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【追記】辺野古沖転覆事故――あまりに杜撰な学校の管理体制

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社会
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あまり気が進まないのだが、辺野古関連のニュースについて少し触れておく。

辺野古船転覆事故受け、沖縄県が安全管理体制の再点検へ 修学旅行推進協臨時会合

2026/3/30 19:34

沖縄県名護市の辺野古沖で平和学習中の同志社国際高(京都府)の生徒を乗せた小型船2隻が転覆し生徒らが犠牲となった事故を受け、県は30日、那覇市内で県修学旅行推進協議会の臨時会合を開いた。今後、関係機関と連携し、安全管理体制の再点検を進める。

産経新聞より

触れたくない理由は簡単で、胸くその悪くなるクソみたいな情報しか出てこないからだ。

学校の管理体制の問題

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メディアはあまり話題にしたがらない

ともあれ、前の記事だ。

事故の概要を整理すると以下の通りである。

  • 事故発生日時:3月16日午前
  • 場所:沖縄県名護市辺野古沖
  • 高校生18名を乗せた「平和丸」「不屈」が転覆
  • 船長(71歳)と女子生徒(17歳)が溺れて死亡
  • 高校生は学校の研修旅行(修学旅行)の最中だった

楽しいはずの修学旅行で、何をしてくれていやがるんですかね?

協議会は県内の旅行業協会やバス協会などで構成。この日の会合では、再発防止に向けて事業者に注意喚起するほか、学校が個別に体験プログラムを手配する場合、旅行会社を通じて安全管理体制がどうなっているのかチェックを促す必要があることなどを確認した。

産経新聞「辺野古船転覆事故受け~」より

ここで確認されているのは、「学校が個別に体験プログラムを手配した場合の安全確認が不十分だった」という点である。

つまり今回の問題は、単なる事故ではなく「管理の空白」に起因している可能性が高い。

一方で、大手メディアの報道は全体として慎重であり、踏み込みは限定的だ。その結果、ネット上では真偽不明の情報が氾濫するという、いつもの構図になっている。

救命胴衣の話

事故発生当時に話題になったのが、救命胴衣の着用の有無である。各紙一斉に「高校生は全員救命胴衣を着用していた」と報じていた。

救命胴衣の着用指導なし 学校側「把握していなかった」 辺野古沖転覆 保護者の怒り

2026年3月28日 12:34

辺野古沖で船2隻が転覆した事故です。先日行われた学校の保護者説明会には亡くなった生徒の父親が出席し、「情報が出なくなって風化していくことを望んでいない」と心境を明かしました。

~~略~~

「子どもたちは救命胴衣を着ていたけれど、着る時になんのサポートもなく、息子が言うには1人の生徒は着けるところが互い違いになってちゃんと装着できていなかったと。でも誰一人、先生の誰一人、乗務員の方も誰一人、指導してくださらなかったと」

テレ朝Newsより

だが、これが酷い話で、どうやら救命胴衣の着用の方法や、非常事態にどうするかに対する説明がなかったようなのだ。

「安全配慮義務が著しく欠けていた」を更に補強する結果になってしまった。

当初の報道の通り「救命胴衣を着用していた」ならば、しっかりと着用指導がなされて、着用状態のチェックされていると思うのが普通である。

だが、それが疑わしくなってしまった。

船長は救命胴衣を着用しなかった?

しかし、死亡した船長にはどうやら常習的に着用していなかった疑惑がある。

そこで注目されるのが、検索すれば多数出てくる証拠で、この写真は、当該団体の安全管理の実態を端的に示している。

これは過去の「平和丸」に乗船した共産党所属議員の写真なのだが、救命胴衣をつけていない様子が確認出来る他、後ろに座る救命胴衣を着用していると見られる女性は、救命胴衣の前にあるチャックが閉まっていない。

救命胴衣には股紐を着用するタイプと、ずり上がり防止の為にしっかりと腰の辺りでベルトで締め上げるタイプがあるが、写真を見る限りどちらを使っていたとしても、適切な運用が出来ていなかった様子を示唆する。

