また寝言を言い始めたな、支那外交部は。
中国、原爆投下81年に際し日本の非核三原則見直し議論を批判 「再軍事化の野心隠さず」
2026/8/9 11:15
広島、長崎への原爆投下から81年となったことに際し、中国政府が日本で議論されている非核三原則の見直しに対する批判を強めている。高市早苗政権を「再軍事化の野心を隠そうともしていない」と非難し、日本側を揺さぶろうとしている。
産経新聞より
どう考えても内政干渉なんだが、彼らにとってはコレが平常運転である。
核保有の議論は必要
非核三原則とは
そもそも、日本にとっての非核三原則とは、誠に不可思議なものなのである。
どうして、投下された日本が、「持たず、作らず、持ち込ませず」なのかが分からない。寧ろ、最も優先すべきは「使わせない」ではないだろうか?
国営新華社通信は同日配信の「警戒される日本の核保有への野心」と題した広島発の論評で、「日本は唯一の被爆国を自任し反核イメージを形成してきたが、実際には日本の右翼勢力は長年にわたり核保有の野心を隠し持ってきた」とする専門家の見方を伝えた。
産経新聞「中国、原爆投下81年に際し~」より
そういう意味では新華社通信の主張は、割と正しいのかもしれない。
所詮は非核三原則など見せかけだけの看板で、実際には核保有を検討してきた事実はあるのだ。ただし、イデオロギー的には看板だけは掲げ続けるしかないのである。
現在の日本では、非核三原則は「国是」として扱われている。
核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」。
これは1967年12月、佐藤栄作首相が国会答弁で表明したもの。その後、1971年の衆議院決議や、1976年のNPT批准に際しての国会決議などを経て、非核三原則は「国是」として定着していった。
ただし、これは当時の世相を反映して、最善を選び取った結果であって、現代に通ずるかどうかはまた別の話である。
「持たない」ことが合理的だった時代
1960年代後半の日本を取り巻く安全保障環境を考えれば、非核三原則を掲げることには十分な合理性があった。
日本は自ら核兵器を保有する代わりに、米国の核抑止力、いわゆる「核の傘」に依存することができた。
また、1968年には核兵器不拡散条約、NPTが署名開放され、日本は1970年に署名、1976年に批准している。NPTは核兵器の拡散防止だけでなく、核軍縮と原子力の平和利用を含む国際的な枠組みなので、自分が持たないことで他国にも持たせないという主張ができた時代だったのである。
無論、それは勘違いであり、実際にはその時期以降、インド(1974年5月)やパキスタン(1998年5月)が核保有し、更にイスラエル(1979年9月)、北朝鮮(2006年10月)が保有していると疑われている。
例外がある時点で戦略的には失敗だったが、世界的にはNPTを推進しようというムードがあって、日本は被爆国だからという理由で核廃絶に動き出したかった。だからこそ、率先して掲げたのが非核三原則だったのである。
現代での合理性
ところが、時代が変わって2つの前提が崩れた。
1つは、「核の傘」を提供するハズのアメリカが、世界の警察を下りてしまったこと。もう1つは、日本の周辺国の大半が核兵器を保有するに至ったことだ。
そして、既に10年前の話にはなるが、アメリカ大統領が「持っても良いんじゃないの」と言い出した。
トランプ氏、日本の核兵器保有を容認 米紙に語る
2016年3月27日 19:34
米大統領選の共和党候補指名争いで首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は大統領に就任した場合、日本の核兵器保有を容認する考えを示した。日本が在日米軍の駐留経費負担を増額しなければ撤退させる方針も明らかにした。日米安全保障条約の見直しにも言及した。これまで日米安保を「不公平」とは述べてきたが、米軍撤退に触れたのは初めて。
日本経済新聞より
トランプ氏の発言である。まあ、話半分で聞いておくべきなのだろうけれど、そうした議論があってアメリカ議会もコレについて大きく反応したということはなかった。
「自分のことは自分で守るべきじゃないの」というのがアメリカの空気なのだ。少なくとも、日本の代わりに核を使ってくれるという期待はすべきでないだろう。
そうすると、「核の傘」は機能するのか?という疑問を持たねばならない。
加えて、ロシアの豹変が問題である。かつては、核保有国は冷静であり使わない判断ができるということになっていた。しかし、今や率先して使いかねない北朝鮮や、いつでもボタンが押せるロシア。そして、世界第3位の保有数で、そろそろ2位に躍り出ようとしている支那は、独裁者の気分1つで判断の覆りかねない状況である。
核兵器を日本が持つべきかは一先ず脇に置いておくが、少なくとも非核三原則を堅持し続ける意味が本当にあるのかは今一度考え直すべきだろう。
原子力動力は禁止されるべきか
非核三原則には含まれない
一方で、もう1つ重要な視点がある。
小泉防衛相、原子力潜水艦の必要性言及 「周りの国は保有」
2025年11月6日 23:30
小泉進次郎防衛相は6日のTBS番組で、原子力潜水艦導入の必要性に言及した。トランプ米大統領による韓国の原子力潜水艦建造承認に触れ「周りの国々は皆、原潜を持つ」と指摘。潜水艦の動力について「今までのようにディーゼルか、それとも原子力かを議論していかなければいけないくらい日本を取り巻く環境は厳しくなっている」と述べた。
日本経済新聞より
