ケニアの記事を書いたらエチオピアの話が出たので、少し触れておこうと思う。
与党「地滑り的勝利」の公算 アビー政権継続か―エチオピア総選挙
2026年06月02日06時54分
アフリカ北東部エチオピアで1日総選挙が行われた。2018年から首相を務めるアビー氏の与党繁栄党が、21年の前回選挙同様「地滑り的勝利」(ロイター通信)を収める見通しだ。結果は11日までに判明する予定。一部地域では投票が見送られた。
時事通信より
アフリカ北東部にあるエチオピアという国家は、2018年頃に民主化はしたのだけれど、公正な選挙が行われたかというとやや疑わしい面があるので、このニュースを素直に飲み込むことは難しかった。
そもそも民主化したエチオピアだが、それは本当に正しい選択だったのだろうか。
アフリカで民主化した国家の現実
民主化のヒーロー
この首相を務めているアビー氏だが、「民主化のヒーロー」と持て囃される、持て囃された人物である。
2019年にはノーベル平和賞を受賞していて、個人的にはこの時点で胡散臭い。何故なら、ノーベル平和賞って往々にして政治的理由で選ばれて、個人の功績を正しく評価されるのかという点について疑問の多い賞だからだ。
その受賞の正当性については、後に起きた事件からも疑問視されることになる。
エチオピアの反政府勢力、「正当な政府と認めよ」 停戦条件として要求
2021年7月5日
エチオピア北部ティグレ州で続く紛争で、地域政党ティグレ人民解放戦線(TPLF)は4日、自分たちが正当な政府であると認められなければいかなる停戦も受け入れないと表明した。政府軍は一方的に停戦を宣言している。
BBCより
それが、ティグレ州で発生している紛争と、その鎮圧手法である。
TPLFと政府軍は約8カ月にわたって戦闘を続けており、これまでに数千人が死亡した。
国連によると、同地域では200万人以上が避難を余儀なくされている。また、約40万人が飢餓に陥っており、さらに約180万人が飢餓の危機に直面しているという。
BBC「エチオピアの反政府勢力~」より
正直、エチオピアの歴史に詳しいわけでもないので、政府側の主張に正当性があるのか、地域政党ティグレ人民解放戦線(TPLF)側に正当性があるのかは判断できない。
しかし、国内で200万人以上の国民が避難し、40万人が飢餓に陥っていて、180万人が飢餓の危機に直面しているという事実をみると、政府側の政治に問題があったとしか思えない。
受賞後の緊張の高まり
ノーベル平和賞の是非はともかくとして、民主化の象徴として首相の座に収まったアビー氏が、在任期間中に何をやったのかといえば、エチオピアの団結とは逆方向へ向かう政策だった。
民族間の緊張の高まりは、アビィ・アハメド首相の在任期間を特徴づける要素となっている。
~~略~~
アビィ・アハメド政権下では、オロモ族、アムハラ族、ティグレ族といった地域グループ間の対立が激化した。オロミア州やティグレ州などでは、政治的対立、境界線をめぐる争い、自治権要求などが暴力や住民の大量避難につながり、緊張が爆発した。一部の専門家は、急速な改革と国家統制の弱体化が、長年抑圧されてきた不満を爆発させ、新たな 紛争を煽り、長年の対立を緩和するどころか、状況を不安定化させたと主張している。その結果、多くの一般エチオピア国民は不安に直面し、一部地域では全面戦争にまで発展するなど、壊滅的な被害を受けている。
zehabeshaより
エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)は、1989年に結成されて、エチオピア労働党の社会主義政権を打倒するのに一役買った。
エチオピア労働党が個人独裁の行き過ぎた過激な社会主義体制を形成していたものの、その勢力を拡大できた背景には、ソ連の後押しがあったからである。
だが、ソ連からの援助が途絶えた1990年以降、政権の維持が危うくなり、EPRDFに打倒されるに至る。
その後、アビー氏が中心となる繁栄党がEPRDFの後身として結成されるにあたって、EPRDFは解散される。EPRDFもゲリラ活動を中心に各地に展開していたために、アビー氏にとっては色々都合が悪かったのだろう。
が、EPRDFに参加していたTPLFとしては繁栄党と相容れなかった。その後の排斥に繋がるのは、構造的にやむを得ないだろう。
民主化は、エチオピアの地域紛争を激化させた側面があるのだ。
支那との関係の深化
