「また妄言」と高市氏を批判する中央日報

ああ、中央日報ね。

高市首相がまた妄言「竹島は日本の領土…毅然と対応していく」

2025.12.09 16:24

日本の高市早苗首相が9日、韓国固有の領土である独島（ドクト、日本名・竹島）について、「竹島は日本領土」と再び主張した。

中央日報より

まず問いたいのは、この「また」とは何を指すのか、ということ。

いざとなれば日本の敵になる

「また」が意味すること

ニュース自体は大した話ではない。だが「また」という言葉が唐突だ。

高市首相は「竹島は歴史的事実に照らしても国際法上も明らかにわが国固有の領土という基本的立場に基づき毅然と対応していくことに変わりはないない。国内外にわが国の立場についての正確な理解が浸透するよう内外発信に務めていきたい」と話した。

高市首相は自民党総裁候補だった9月27日に開かれた選挙討論会でも「（竹島の日の式典に）大臣が堂々と出ていったらいい。顔色をうかがう必要はない。（竹島を）日本の領土としてみんなが知っていかなければならない」と話していた。

中央日報「高市首相がまた妄言～」より

文脈的には選挙討論会でも「竹島は日本の領土だ」ととれる文脈で話をしているが、この時は特に韓国は騒いでいなかった。

そうすると「また」というのは、台湾有事発言を示唆しているのでは。そんなことは中央日報には一言も書いていないんだけど、韓国な支那の顔色をうかがって政治をやっている。暗示していると捉える方が正確だろう。

実際に、ネットでも日本側の左派は「また」について、台湾有事に絡めた連想をする阿呆が多かった。

大統領は「中立」を宣言

加えて、韓国大統領のミョンミョン（李在明氏）が、こんな電波発言をしていた。

韓国大統領、日中対立「肩入れせず」　仲裁、両国訪問にも意欲

2025年12月03日15時14分配信

韓国の李在明大統領は３日、海外メディアと記者会見し、台湾有事を巡る高市早苗首相発言をきっかけとした日中の対立について「片方の肩を持つことは対立を激化させる要因になる」との認識を示した。その上で、韓国が仲裁できる部分があれば「そうした役割を果たすのが望ましい」と語った。

時事通信より

「片方の肩を持つ」という発言からは、台湾有事発生時における自国がるリスクを理解していないのだろう。韓国は寧ろ当事者だぞ。

一方、李氏は「韓国にとって中国は地理的にも経済的にも歴史的にも切っても切れない関係にある」と強調し、「安定的な管理」の必要性を訴えた。近い時期に中国を訪問して習近平国家主席と「十分な首脳会談の時間を持ちたい」と語った。年内の訪中を打診したものの、中国側の事情で来年になる見通しという。

時事通信「韓国大統領、日中対立「肩入れせず」～」より

韓国の生存戦略は、支那の靴を舐めて行くということらしい。それはそれでいいんだろうけれど、それはレッドチームに入っているのを明確するということで、そうすると在韓米軍の扱いが困ることになるよ。

前哨基地になる韓国

先日話題になったが、ロシアや支那とアメリカが揉めた場合に、最前線に立たされるのが韓国である。

【社説】韓国に対中・対ロ前哨基地の役割を求める在韓米軍司令官

登録:2025-11-18 06:29 修正:2025-11-18 09:20

ザビエル・ブランソン在韓米軍司令官が17日、中国とロシアの脅威への対抗における朝鮮半島の地政学的重要性を強調し、（韓国に）事実上米国の覇権維持のための「前哨基地」になることを求めた。さらに韓米日の三角軍事協力を越えて韓国・日本・フィリピンが手を携えた時の利点も強調した。米国から見ると朝鮮半島は中国の下に位置した「軍事基地」のように見えるかもしれないが、ここは5千万人を越える同盟国市民の大切な生活の場だ。

ハンギョレより

在韓米軍司令官のブランソン氏の認識は、朝鮮半島の地政学的な意味が逆さ地図に現れているそうで。

まあ、この認識は正しいのだけれど、韓国は「都合が悪い」と思っているようだね。実際、「前哨基地」になることは軍隊の規模からかんがえてちょっと考えにくい。

一方で、無関係でいることもあり得ないのが実情なんだよね。

まとめ

そんなわけで韓国メディアも韓国政府も、今やレッドチームにいるつもりでいるのはもう間違いない。

日本は「そういう国」であることをしっかり認識して、付き合っていくべきだろう。