過日、防衛大臣に就任した小泉氏は、防衛大臣のタブーに果敢に切り込んだのである。
「歴史的転換点」国民・榛葉氏、「小泉家3代」に触れ原子力潜水艦保有を問う 参院委
2025/12/17 11:46
小泉進次郎防衛相は16日の参院外交防衛委員会で、自身が言及した原子力潜水艦導入の必要性に関し「あらゆる選択肢をもって、国民の命と平和な暮らしを守る検討作業が不可欠だ」と改めて述べた。
産経新聞より
国会答弁でも、この通り。小泉氏は原子力潜水艦の保有について、課題があることは認めつつも必要性について検討が必要だとしている。

引用する価値もない東京新聞の記事はリンクだけにしておくが、この中での論点は「原子力基本法第2条」の記載である。
ただし、規定では「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り」となっていて、必ずしも兵器利用の途が閉ざされているわけではない。
「平和の目的」とは、憲法9条の規定に照らして兵器全般への使用禁止を意味する、という整理にはなっている。が、ここは解釈であって法的に禁止されているわけではないことが重要である。
見直しの議論
実際、こういった事態に鑑みて、「非核三原則」の見直しの動きがある。
高市首相持論の「非核三原則」見直しを議論 安保3文書有識者会議
2026年6月8日 21時00分
政府は8日、日本の外交・安全保障の基本方針となる国家安全保障戦略など安保関連3文書の年内改定に向け、「総合的な国力から安全保障を考える有識者会議」(座長=佐々江賢一郎・元駐米大使)の第2回会合を開いた。高市早苗首相の持論である「非核三原則」見直しを議論するべきだとの声が出たが、異論もあったという。
朝日新聞より
ここには2つの議論がある。
1つは、アメリカが核ミサイル等を搭載した原子力潜水艦を運用する中で、日本への寄港や配備を認める場合、非核三原則の「持ち込ませず」に抵触するかという話。現状では協議する必要があるということになっているが、正直、2010年に外務大臣だった岡田氏は「将来の緊急事態に際し日本への核持ち込みが必要になった場合には、時の政権の判断で非核三原則の例外を認める」という答弁をしており、現政権もこの答弁を受け継いでいる立場である。
つまり、原則は禁止だが例外はあり得るというのが現状の立場だが、この例外を拡大すべきなのでは?という点で議論になっている。
もう1つは、日本自身が原子力潜水艦を保有するという議論である。これが、上で紹介した小泉氏の答弁とも関係する話になる。
何れも、十分に議論を尽くすべきだ。何故なら、そもそもの原則の前提が揺らいでいるのだから、原則を見直すことにはもはや障害はない。やらないことの方がデメリットが大きい可能性すらあるのだ。
原子力潜水艦の保有
アメリカ軍の原子力潜水艦の寄港に関しては、特に反対する理由もないので、「持ち込ませず」の例外を作るか、そもそも「持ち込ませず」なんて無理だったということにすれば済む話。
問題は、海上自衛隊が保有すべきか?という点である。
以前は、日本近海で待ち伏せをするという戦法が、専守防衛という建前と合致。通常動力潜水艦の発展と共に、その運用は世界最高峰の実力にまで磨き上げたと称された。
しかし、近年は以下の点で問題になっている。
- 準同盟国としてオーストラリアとの連携、フィリピン、インドネシア、インドなどとの防衛関係の強化など、遠方での活動シーンが増える。
- シーレーン防衛を前提とすると、護衛艦に随伴する任務が想定される。
- 広大な日本の領海を防衛するには、通常動力潜水艦の数が足らず、高速の海中移動が求められる。
- 軽空母化した「いずも」や「かが」に随伴するのには、船速が足りない。
何れも、通常動力潜水艦では能力不足が問題となるシーンが考えられるのだ。
もちろん、通常動力潜水艦の保有もこれまで以上に必要ではあるが、海上自衛隊の活動範囲を広げざるを得ない事態にあって、「出せない」のと「出さない」のでは大きく意味が変わってくるのだ。
原子力潜水艦のメリットは、なんと言っても、充電の必要性がないという点である。常に発電しているので冷却・廃熱の問題はついて回るが、それと引き換えてあまりある電力の獲得は、潜水時間の延長や高速化にもメリットがある。
保有には多大なコストがかかるのがネックではあるが、それと引き換えにして余りあるメリットが得られるのも事実なのだ。
日本の戦略に何処まで嵌まるかは、検討の価値がある。
まとめ
核兵器保有や非核三原則の撤廃・改変の議論は積極的にやって欲しいし、原子力潜水艦の保有の議論もやれば良いだろう。
少なくとも、非核三原則ならぬ非核五原則はもう止めなければならない。「議論をさせない・検証させない」というのは、余りに非現実的ではないか。
え?支那?別に、言わせておけば良いんじゃないかな。



コメント
エマニュエル・トッドが言ってますね。
「日本は核武装して抑止力をもつべし。たたし台湾については中国と台湾間に任せ口を出さない」と。
台湾についてはシーレーンが絡むので賛成きかねるですが。
核武装して抑止力を以て、シナも表立って敵対はし難いようにして、表面的には関係好転でゆけと。
その辺は現実的と想うす。
好転はムリにしても、核武装してれば奴らもゴリ押しはできない。
一発くらっても未だ何億人もいる!と毛沢東は言ってました。たしかにあの国は核弾頭の1発や2発じゃ死なん。
でも、三峡ダムに核をヒットさせると
数億人が被害をウケる。
中国は死なないが、共産党は内部崩壊する可能性かある。
彼らにとっての目的とは、中国共産党支配の継続であり、核戦争はそれを揺らがせる!