つまり、生徒達の多くは救命胴衣を適切に着用出来ていなかった疑いが濃く、死亡してしまった女生徒もまた、その一人だったのではないか。

保険適用外

さらに深刻なのは、使用された船舶の問題である。転覆した「平和丸」と「不屈」は、事業登録がなされていなかった違法船であった。

沖縄・辺野古沖で転覆の2隻、事業登録せず 基地移設の見学者も乗船

2026年3月17日 17:00

沖縄県名護市辺野古の沖合で16日に転覆した「不屈」と「平和丸」は長年、米軍普天間基地(同県宜野湾市)の移設工事への抗議活動と、学生らが米軍基地が集中する沖縄の実態を学ぶ目的で使われてきた。

産経新聞より

加えて、旅行代理店はこの件にタッチしていなかったようだ。

辺野古沖転覆事故で東武トップツアーズがお詫び文掲載「乗船プログラムは学校が直接手配」

2026/3/26 13:26

東武トップツアーズ(東京都墨田区)は、沖縄県名護市辺野古沖で2隻の船が転覆し、同志社国際高(京都府京田辺市)の2年の女子生徒ら2人が死亡した事故に関し、同社ホームページで「弊社取り扱いの研修旅行における事故につきまして」と題したお詫び文を掲載した。同高の修学旅行の企画・実施は同社が担当したが、船舶への乗船プログラムは学校側が直接選定・手配したものだと説明した。

産経新聞より

つまり、観光に用いるには不適切な船を使って、旅行代理店の管轄外で事故が発生してしまったと整理される。

そうすると、旅行代理店の保険適用外となってしまう。一方で、学校事業に関する保険はというと、これも違法船を使って安全配慮義務違反であった実態を鑑みると、適用外である可能性が高い。

何しろ、監督する為に随伴しているはずの教員が乗船していなかったのだから。体調不良で乗船しなかったと説明されているが、一人で引率しているわけではないからそんなのは言い訳にもならない。

更に、下見をしていなかった疑いも持ち上がっている。

下見なし、注意報も把握せず…同志社国際 保護者会で分かった安全管理の空白と崩れた信頼

2026/3/26 07:00

沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、同志社国際高(京都府京田辺市)の2年の女子生徒(17)ら2人が死亡した事故で、現場に生徒らを引率した教員が当時波浪注意報が出ていたことを把握していなかったことが25日分かった。

~~略~~

辺野古の洋上見学は、平和学習を目的とした研修旅行の一環として実施。少なくとも今年度の旅行については、今回乗船した2隻の船も含めて辺野古コースの現場の下見をしていなかったことも判明した。

産経新聞より

あまりにも杜撰である。

ここまでの話から、当該旅行は安全面についてかなり杜撰であったことが分かる。

さらに、過去にも民泊を利用したとか常軌を逸した話があったので、そうした安全面軽視が常態化していた可能性が高いと思われる。学校の管理責任を問われる問題だ。

活動家との癒着実態

こうした実態を示した上で、上に示した「平和学習」とやらを主導した組織、つまり日本共産党とキリスト教団の関係が浮かび上がってくる。

いわゆる「報道におけるタブー」のうち、宗教タブーに触れること。そして、本質的に避けているのが日本共産党に関わる構造的な問題点に触れていないこと(ここはタブーとしてカウントされることもないが、触れると強烈な反論が来るので触れたがらない)、これが構造的な問題に寄与している疑いが強い。

本件では、その構図がくっきりと浮かび上がっている。

抗議と平和教育で長年使用 転覆の「不屈」「平和丸」 亡くなった船長は牧師

2026/3/17 09:00

沖縄県名護市辺野古の沖合で16日に転覆した「不屈」と「平和丸」は長年、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設工事への抗議活動と、米軍基地が集中する沖縄の実態を学生らが学ぶ平和教育のために使われてきた。運航団体「ヘリ基地反対協議会」によると支援者らのカンパで活動し、専属の修理業者と連携して月1回メンテナンスしていた。

亡くなった「不屈」船長、金井創さん(71)は牧師で、キリスト教に基づく教育を行う同志社国際高と個人的なつながりがあったとみられる。年に数回、依頼のあった生徒や学生らを辺野古沖に案内していた。10年以上の乗船歴があった。

