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支那当局、IPO停止で株価下支え

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中華人民共和国ニュース
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ほほう。

中国当局、市場回復までIPO停止を証券各社に指示 =FT

2026年11月3日午後 4:12

中国の証券規制当局は、新規株式公開(IPO)と既存株主による大規‌模な株式売却を、市場が回復するまで停止するよう投資銀行に指示した。英紙フィナンシャル⁠・タイムズ(FT)が3日、関係筋3人の話として伝えた。

ロイターより

久しぶりに支那経済の話題に触れるのだが、まあまあ傷口が広がっているようだ。とはいえ、「IPO停止」そのものは支那当局の常套手段で、定番の市場介入策ではある。

1994年以降、相場が急落するたびに計10回近く実施されているのだから、まさに「定番」と言えるだろう。

定番の市場引き締めだが

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「ご指導」はどこまで効くのか

ただし、良い方法と言えるかどうかはまた別なのである。

報道によると、中国証券監督管理委員会(CSRC)は過去数日間に投資銀行と会合を開き、非公式の「窓口指導」を行った。

今回‌の措⁠置に先立ち、中国株式市場では売りが膨らみ、主要銘柄で構成するCSI300指数は10月に8.5%下落。月間として10年超⁠ぶりの大幅下落となった。

ロイター「中国当局、市場回復までIPO停止~」より

IPOと既存株主による大規模な株式売却を停止すれば、新たな株式供給を抑えられる。つまり、需給面から売り圧力を弱め、大幅な値崩れを防ぐ効果が期待できるわけだ。

短期的な対策としては、それなりに効果はあるだろう。

実際、IPOの停止や審査の厳格化によって、一部の半導体企業の上場延期も伝えられている。

中国YMTC親会社の上海IPO延期、株式市場低迷で審査厳格化

2026年11月5日 11時34分

中国のフラッシュメモリー半導体大手、長江存儲科技(YMTC)の親会‌社である芯晟集団(CCSH)が、上海証券取引所科‌創板(STAR市場)への新規株式公開(IPO)計画を延期したことが分かっ‌た。事情に詳しい関係者や社内通‌知によると、中国当局が低迷する株式市場を背景に新規上場案件の審査を厳格化しているためという。

ロイターより

実際に、IPOの停止によって一部の半導体企業の上場延期が伝えられていて、色々な指導が入っている模様。

上場中止の影響

例えば長江存儲科技(YMTC)のIPO計画の延期によってどんな効果が出るのかと言えば、生産計画が延期ということに。

今回の延期は、中国最大のNAND型フラッシュメモリーメーカーであるYMTCの生産能力拡大計画に影響を与える可能性がある。NAND型半導体は、携帯電話やコンピューター、データセンターでのデータ保存に使われる。これまでYMTCは、世‌界的⁠なメモリー半導体不足を背景に急成長し、中国国内市場で韓国のサムスン電子やSKハイニックスなど既存のNAND型半導体供給大手からシェアを奪ってきた。

ロイター「中国YMTC親会社の上海IPO延期~」より

確かに、大型のIPOの公開を延期する効果というのは期待できる。

弱りきった市場でYMTCのような超大型IPOを強行すると、投資家が新株を買うために既存の半導体株(CXMTなど)や主力株を売却する動きが加速する可能性があるからだ。

この他にも、大型上場が公募割れ(初値が売り出し価格を下回ること)を起こせば、「ハイテク株バブルの完全崩壊」という印象を決定づけ、個人投資家のパニック売りを招く恐れがあるので、市場の安定の為には刺激を抑える効果は期待できるだろう。

なお、YMTCは政府の半導体投資ファンド「国家集成電路産業投資基金(大基金)」からの資金調達が期待できる他、国有大手銀行がハイテク製造業に対して極めて低い金利で融資(政策金融)を行う枠組みの利用で調達が可能なので、資金調達には問題ないとは言われている。

ただ、良いことばかりでもないようで。

過去の事例でも、IPO停止中は一時的に需給が引き締まり株価が落ち着く傾向があるが、停止が解除されると待機していた企業が殺到。その結果、株価の下落要因になるケースがままある。

複数の関係者によると、市場環境の悪化を受け、中国ではここ数週間、新規上場全般に対する規⁠制当局の審査も厳格化している。さらに別の関係者4人は、中国証券監督管理委員会(証監会)が投資銀行に対し、AIや半導体関連企業のIPOのペースを落とすよう非公式な指導⁠を行ったと述べた。

ロイター「中国YMTC親会社の上海IPO延期~」より

まあ、今回の指導はちょっと効果があったかもしれないが。

【短縮版】韓国株価、久しぶりのサーキットブレーカー
偶には観測しておこう。韓国株価指数8%超下落、5000ポイント割れ サーキットブレーカー発動2026年11月6日午前 9:33 6日序盤の韓国株式市場でKOSPI指数が8%以上下落し、​サーキットブレーカーが発動‌して20分間の取引停止とな…

KOSPIが随分下がっていたから、外資は多分期待できなかった。ナイスタイミング?

まとめ

今回の話、基本的には支那の経済がヤバそうね、という話ではあるんだけど、調整局面に入ったタイミングが、アメリカのAI投資にかかるブレーキと同じ。

ただ、今回の措置で気になるのは、支那当局が国内市場の需給調整ばかりを見ているように見えることだ。そもそも、株式市場は支那国内だけで動いているわけではない。特にAIや半導体関連株は、アメリカの市場動向に大きく左右される。

そうすると、週明けには更に半導体関連投資はブレーキがかかる展開も?コレばっかりは予想がつかないんだけど、あまり良い材料とは言えないよね。結果論ではあるんだけど。

そして、支那経済の方に戻しておくと、経済全体にブレーキをかける方向に動いているんだけど、暴落が既に始まっていて、それを隠す意味もあるということにも。果たして今回のIPO公開停止はちゃんと機能するのか。見ものである。え?日本?日本もこの展開だとノーダメージとは行かないのではないだろうか。

コメント

  1. 匿名 より:

    債権の株式化が出来なくなった