更に皮肉な話として、支那との関係がかなり深く、一帯一路政策の受け入れから、その後の関係強化まで、なかなか切っても切れない関係にあるといえよう。
中国外相がエチオピア首相と会談、幅広い経済協力拡大呼びかけ
2026年1月9日午後 1:32
新年恒例のアフリカ訪問を行っている中国の王毅外相は8日、最初に訪れたエチオピアでアビー首相と会談し、インフラや環境産業、デジタル経済といった分野での協力拡大を呼びかけた。
ロイターより
エチオピアは社会主義体制を掲げていた時期があるので、意外に支那との親和性は高い。アビー氏も、そこに違和感はないのだろう。
エチオピアはアフリカ屈指の高い経済成長を誇り、国際通貨基金(IMF)は今年の成長率が7.2%に達すると予想している。
中国は習近平国家主席が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」のモデルパートナーとして、こうしたエチオピアのように若く、豊かさが増している国を取り込みたい構えだ。
ロイター「中国外相がエチオピア首相と会談~」より
もともと、支那はアフリカ諸国と資源外交を展開していて、金も技術も提供するが政権の方針には口出ししないという支那の動きは歓迎していた。
とはいえ、その実態はお世辞にも綺麗なものとは言えない。
エチオピアが債務不履行、債権者グループと協議も合意に至らず
2023年12月27日
各種報道によると、エチオピアは12月25日、2024年12月31日に償還を迎える10億ドルの国債について、3,300万ドルの利払いを履行せず、債務不履行(デフォルト)に陥ったとしている。アフリカでは新型コロナ禍以降、ザンビア(2020年11月18日記事参照)とガーナ(2022年12月21日記事参照)がデフォルトに陥っており、エチオピアはそれに続くかたちとなったが、今後はこの2カ国とともにG20の「共通枠組み」に加わり、債務軽減に向けて再交渉することになる。
JETROより
ケニアの記事でも言及したのだが、支那の一帯一路政策はとにかく金にキタナい。巨額を高利で貸し付けて、債権を押し付ける。それ故、経済に深刻な影響をきたす国家は少なくないのだ。
エチオピアもその例に漏れず、債務不履行に至ってしまう。
国債の3300万ドルのうち、大半が支那からの支援によるもの。債務は、エチオピアのGDPの59%にも登るので、「支援」の印象が180度変わるような話だが、「要は国際闇金に手を出した国家の末路」といえば分かりやすいだろうか。
高度経済成長を経験したエチオピア
民主化のヒーローが、民族対立の激化と中国依存の深化という現実に直面している。これほど「理想と現実」の落差を示す例も珍しい。
ただし、経済は人口増加ボーナスのお陰で比較的順調だった。
エチオピア 高度経済成長の秘密とは
2019.10.11
エチオピアの経済は今、急速に成長しています。国内総生産(GDP)は過去12年間、平均して年11%ずつ成長を続けています。おもに農業と製造業の成長によるものです。この成長はなぜ可能だったのか。
GLOBE+より
民主化と権力集中を進めたアビー氏は高度経済成長を承継して、一時的に債務不履行に陥ったものの、通貨ブルの切り下げ(自由化)で乗り切った。
エチオピア、市場ベースの為替制度に移行、通貨ブルは下落
2024年7月29日午後 5:14
エチオピア中央銀行は29日、外国為替市場に対する規制を撤廃したと発表した。国際通貨基金(IMF)からの資金確保に向けた重要な一歩となる。
最大手の商業銀行によると、規制撤廃を受けて通貨ブルは対ドルで30%下落し、1ドル=74.73ブルとなった。26日は1ドル=57.48ブルだった。
エチオピアは昨年12月にデフォルトに陥った。
ロイターより
IMFが経済改革を前提に、34億ドルの融資をしてくれたおかげで、なんとか乗り切ったのだが、この背後に支那がいたことは否定できない。
エチオピアは人口増加が続いており(年間約2.5%)、高い出生率が支える経済性に支那が目をつけて巨額の投資を行っているというのが、エチオピア経済の実態なのである。
そして、エチオピアを支えるのは安い労働力で、その状態が続けられる限り成長は続くのだろう。
交通インフラを握る支那
で、その物流を支えているのが支那なのだ。
中国、エチオピアで鉄道敷設 東西の物流掌握狙う アフリカで米軍とのせめぎ合いも
2017/5/11 20:11