産経新聞より

[きょうナニある?]話題/辺野古抗議の手記出版/キリ学平和研の金井創さん

公開日:2019年4月29日 5:00

沖縄キリスト教学院平和総合研究所コーディネーターで、辺野古の新基地建設に反対し抗議行動を続ける金井創さん=写真=がこのほど、「沖縄・辺野古の抗議船『不屈』からの便り」を出版した。2006年に日本キリスト教団佐敷教会の牧師に就任し、14年からは抗議船「不屈」の船長として海に出ている。

沖縄タイムスより

死亡した金井創は、不屈の船長であったが、同時にキリスト教団の牧師でもあった。そして、活動を通じて同志社国際高校との関係を持っていたと言うことまでが分かっている。

また、多数の共産党関係者の選挙応援に出たり、しんぶん赤旗に登場したりと、深い関係を持っていたことは証拠として幾らでも出てくる。

本来あるべき姿を歪める政治活動

当然ながら、学習現場に宗教や政治を過度に持ち込むことは慎むべきである。

教師には政治的中立性が求められるため、このような政治活動をしてきた実態が明らかになることは、極めて重い。

かつての平和学習も波紋 同志社国際しおりで辺野古座り込み募る「親に説明は」深まる疑念

2026/3/28 07:00

沖縄県名護市辺野古沖の船転覆事故で、女子生徒(17)が犠牲となった同志社国際高校(京都府京田辺市)が過去の研修旅行のしおりに、米軍普天間飛行場の辺野古移設に対する抗議活動への参加を呼びかける文章を掲載していたことが明らかになった。

産経新聞より

況してや、「平和学習」と称して左派活動に生徒達を動員するのは言語道断である。

そして、こうした実態を学校側は「把握していなかった」などと嘯いているが、校内で配られた印刷物などに示されていた話なのだから、把握していないはずがない。

結局この事故は、学校側の責任に帰結するのである。また、その根幹にあるものが宗教と政治であり、教育の前提となる安全性を蔑ろにしたということは、到底許せるものではない。

学校側が、宗教や政治を大切にするあまり、生徒達に最も必要な安全を軽視しすぎた結果がこれだったのではないか。

まとめ

学校も、現地のアテンドをした活動家も、旅行代理店も何れもが責任逃れを使用としている実態が浮き彫りになってきていて、気分が悪い。

参考にしたニュースの多くが産経新聞になってしまっているのは偶然ではなく、ニュースの数が少ない中で唯一このニュースの数を増やしている媒体だからだ。だが、肝心な部分に踏み込めているかというと、やや甘いように思う。

この件、ガッツリと日本共産党が関わっていると考えられる。登場人物が、あらかた日本共産党に関連して活動しているからだ。ここで主張したいのは、犯人捜しをしたいのではないという点だ。安全軽視の構造を解明して、日本共産党が無関係というのであればそれを解明すれば良い話だということだ。本来大切だったのは、生徒の安全だったのだから。

本来、国政政党が関わる問題である以上、本来は最も厳しく検証されるべき事案のはず。にもかかわらず、その追及が甘いのであれば、片手落ちと言われても仕方があるまい。

コメント

  1. 匿名 より:

    本当に反吐の出る事案ですよね。
    知床の事故ではあれだけ毎日の様にテレビで報道して叩きまくってたのに辺野古でダンプの犠牲になった警備員の時と同じ様にアリバイ程度に報道した程度ですし。

    不特定多数の人を乗船させるための登録、保険未加入な状況で亡くなった船長の責任を被せて逃げ切ろうと考えてるし、別働隊のやつらは喪に伏すって言いながら座り込みやってる始末だし。
    どうかお願いですから全ての原因をオープンにして公開して欲しいです。
    まぁ知事がアレだから平和教育って名を借りたテロ行為に手を貸してズブズブですしねぇ。

    でも平和って名目有れば許されるって言うなら国を守るって平和目的で自衛隊のトラックに乗って富士の演習場行っても文句つけられる意味がわかりませんな、まぁ自衛隊はそんな事やる余裕有りませんけど

    • 木霊 木霊 より:

      こればっかりは本当に腹が立ちます。
      政治もメディアも左派勢力に食い荒らされていまして。
      いや、本当の意味の左派であれば、別に構わんのですが、アイツラ、国賊ですから。