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石破総裁を除名しろ!

政治
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石破下ろしだけでは足りないらしい。

戦後80年見解、来月公表へ調整 石破首相退陣目前、自民内反発も

2025年09月25日07時04分配信

石破茂首相は戦後80年に関する見解を、10月4日投開票の自民党総裁選後に公表する方向で調整に入った。政府関係者が24日、明らかにした。総裁選への影響を避けるための判断。首相は10月中に退任する見通しで、首相見解に反対する自民党の保守系議員からさらなる反発を招く可能性もある。

時事通信より

国連の演説でも自分語りに終始したが、まだ足りないらしい。

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除名に値する

隣国からの指示

もう、ため息しか出てこないのだが、石破氏は80年談話を出すことを明言したようだ。

中国、石破首相の歴史認識演説に不満表明 「加害責任を回避」

2025年9月24日 19:55

中国外務省は24日、石破茂首相が国連総会の演説で言及した歴史問題の内容に不満を表明した。郭嘉昆副報道局長が記者会見で「侵略への謝罪がなく、戦争加害者の責任を回避した」と主張した。

日本経済新聞より

経済のこと以外の情報には定評のある日本経済新聞だが、支那からの指令を記事にしている。支那はよっぽど国連演説で石破氏が謝罪することを望んでいたようなのだが、そこはなんと阻止できたようだ。

内容は敢えて書く積もりはないので、こちらの追記を参考にしていただくか、外務省のサイトを直接確認いただきたい。

まあろくでもなかったね。

除名処分

自民党議員として、不適切な行為を行ってしまった場合、党からは以下のような処分が下されることがある。

  1. 戒告(注意・警告)
  2. 党員資格停止(期間を定めて活動を制限)
  3. 離党勧告
  4. 除名(もっとも重い処分。党籍を失う)

上から順番に重い処分となるのだが、慣例からすると先ずは戒告から出されて、それでも改善されないケースではその下の処分が検討されるのだが、党内で議論がなされた上で決定されることになる。

だが、そんなことをやっていては10月4日に間に合わない。

除名処分の手続き

  • 党紀委員会が審査して処分案を決定。
  • 最終的には総裁や党執行部の承認が必要。
  • 除名が決まると、その議員は「自民党所属」としては活動できなくなり、国会会派からも外れる(ただし議員辞職には直結しない)。

それに、石破氏としても一議員という立場であるので、公平を期するために、特定の言説だけをとらまえて処分を検討するというのは、言論弾圧ということになる。

だが、80年談話を勝手に持ち出すというのは、日本の国益を著しく毀損する可能性があり、自民党の看板も傷つける行為である。これを許したら党の存続を危うくする可能性が高いのである。

総裁選候補者に告ぐ

というわけで、実際の手続きを考えると石破氏の除名処分というのは通常の手続きを踏むのであれば10月4日に間に合わない。

そうすると、総裁候補5人にお願いしたいのは、80年談話の適否も含めて議論し、「必要であれば除名する」と言及して欲しいのである。

自民党総裁の立場で、自国の国益を自身の自尊心のためだけに損なうなど、あってはならないことだと。それを言えないようであれば、総裁候補の資格はないのである。

そこまで危険性の高い話なのである。そして、危険性以上に80年談話を出すことで70年談話を塗り替えることは看過できない。特に、高市氏に関して安倍晋三の遺志を引き継ぐ積もりであるのであれば、「70年談話を堅持する」ことまで言及すべきだろう。

小林氏も、言及できる立場にあるし、茂木氏だって一花咲かせる積もりであればそこに言及すべきだろう。他の二人には期待していない。

もちろん、それに言及することは自身の政策を縛る行為に他ならないわけで、悪手になりかねないのだが、それでもそこに突っ込んで欲しいところである。

談話ではない?!

なお、石破氏は「談話じゃなくてメッセージじゃないから」と言い訳をしているようだが。

石破首相、戦後80年見解は「閣議決定経る談話の形取らず」と明言

2025/9/24 22:22(最終更新 9/24 22:22)

石破茂首相(自民党総裁)は24日午前(日本時間同日午後)、訪問先の米ニューヨークで記者会見した。戦後80年に当たり検討している先の大戦に関する見解について、内容は固まっていないとした上で「戦争の記憶を決して風化させてはならない、二度と戦争を起こさないという観点が重要だ」と述べ、発表する方針を明らかにした。

毎日新聞より

いやもう、首相の立場で言うのがダメなんだって。

河野談話だって閣議決定無しに出されて、どれだけ日本に不利益を振りまいたか。あんなのを繰り返してはならないのである。

戦後70年の2015年に閣議決定された安倍晋三首相談話にも触れ、「なぜあの戦争を止めることができなかったか、政治はいかなる役割を果たし、果たさなかったかという問題提起がなされており、私なりの考え方を申し述べたい」と語った。「閣議決定を経る談話の形は取らない。メッセージという言い方になる」とも明言した。

毎日新聞より

自分語りは国連で盛大に無視されることで、ダメだって気がつかなかったんだろうか。

まあなんというか、だからこそあんな演説できちゃったのかも知れないのだが、誰もそんなの求めてないんだって。

談話じゃないからOKだってんだったら、退任後に好きに語れよ。誰も聞いてなくても大丈夫みたいだから、寝室で寝言をいっていれば良いじゃないか。

追記

早速、釘刺しが行われた模様。

高市早苗氏「今、新しいメッセージは不要」 石破茂首相「戦後80年見解」にくぎ刺す

2025/9/25 15:16

自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬した高市早苗前経済安全保障担当相は25日、産経新聞のインタビューに応じ、石破茂首相が発出すると明言した戦後80年の「見解」について、「私は、安倍晋三内閣が戦後70年談話を閣議決定したときの閣僚で、戦後70年談話がベストだと思う。今、新しいメッセージは必要ない」と述べた。

産経新聞より

これを討論でやって欲しいんだけど。

自民・小林鷹之氏、石破首相の戦後80年見解は「必要性乏しいのではないか」

2025/9/25 11:11

自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬した小林鷹之元経済安全保障担当相は25日午前、石破茂首相が発出すると明言した戦後80年の「見解」について、「70年談話で日本政府としてのメッセージはしっかり打ち出したと思っている。改めて見解という形であっても、出していただく必要性は乏しいのではないか」と述べた。東京都内で記者団の取材に答えた。

産経新聞より

こっちはちょっと弱いなぁ。

コメント

  1. 砂漠の男 より:

    石破首相ならずとも、自民党議員なんて祖国の裏切り者ばかりですから。
    戦後80年経っても、改憲ひとつすら出来ず、最近は国益を毀損することばかりしている。
    「戦後日本」ドクトリンも自民党も賞味期限切れです。
    自分はとうの昔に自民党支持を止めてますが、余計に自民党の悪目立ちがよくみえます。
    逆に、トランプ政権を見て冷や汗をかいている自民党議員や官僚は多いでしょう。

    • 木霊 木霊 より:

      うぉう、辛辣。
      でも否定できないですね、政治家という生き物の殆どがそういう生態ですから。

      でも、トランプ政権との対決は、大変ですよね。ある意味、最強ですから。