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【追記】ロシアと北朝鮮が――電子部品の半数が「偽造品」

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特亜
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あぁ、まあそういうこともあるだろうね。

北朝鮮ミサイル、電子部品の半数が「偽造品」か…ロシアが使用を一時中止した背景

2026年10月02日14時47分

ロシアに送られた北朝鮮製ミサイルの内部を調べたところ、電子部品の半数以上が偽造品か、その疑いがあることが分かった。北朝鮮兵器の「コストパフォーマンス」の背景を示す調査結果だ。

政経フォーカスより

ロシアが北朝鮮とドローン技術の共有を図る、というようなニュースを紹介したのだが、これの関連ニュースだ。

過去には支那がロシアに送る半導体に、ジャンクが混じっているという話を紹介したが、北朝鮮から送られるのも似た話があるようだね。

偽造部品多数だが性能はそれなり

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ニセモノ混入に悩まされたロシア

先ずは関連ニュースから。

ロシアと北朝鮮がジェット推進型のドローン技術を共有
ドローン戦争の側面が強くなってきて、ロシアと北朝鮮との技術提携は強くなっているようだ。今回のニュースでは、ジェット推進型のドローンについても技術共有をしたとの見方が指摘されている。ロシアがジェット推進式ドローン技術を北朝鮮と共有の可能性=ゼ…

北朝鮮でジェット推進型のドローンも製造するみたいだという話を紹介したのだけれど、その品質はちょっと心配かもしれないというのが、冒頭のニュース。

CARの調査員は2024年1月以降、北朝鮮製ミサイル11基の残骸から、マイクロチップや電圧変換器、メモリーモジュールなど数百個の部品を回収した。部品メーカーに147件の照会を行い、このうち10社が自社製品について、偽造された可能性が高い、または偽造品だと判断した。

追跡できた部品81個のうち42個、51.9%が偽造品か、偽造が疑われるものだった。

単純計算では、2個に1個が偽物ということになる。

政経フォーカス「北朝鮮ミサイル、電子部品の半数~」より

何というか、ご愁傷様?

半数もニセモノが混じっているというのは、なかなかの率ではあるが、似たような話はどこかで読んだな。

北朝鮮製ミサイルの部品に「偽物」 ウクライナ侵攻でロシアが発射

2024年4月25日 17時00分

ウクライナに向けてロシア軍が発射した北朝鮮製ミサイルの部品に、欧州などのメーカーの「偽物」が使われていた可能性が高いことが、朝日新聞の取材でわかった。西側の技術に頼る北朝鮮が部品調達の過程で国外の業者を介した際に、模倣品が混入したとみられる。

朝日新聞より

記事を読むと冒頭の記事に紹介した組織と同じ、英調査団体「紛争兵器研究所」(CAR)が協力して、部品の分析を行っている。

その結果、米欧と日本の企業のものが9割超を占めているが、模倣品も含まれていたという話だった。

偽造部品は何処にでもある

北朝鮮製のミサイルだけでなく、イラン製兵器やロシア製兵器にも似たような傾向が見られるとのこと。

同じ調査では、イラン製兵器に含まれる偽造部品の割合は16%、ロシア製兵器では約20%だった。北朝鮮だけが半数を超えた。

政経フォーカス「北朝鮮ミサイル、電子部品の半数~」より

ただ、イランもロシアもそれなりの偽造部品混入率があって、その倍以上の偽造部品混入が確認されたのが、北朝鮮製だったということだと整理できる。

CARではこの偽造部品混入に関して以下のように推定している。

CARは、制裁によって正規の供給網が遮断されたため、闇市場で部品を調達していると指摘した。また、認証を受けていない部品はミサイルの信頼性や精度を直接低下させると評価した。

政経フォーカス「北朝鮮ミサイル、電子部品の半数~」より

記事を読むと、偽造部品を使ってもそれなりの精度で攻撃ができるらしく、その方が驚きではあるのだが……。

イラン、ロシア、北朝鮮と、何れも経済制裁を受けている国家であるので、「正規品の入手が難しい」という事情も影響していると見られる。

しかし、逆に言えば、偽物しか手に入らなくても武器として成立するように調整されてきているとも言えるわけで、恐るべき対応力である。

偽造品でも動く

ただ、こういった話は、結構以前から西側諸国も悩んできた話ではある。

「中国は偽造部品を野放しにしている」、米軍事委員会が取り締まりの強化を要請

2012年05月25日 12時11分

上院軍事委員会(Senate Armed Services Commitee)が提出した報告書によると、米軍が使用する関連機器のハードウェアで偽造電子部品が発見されたケースは1800件に及び、偽造とみられる電子部品の数は100万個以上に達するという。大量の軍用機、ヘリコプター、ミサイルシステム、電子戦システムが影響を受けているとみられる。

1年間にわたる調査により、偽造部品は主に中国から供給され、国防に不可欠な防衛システムに用いられてきたことが判明した。同委員会が作成した112ページの報告書では、空軍最大の貨物輸送機で偽造部品が発見されたケースや、特殊作戦用ヘリコプターや海軍の偵察機に向けた部品に偽造部品が用いられていたケースなどを特に取り上げている。

EE Timesより

偽物部品の来歴は冒頭のニュースでは触れられてはいないが、過去のニュースなどを考えると、その多くは支那で作られていると見て良いだろう。

そして、そういった偽造部品は、それなりの性能を発揮するものだと見るべきなのだろう。

ロシア軍の運用方法も注目されている。米戦争研究所(ISW)は8月、ロシア軍が北朝鮮製KN-23を夜間攻撃に少数ずつ組み込んで発射し、実戦で性能を検証しながら精度向上を図っているとみられると分析した。ロシアは2025年、精度上の問題から北朝鮮製ミサイルの使用を一時中止したが、最近になって再開した。

~~略~~

ウクライナ国防情報当局者は6月、北朝鮮製ミサイルの着弾誤差が2024年の少なくとも1キロから2026年4月には1~5メートルまで縮まったと主張した。ロシアが実戦データを基にミサイルの改良を進めているということだ。

政経フォーカス「北朝鮮ミサイル、電子部品の半数~」より

実際に、偽造部品混入が混入していても、ウクライナ側の主張から「それなりの精度」であることが推認できる。

被害にあっている側の主張なので、それなりの改善が進んでいるのはほぼ間違いないと見て良いだろう。

まとめ

冒頭のニュースでは、北朝鮮製の兵器に偽物部品が多く混ざっていることが指摘されていて、「そりゃそうだ」と思う反面、実際のところそれで兵器として成立していることを考えると、侮れない製造能力だと警戒せざるを得ない。

おそらくは、正規品の入手が困難だからこそ、非正規品の混じる入手ルートを使っていて、なおかつ性能の出ないものはある程度弾いている可能性が高い。

過去の報道では、ロシア軍が北朝鮮製の兵器の使用を中止したこともあったということもあったが、今なお使われ続けている背景には、それ以外に兵器入手が困難であるという事情があると同時に、かなり使える状態になったということを意味する。

偽造部品を使っていると侮れない事実がそこにあるのだ。

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