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支那で、長江の水底下を走る高速鉄道誕生へ

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中華人民共和国ニュース
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そう、良かったねぇ。

長江の水底下を走る高速列車が間もなく誕生!中国「東西大動脈」が完成へ

2026年04月03日10:29

世界最大径の高速鉄道用シールドマシン「領航号」で長江の水底下を掘削する工事が先頃、完了した。これにより長さ14キロの水底トンネル「崇太長江トンネル」が間もなく貫通する。全長約2100キロの長江沿いを走る高速鉄道の全線貫通に向かって、大きな一歩を踏み出すことになる。

人民網より

今回は、トンネル工事が完了間近というニュースだったんだけど、この記事を見る限りまあまあおかしな企画である。

高速鉄道をこれ以上伸ばしてどうするのか

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掘っちゃった

この計画、着工したのが2022年なので、かなりの短期で工事が完了するということに。

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海底を掘られる距離、全長は39kmにもなるのだとか。

「長江第一トンネル」の海太長江トンネルが着工

2022年09月08日

中国の距離が最長で断面が最大の水中シールドトンネル、「長江第一トンネル」とも呼べる海太長江トンネルが7日、正式に着工された。科技日報が伝えた。

海太長江トンネルは江蘇省南通市海門区の滬陝(上海–西安)高速道路から始まり、蘇州太倉市の滬武(上海–武漢)高速道路に至り、全長は約39.07キロメートル、うち長江通過区間は約11.2キロメートル、設計速度は100km/hで、両側6車線。工期は6年。

Science Portal Chinaより

橋をかけると、船の航行の邪魔になるとかで、川底の下を通過させることにしたらしいのだが、それにしたって、物凄くコストがかかるんだよ。掘るのも大変なら維持管理も大変なんだ。

技術力はそりゃすげーと思うけど、そんなの掘ってどうするんだよというのが正直な感想である。

これまでは、長江を跨ぐ高速鉄道には橋梁が採用されることが多かった。しかし、崇太長江トンネルは、いくつかの要素を総合的に検討した上で、建設難度の高い水底トンネルが採用された。まず、長江に沿って走る高速鉄道は、上海市の崇明区や江蘇省の太倉市などを経由し、長江に差し掛かると、通航する船舶が非常に多い「ゴールデンルート」と呼ばれている主航道を跨ぐことになる。そのため、水底トンネルなら船舶の通航に全く支障が出ない。次に、長江刀鱭国家級水産遺伝資源保護区中核エリアを通過するため、トンネルを掘削する工事なら、自然環境に対する影響を抑えることができる。さらに立ち退きを減らすこともできるほか、雨季の悪天候の影響を受けずに、工事できる日を増やすことができる。

人民網「長江の水底下を走る高速列車が間もなく誕生~」より

政治的コストが安かったということかもしれないが……。

遠大な高速列車計画

そして、上海から成都まで結ぶ鉄道を建設する計画になっているようだ。

この長江沿いに建設されている高速鉄道は、中国の東西を結ぶ重要なルートで、上海市を出発して、江蘇省、安徽省、湖北省、重慶市などを経由して、四川省成都市に到達する。設計時速は全線平均350キロで、長江デルタと長江の中流、成都・重慶という三大都市群を結ぶほか、上海、南京、合肥、武漢、重慶、成都といった「国家級都市圈」を連結する。

人民網「長江の水底下を走る高速列車が間もなく誕生~」より

凄い計画だな。

便利になるかもしれないけど、この鉄道網ってどうやって管理するつもりだろうか。

中国国家鉄路集団は2030年をめどに、中国全土の鉄道の総延長距離を約18万キロに、そのうち高速鉄道を約6万キロまで伸ばすという明確な目標を掲げている。

人民網「長江の水底下を走る高速列車が間もなく誕生~」より

今ですら管理が行き届いていないというのに…。

総延長5万kmを突破

2025年の記事になるが、支那の鉄道網は5万kmを突破したのだとか。

中国高速鉄道「5万km突破」消えゆく在来線の面影 大変貌を遂げた”人民の足”発展の陰で「ある問題」も

2026/01/31 4:30

中国の高速鉄道の総延長が2025年末、ついに5万kmを超えた。最初の高速鉄道専用線が2008年に完成してから20年に満たない期間で、日本の鉄道の総延長をはるかに上回る規模まで一気にネットワークを拡大した。

東洋経済オンラインより

5万kmというと、地球の赤道上を1.2周できる距離になる。

当然、保線はやらなければならないわけで、これが天文学的な額になる。まだ、完成から20年足らずとなると、老朽化が問題になる時期はもう少し先の話。

中国「高速鉄道、財務では価値測れず」 負債130兆円に開き直り?

2025年11月5日 11:00

営業路線の長さで世界を圧倒する中国の高速鉄道。急速な路線拡張によって膨らんだ負債は130兆円を超し、持続可能性には黄信号がともる。そのような中で中国政府が最近示した、高速鉄道をめぐる「公式見解」が注目されている。

日本経済新聞より

しかし、これから更に維持費や更新費がかかってくるのは間違いないわけで、それを2030年までに総延長18万km?随分と狂気的である。

まとめ

未だにイケイケで鉄道網を充実させている支那だが、既に絶望感しか感じない。国鉄集団の総負債は約128兆円(約6.4兆元)、年間の利払いだけでも約4.6兆円(2000億元)を超えている。コレで利益も順当に出ていれば良いのだが、大した利益が出ていないのが現状だと言うから恐ろしい。

これまでのビジネスモデルは、高速鉄道を伸ばして駅を作り、駅周辺に住居を作って売りに出すという、アルシュマッチポンプに近い設計だった。だが、不動産開発業界が破綻してしまった今もこれを続けている。止め時がわからなくなっているのかもしれないけれど。

コメント

  1. 匿名 より:

    国家主席が要求した鉄道兵站計画は達成される
    今の鉄道部門上層部にとって他部門と維持費は知った事じゃない
    素晴らしきかな縦割り行政