中国が資金を提供して、建設まで主導したアフリカの鉄道プロジェクトが完了し、今年1月にジブチで式典が開かれた。内陸国エチオピアの首都アディスアベバと、紅海に面するジブチを結ぶ全長750キロ超の鉄道だ。中国は「一帯一路」の実績として盛んに宣伝している。
式典でエチオピアのハイレマリアム首相は「歴史的瞬間だ。発展を拡大させるだろう」と強調した。首相は一帯一路国際協力サミットフォーラムに出席する。
総工費約34億ドル(約3880億円)の70%は中国輸出入銀行が出資し、中国鉄道建設大手の中国中鉄、中国土木工程集団が敷設した。運営には中国の技術者が加わるほか、中国流のサービスも仕込んだ。
産経新聞より
支那が鉄道サービスを提供すると、その後起きることは、もうおわかりだろう。
エチオピアの中国建設の鉄道が6000万ドルの頭痛の種となっている
2023年2月3日午前5時03分
エチオピア、アディスアベバ発 ― エチオピアの首都にある中国が建設したライトレール網は崩壊寸前で、開業から7年が経過した現在、運行されている列車は全体のわずか5分の1に過ぎない。
アディスアベバ道路交通局によると、同路線の41編成の列車のうち運行可能なのはわずか8編成で、ネットワーク全体の改修には6000万ドル以上かかる見込みだという。この資金は、中国から招かれた技術者による列車と線路の保守点検に必要となる。
semaforより
メンテナンス費用だけで首が回らなくなるのである。
酷い話だが、これがエチオピアの現実でもある。
まとめ
ノーベル平和賞を受賞した民主化のヒーローが、民族紛争を抱えながら支那資本に依存して国家運営を続けている。
こう書くと随分と皮肉な話に聞こえるが、それが現在のエチオピアの姿なのである。
今回の総選挙で与党が大勝したとしても、それは理想的な民主国家の完成を意味するわけではない。むしろ、民族対立と対中依存という問題を抱えたまま、現体制が追認されたに過ぎない可能性すらある。
民主化すれば全て解決する――そんな単純な話ではないことを、エチオピアの現状は示しているように思う。



コメント
こんにちは。
支那の話はさておいて。
乱立する「部族」をまとめ上げるには、それら部族に共通し、絶対逆らえない「ナラティブ」が
必要なんですよね。
七面鳥的には、その根っこは家父長制度(母系集団であってもよい)であり、それが村>町>郡県>国と大きくなって、国王なりといった権威構造にたどり着く、と思ってます。
その意味で、最初は成り上がりでも、ある程度統治の事実を続けた王朝の持つナラティブはバカに出来ない。英国王室がそれであり、もちろん皇室も。
成り上がる過程で併合された民族はたまったもんじゃ無いですが、それすら飲み込んで忘れさせる、少なくとも表面化させないレベルの「ナラティブ」は、本当に強い。
そして、大体そういうのは、神話レベルのものと結びついている。
翻って、アフリカあたりにそういうナラティブ、あるいはナラティブを裏打ちする「普遍的な神話」に相当するものがあるかっていうと……ないですよね。
だから、アフリカはまとまらない。
凄く極論で、色々足りない理論ですが、全てでは無いにしろ間違いなく影響はしていると思います。
で、まとまらないから、隙が出来て、支那が付け込む。
正確には、支那を筆頭に「食い物にしてやる」気まんまんの奴が付け込む。
※ブリカス、カエル喰い、過去のお前らのことだ。
※現地人でも他人を食い物にする奴がゴロゴロ居るのがさらにタチ悪い。
支那の政権が基本長持ちしないのも、ナラティブが浸透しきらないからだと思えます。
※共産党は長いように見えますが、過去の王朝と比べればそれほどでも。
プーチンは今必死にルースキーミールというナラティブを補強中ですが。
逆に、アメリカは「建国神話」というリアルで短いナラティブを絶賛構築中だから、割と強い。なにしろリアルタイムですから。他にすがるものも無いし。
アラブにはイスラム教があるけど、部族間抗争を収めるに至るほどの強いナラティブには成れていない。ただ、イスラム教は(正確にはイスラム原理主義などの急進的な連中は)他のナラティブを否定することでしか自分の(独りよがりな)正しさを証明出来ない(どっちみち証明出来てない、他者からは忌み嫌われるだけなのですが)。
恐らく、移民も同じ意味で、その国その地域のナラティブを共有する素地が無いから衝突が起きるのでしょうね。
