近況は「お知らせ」に紹介するようにしました。「注意して下さい」もお読み下さい。

支那でBYDの後輪用モーターが脱落する珍事発生

スポンサーリンク
中華人民共和国ニュース
この記事は約4分で読めます。

ちょっと愉快なニュースがあったので、紹介しておこう。

中国・瀋陽で豪雨のなかBYD電気自動車の車体下部から後輪モーターが丸ごと脱落

2026.07.15 09:00

中国で、記録的な豪雨で冠水した道路を走行していた電気自動車(EV)から、主要部品であるモーターが丸ごと脱落するというあきれるような事故が発生し、安全性をめぐる論争が広がっている。

中央日報より

前代未聞の事態ではあるが、その昔、日本でエンジン車のエンジンが脱落した事件もあったわけで。支那の技術レベルが「まだ、その程度だ」と言えば、それまでの話なんだよね。

脱落防止構造は?

スポンサーリンク

笑劇の写真

さて、どんな話だったのか?ということなのだけれど、これだ。

コラではない。

最近、瀋陽市で冠水した道路の真ん中にEV1台が立ち往生している映像が、オンラインコミュニティを通じて急速に拡散した。映像では、車両後部から大型の機械部品が車体から外れて引きずっているような状態となっており、衝撃を与えた。

中央日報「中国・瀋陽で豪雨のなかBYD~」より

笑ってしまうのは、この状態でも走行できたってことだね。

今回のBYD「唐」の4輪駆動(AWD)モデルは、前輪を動かすモーターと、後輪を動かすモーターが完全に独立して前後に1基ずつ搭載されているらしい。で、後輪用のモーターらしきものが脱落したけど、前は無事だったから走行できたってことらしい。

この構図で走ったら、そりゃ驚くよね。

メーカーは自分の説明で納得できるのか

しかし、驚いたのはそれだけではないのだ。

論争が拡大すると、問題の車両のメーカーであり、世界最大のEVメーカーであるBYD(比亜迪)は公式見解を発表した。BYDの関係者は「車両が深く冠水した区間を通過する際、車体下部に加わった強い水圧と物理的衝撃によって後輪モーターの固定装置が破損し、脱落した」と説明した。さらに「豪雨時には冠水した道路を無理に走行せず、できる限り迂回してほしい」と呼びかけた。

中央日報「中国・瀋陽で豪雨のなかBYD~」より

このBYD「唐」というクラスは、高い防水性能を備えているとされるが、それはそれとして、「冠水した区間を走るな」と公式の声明を出したようだ。

EVで冠水道路を走ること自体、自殺行為のような気もするが、そんな当たり前のことを宣伝しなければならないというのは、間抜けな話である。しかし、BYDは冠水時でも平気だ!と宣伝しているので、これは仕方のない側面もある。

そして、防水性能は耐衝撃性能を高めることを意味するわけではないと言われれば、その通りである。

しかし、「車体下部に加わった高い水圧と物理的衝撃」って、にわかに信じ難い。車のアンダーカバーを突き抜けて、モーターだけ直撃したってことなのか。

更に、専門家を証する方はこの通り。

専門家は、EVはバッテリーやモーターなど重く重要な部品が車体下部に集中しているため、冠水した道路を走行する際には内燃機関車に比べてより大きな衝撃を受ける可能性があると警告している。深い冠水路を高速で通過すると、車体前部やアンダーカバーが損傷し、水圧が部品に直接加わるためだ。

中央日報「中国・瀋陽で豪雨のなかBYD~」より

これまた意味が分からない。「内燃機関車に比べてより大きな衝撃を受ける可能性」って、日本語として正しいの?不自由な日本語は翻訳が悪いのか、専門家の頭が悪いのか。

構造的な疑問

さて、そもそもBYD「唐」はどんな構造を採用しているかというと、e-Platformと呼ばれる「優れた構造」を採用している。

ドルフィンなどと共通のプラットフォームらしく、こんな感じの構造なのだが……、これでモーターだけピンポイントで外れるように何がぶつかったのか非常に疑問だ。

おそらく、今回のトラブルの正体は、モーターマウント部分のねじの緩みによるモーターの脱落で、下から断続的に水圧がかかっていたことで、ネジが緩んで抜けたというのが真相なのだろう。

