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【続報】張又侠氏を切って、習近平氏は――解任へ

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中華人民共和国ニュース
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またなの?!と思ったが、これ、1月の話の続きだね。

中国、軍制服組トップを解任 規律違反で調査

2026年08月28日21時52分

中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は28日、軍制服組トップの張又侠・中央軍事委員会副主席と、劉振立・同委委員の役職解任を決めた。

時事通信より

予定通りではあるんだけど、全人代の前に役職解任ということになった。

人員整理と引き締め

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役職解任の意味

ここで言う役職解任とは、政府側の公式な地位を正式に剥奪されたことを意味するのだけれど、今回のこれは全人代からの解任ということになる。

今回の流れは、年初からこんな流れに。

  1. 党の規律検査委員会による身柄拘束・調査(これが今年1月のニュース)
  2. 全人代による公職(国家の役職・代表資格)の解任(今回のニュースで失脚が確定)
  3. 党籍剥奪などの党内処分・司法への引き渡し(刑事裁判) ← 今後決定

おそらくは、従来からの慣例に従って、終身刑になるだろうと言われているので、もう、表に出てくることもあるまい。

軍の最高指導機関である中央軍事委の現体制は7人で発足した。だが、2023年には李尚福前国防相、昨年には副主席だった何衛東氏、委員だった苗華氏が汚職で解任された。張氏と劉氏の失脚で、同委メンバーはトップを務める習氏と何氏の後任として昇任した張昇民副主席の2人だけという異常事態になっている。

時事通信「中国、軍制服組トップを解任~」より

ただ、前回も触れたが、中央部の人材を削りすぎで、これで党としての組織を維持できていくのかは、かなり疑わしい状況だと思っている。

今後、彼らの存在は「無かったこと」になる可能性が高い。

見せしめで居なくなる盟友

しかし、これで本格的に軍部の再編をすることになったのだけれど、張又侠氏らは既に1月に拘束されているので、軍部の体制の構築はおそらく終わっているハズ。

張氏は中越戦争に従軍した経験を持つ。共産党上位20人超の政治局員も務め、名実ともに軍を取り仕切る人物だった。父親は軍副総参謀長などを務めた故・張宗遜上将で、習近平国家主席(中央軍事委員会主席)の父親である故・習仲勲元副首相と親しかったとされる。

劉氏は陸軍司令官などを経て中央軍事委入りし、作戦部門を取り仕切る統合参謀部参謀長を務めていた。

時事通信「中国、軍制服組トップを解任~」より

……ハズなんだけど、2月頃には「即応性に打撃」などと言われていたね。

ロイターの記事でIISSがかなり辛口の批評をしていた。

中国軍の汚職粛清、指揮系統・即応態勢に打撃=英国際戦略研究所

2026年2月24日午後 8:38

中国で続く軍内部の汚職粛清により、指揮系統に深刻な不備が生じ、急速に近代化する人民解放軍(PLA)の即応態勢が損なわれている可能性が高い――。英国際戦略研究所(IISS)は24日、年次報告書「ミリタリー・バランス」でこう指摘した。

IISSは、汚職粛清は最高指導機関である中央軍事委員会に加え、戦区司令部、兵器の調達・開発、防衛関連の学術機関にまで及んでいるとし、粛清は不完全なものになる公算が大きいと分析した。

IISSは「組織の観点から見ると、欠員が補充されるまで人民解放軍は指揮系統に深刻な不備を抱えたままとなる」と指摘。

ロイターより

IISSによれば、2月の時点で将軍や指揮官の50%以上が粛清・行方不明になっている状況らしく、果たして半年でどの程度立て直せたのかという点は気になる。

気にはなるが、習近平氏にとってはそのことよりも軍部の引き締めを優先したということのようだ。

そして、もう一つ気になるのは、張又侠氏や劉振立氏の後任人事が現時点では発表されていないことである。

異例の司令塔不在の状態で、流石に副官がその職務を代替している可能性は高いが、正式な組織はどうなっているのか良く分からない。

まとめ

今回のニュースは、張又侠氏の解任が完了したという続報的な話だけなので、これで特に大きな動きが出たという話ではない。全人代で手続きが完了したというだけのニュースである。

ただし、拡大をし続けている人民解放軍は、その統率がどのように行われるかについては、具体的な姿は伝えられていないので不明。張又侠氏や劉振立氏の後継者すら明らかにされていないので、中央軍事委員会は本来7人で運営されるところ、習近平氏と張昇民氏の2人しか残っていない。

10月に開催予定の共産党の重要会議「5中全会」には人事が発表されるのだろうけれど、経済のことも含めて不安要素の多い支那がどんな方向性を示せるのか注目していきたい。

コメント

  1. 匿名 より:

    将官だけでなく佐官も粛清するという事は本気でクーデターを恐れている
    逆効果になるとは思っていないだろうなぁ