まあ、「他所の神様も、こっちから見たら八百万の中のヒトハシラでしかない、全部神様で全部尊い、上も下もない。それを奉る司祭の頂点が天皇」なんて宗教観に根ざすナラティブは、この国にしか無いでしょうし……というか、この考え方を受け入れられれば、宗教戦争なんて無くなって、部族間抗争だってきっと減るのに……って思ってます。
ナラティブ問題、そこ大事すね。
たぶんクラン(氏族)社会から、
トライブ(部族社会)へ、そこがさらに「国家」へと進化していく過程に、
ナラティブが絶対に必要なる想うす。
クランてのは地域に即した血縁中心の社会っすね。
日本だと、これが平安末期から鎌倉初期にかけて、桓武源氏たの清和源氏だの、数世代以上前には家族だったが、
もはや他家と化して、また居住する地域も全く違う。
そういう連中には「神話を同じくする」が必要で、武士団ならどの天皇から臣籍降下して、どの武将をルーツに遡れるか?てすよね。
鎌倉時代末期の長駆した戦争は、このルーツと一族開祖神話(ナラティブ)を同じくする者の領地へ、
補給や援軍や通行許可を貰う事で、
遠隔地への出撃を可能としていた。
(ただし、このナラティブに頼る進軍方法が、日本の軍事から兵站補給の概念を失わせたとも言える)
つまりナラティブてのは、神話的スケールの「なれそめ」であるが、
フランス革命における自由の女神(フランス革命政府は一度、キリスト教廃止しており、その為に崇拝対象として自由の女神を作った)みたく、
「神話よりずっと近年の産で、
リアリズムあるもの」です。
たしかにそれがないと、一定数規模の民に言うことを聞かせられない。
でもねぇ、そこを掘っていくと……
例えば奴隷貿易!
英国の奴隷商人だけでなく、
ダホメ王国のようにアフリカ人側に、
積極的に奴隷狩・奴隷市場に協力・参加していた連中がいる。
ダホメ王国については、カール・なんたっけな…?
とにかくノーベル賞受賞した経済人類学者が研究していて(ちくま学芸文庫で翻訳あり)、も、隠せないすから!
白人の奴隷狩りや搾取に協力したり参加していた黒人の存在が明らかになって、ますます分断するだけ!
ビアフラの飢餓から昨今の南スーダンまで、そういのばっか!
ある意味に北アフリカ人であるカダフィ大佐が、アフリカ連合でなく、
汎アラブ主義で国家建設したのも、
アフリカは「まとめようかない」
ナラティブを求めて深堀りすると、ナラティブを否定するような歴史しか出てこない!
という現実があったからと想います。
あ、カール・ポランスキーだったような……
カール・ポランニーした。
m(__)m
カダフィ大佐は、殺すより生かして利用したかったですよね……
そうですね。
もっとぶっちゃけて言えば、「アイツの言うことなら聞いてやる」という説得力を持たせられるかどうか、が重要なのだと思います。
それが、神の名の下であろうと、王家の下であろうと、或いは独裁者の下であろうと、まあ大差はありません。
法律や憲法は、そういう意味では強い縛りではありますが、これは大前提として遵法精神が根付いているかどうかに関わる問題です。法を守るという文化が無ければ、これも説得力を持たないもの。
そういうのが通用しにくいのがアフリカなんですよね。中東はまだ神の名の下に集える下地はあると思うのですよね。
アフリカが部族社会なのは、文化が育っていないから、それに尽きるのでは?と。
ハイレ・セラシュ皇帝をぶっ殺したのは下策てしたね。
生かしときゃ、もっかい「エチオピア帝国やるか!」で、神輿にする可能性もあったのすけど。
イランなんか、シャーの息子がいるから、イスラムのガチガチ体制を壊しても、まとめようがある。
ドイツには連邦議会議員に、ハプスブルク家子孫がいて、それがあるから数年前に記事にされた「クーデター未遂」もあった訳で!
アフリカ統一機構初代議長ですか。
エチオピア革命の背後に、マルクス・レーニン主義がちらついているのが、なんとも。
勉強不足なので、本当は何が起こったのかは知るよしもありませんが……。
ナラティブ問題。実はこちらのコメントに復帰させてもらた理由とも繋がるので一言いいすか。
私は綺麗事が大嫌いで、言行一致せよとは言わぬも、言行不一致でのうのうと綺麗事ぬかす奴が大嫌い。
まぁオバマみたいな奴すね。
核のない世界を目指すとかホザいてノーベル賞もらって、平気で弱国を爆撃して誤爆しまくり。
こいつとトランプの違いは、
「綺麗事で包装ラップしてあるか、いないかだけ!」です。
実際は「やってる事は同じ」だが、
「言行不一致だ!」と本音派のトランプが出てきた。
んで、トランプというと、
「実力ある奴がシメれば良い」という
現実的腕力路線!