脱落防止構造を採用していなかったのは驚きだが、「そんなことは発生しない」とでも考えていたのだろうね。

まとめ

流石、BYDだぜ!という納得の事故であったが、事故原因の真相はメーカーからの公表を待たねばならないだろう。今回の話はあくまで、構造から類推可能な事故原因の推定に過ぎないからね。

とはいえ、実際にこんなことが発生したら危険きわまりない話となる。冠水道路を走らないようにしよう!と注意勧告すべきか、或いはBYD車の後ろを走るべきではないと注意勧告すべきか。

コメント

  1. 山童 より:

    車体というものは落雷には強いです。直撃されても車体側面などから電流が流れ、地面にアースされて人に影響ない。
    とはいえ、それは抵抗の少ない方向へと、車体表面を電気が流れてゆく為で。

    しかし、「冠水区域」で電気自動車が走るとなると話は別物!

    そもそも電気振りまいて走る(あの写真を観るとそうなる)のじたい「周囲の迷惑」いがいの何者でもない!
    つか、「電気」自動車ですぜ。
    それで冠水した場所を走る?

    さすがシナ人としか言いようない。
    別に差別発言するつもりはないけど、
    あの国は我々の国と常識が違う。
    というか人口が多すぎて、居住地域や社会階層や年収、資産によって「異民族かよ?」と想うくらいに常識が異なる!
    もともと突破な発想の人が多いうえに、
    人民服を着なくなったあたりから、リミッターが外されたようです。

    • 匿名 より:

      それって中共の思想教育は無意味で面従腹背を学んで政策に対策する長い歴史に裏打ちされたいつもの中華人民

      • 山童 より:

        ああ、鋭い!
        そう共産党員の9000万人(冗談みたいな人数)を除くと、「政策あらば対策」で生きている庶民はそうなるすね。
        シナ人って、一度も議会民主主義の経験ない、トップダウンの独裁で数千年やってきてます。
        すると、民は従順になるどころか、
        政策の裏をかいて生きるようなる。
        独裁国家だから人民は従順ではなく、独裁国家たからこそ、尊法精神の無いアナーキーな人が増える!
        上もそこが解ってるから、パイを与えないといつ革命を起こされ首を切られるか解らない。上層と下層にそれなりの信頼関係があるのは日本だからなのでせうねぇ。

  2. 山童 より:

    ところで、またまたスレ違いな質問すが。
    m(_ _)m

    ドイツってホントにNATO最強の軍事国になれるの?

    ドイツの前首相だが現首相だかが欧州最強にすると言ってました。
    たしかにGDP5%で、日本の何倍もの予算。
    ただNATOはNo.1が米国で、2がトルコ。
    道は遠い。

    んで、木霊様が前に記事にしてくれたクーデーター未遂事件みると、あれ治安関係者や軍関係者それも割と高官が関わってた。

    という事は、メルケル以来の23年で、ひたすらドイツは国防を弱体化させてきた。
    それが不満だから軍関係者や司法関係者がクーデーターに加わっていたのだろうし。
    その背景には「このままだとロシアがやらかす」ちう不安があったから。
    実際にやらかしてるし!
    それで!いまさらできんのかね?と。
    過去記事みても、ドイツ国防軍いろいろと
    メンテや補給がズタボロぽいし。

    とはいえ、ワイマール共和政でボロボロの
    ドイツ軍をヒトラーが一気に最強国にした実績もあるので、やれんとは言えない。
    ただ単独ではどうともならない話すよね、
    ロシア相手には。

    ポーランドが300兆円だか二次大戦の賠償で請求してるでないすか。
    ロシアの前に団結たとか言いながら。
    それはそれ、これはこれ問題なのかも知れないけれど、「これがヨーロッパ」ちうものだとも想う。
    果たしてドイツは軍事強国になれるんてすかねぇ?