記者会見で、トランプ米政権が中国人留学生のビザの取り消しを始めると発表したことについて「政治的、差別的なやり方だ」と非難し、断固反対を表明した。米側に申し入れをして抗議したと明らかにした。

共同通信より

ああうん、そりゃ政治的だよね。でも、差別だというのは違う。原因を作ったのは支那共産党なのだ。

コメント

  1. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    支那はもう、現地の孔子学院だかなんだかに留学生をまるっと全部収容したらいいと思います。