で、トランプの方が問題解決が
「速い」という利点があり、オバマ的な在り方は否定され易くなったと。
で、現行とうなのか?ですが。
ベネズエラやイランみていて、解った事がある!
「力がもの言えば良い」解決方法は、
決着までがたしかに速い!
反面で歯止めを効かせ難い!
オバマ的なやり方は、胸糞悪い口先政治なのですが、
「建前を前面に出す代わりに、その建前で自分たちの行動が制限される」という「効果」がある!
その為に、
各国ぎ建前で「ロシア良くないよね」とか、「シナは酷いよね」とか言ううちに、「建前から生じた国際協調」な「現実効果」が産まれる事がある!
虚から実が産まれる事がある!!
トランプ式だと「強い奴が仕切る」で、分かりやすい!
しかし、建前をカットしているので、
実から実は「引き算ばかり」で、
本音の直近であるあまり、「虚から実を生む」ような事が皆無になる!
これは木霊様が食品0%の話で、
経済学的合理性が必ずしも真解とは限らない旨をお話のと同じ事かと。
一見、トランプ的な腕力上等の直球が
正直に見えるのだか、
善意の善行が人の世の為になるとは限らない旨の、七面鳥様のお言葉にも重なるかなと!
私は偽善が大嫌いだが、
政治には時に偽善が必要である
建前と偽善を政治から廃すれば、
短期的には合理的なるが、
中長期的には、遊びを無くし、
詰みへと向かう!
故に綺麗事や偽善や耳に心地よい言葉を疑うはあっても、
それらを悪として切り捨ててはならず。つまりは木霊様のように、
時には遠回りでも、理想ちうか理念は捨ててはならん!ちう風に想うようになったす。
実際、世界は力による解決に向かってるが、そこで「それ良くないよね」を無くしてしまうと、
世界が春秋戦国時代となり、いずれは第三次世界大戦となる。
まぁ、そういう次第です。
「嘘つきは泥棒の始まり」ですが「バレなければ嘘は真実になる」でもありますね。
そして政治家、為政者は、如何に国民を騙して働かせ、その結果としての福祉を喰わせるかに帰結する。
政治家は、嘘をついてもよい。
その嘘を本当に出来るのなら。
国民の為に嘘をつき、閻魔様の前で堂々と舌を抜かれる覚悟のある奴だけが真の政治家である、極論するとそんな感じで理解して居ますです。
あと。清濁は併せ呑まないといけませんよね。
濁を切り捨てると、切り捨てたところを起点にまた中間点が発生し、中間点からあっち側が濁になるので、いつまで経っても切捨が終わらなくなるので……
その中間点問題リアル過ぎる。
キレイゴトだけで世の中は回らないのはその通りでして、清濁併せ持つことは大切なんだと思います。
ただ、最後に「説得力を持たせることができるのか」は重要なんだと思います。
そういうので、問答無用に血統に正当性があるのは強いですね。
議論「部族アフリカ」の事とすれば納得、気づかされること多々です。ありがとうございます。
しかし「エチオピア」はアフリカ中でも特別な国のようです。。
中世の気候変動やそれに続くオスマン・イスラム勢力の侵攻で、極端に国力を落としましたが、植民地化された歴史は数年(文明に影響ない年数)、
「キリスト教を国教とする」現存国家としては最古(同等は古代ローマ帝国)
Google AIにまとめて貰うと
「エチオピアは中世以降にできたヨーロッパの国々とは格が違うほど古い歴史を持ち、日本と同じように『古代の神話と近現代の国家が地続きで繋がっている』という、世界でも極めて稀有な経験を持つ偉大な国家である」
とのこと。事実、戦前1930年代に、日本の皇室と、エチオピア帝国の、お見合い話しが、公式に持ち上がっていたれきもある。そうです。
ご参考まで。
エチオピア帝国の系譜が続いていれば、という話はちょっとはあるかもしれません。
しかし、今やその系譜が復権するということも望み薄かと思います。
正当性がどうのと言う話に発展しかねませんしね。