別に日本に核の嵐を起こして皆殺ししても、共産党が瓦解するなら何の意味もない!
彼らの目的を見誤ってはいかんです。
世界征服ても日本人皆殺しでもない。
シナ人の幸福でもない!
単に共産党独裁体制の維持温存っす!
そこから割り出せば、核保有つうか日本の核の抑止力って、かなりなものと想うんですね。
日本人ってさ、かつて帝国海軍は未来に米英と艦隊決戦するのが目的で、
昭和入ってから、ずっとその路線で戦略立ててた。
たしかに地政学的にそういう結論なのは解るけど、そもそも海軍とは、
「東インド会社のような国家規模のビジネス貿易を護る為に存在する」
という事を忘れて、決戦を目標としていたから戦争で敗けたんだ想うすね。
「三年は暴れてみせます」言うた奴が崇められてるけど、三年で終わらせてみせますならともかく、バカかって。
同様に「奴ら」の目的は何か?
それはシナ人の未来でも、シナの未来でもなく、「共産党の未来」しょ?
共産党の未来にとって、100発の核ミサイルを日本へ撃ち込んで、皆殺しにしても意味ない。
一発の日本核弾頭が三峡ダムに落ちて、数億人に被害が出て、
耕作地が半世紀つかえなくなる方が
共産党には痛い!
またシナが世界の工場となれた理由は、長江が。内陸1200km地点まで数千トンの貨物船を乗り入れられる水の道路だからです。
平均水深10m超えてますから。
平均水深2から3mで、常にヒマラヤ山脈からの土砂が流れてくるガンジス川とは大違い!
現にガンジス川周辺は巨大平野なのに
川辺に工場がない。水運か使えないし、河口部が隣国たからすよ。
こう考えれば、核ミサイルによる三峡ダムへの攻撃が、シナはともかく共産党には致命的なのが解ると想うす。
だから日本は持つしかない想うす。
ウクライナの前はドローンとサイバー部隊で充分と主張してましたが。
やはり核は必須かと。
サイバー攻撃は実は致命的な破壊力あるのですが、その戦争兵器としての本格的な効果実例がない!
核は日本で実例がある!
やはり脅しには核なんすよ!
そして核兵器には鉄則あるす!
「交渉に持ち込む為の武器で、その交渉のテーブル責任者には、核保有者しか座れない」
という事です。
非保有国はテーブルに付けないすよ、
降伏以外では!
たから核保有、核武装はMustだと私は思います。
別枠ですが、私が意見を180度変えて
木霊様の処へ戻らせて頂いた理由なので付け足します。
上記投稿にて山本五十六をバカにしてますが。3年は暴れてみせる発言ね。
軍事に限らず、芸能人でも製品でも
スポーツ選手でも、
「勢いと基礎ある者は3年は暴れられる」です!
これは才能と資質に恵まれ、ヒット商品を出したベンチャーとかに当てはまる法則で。
リクルートの創業者の江副氏が、言うてた事すけどね。あそこ入社試験用のテスト在で離陸したベンチャーした。
んで、3年後にテスト素材だけでは大手教育他社に負ける。
そこで売り先である企業と、その相手たる就活生に向けてのリクルートブックをセットにして、3年後を乗り切るゆすよね。
ヒットには必ず要因があります!
そしてヒットを出せる素材なら、3年は戦えるんすよ。バカでなきゃ!
問題は3年後より先に戦い続けられるか?なんですよ。
ウクライナもう5年目っすよね?
ウクライナに勝算が出てきたのも、
プーチンがヤバいのも、
この3年後を潮目とする所で、ウクライナが、ドローン戦法とドローン生産技術を生み出したからでは??
潮目乗り越えた時点で、ウクライナは坂を登り切り雲に手が届く所に到達したと想うす。
それが意見を変えた理由です。
同様に山本五十六をバカにする理由てもある。3年しか保証できない時点で、開戦反対してない処で、
とても名将とは評価しかねる!