抗議団体っていうけど、活動家だよね。それが一気にテロリスト認定にランクアップ!
英内相、親パレスチナ団体をテロ組織指定する方針 抗議のため軍用機に塗料吹きかけた団体
2025/6/24
イギリスのイヴェット・クーパー内相は23日、反イスラエル活動を展開する団体「パレスチナ・アクション」を、テロ対策法に基づきテロ組織に指定し、活動を禁止する方針を明らかにした。来週にも、活動禁止を命令する案を議会に提出する予定という。
BBCより
これが、世界の潮流らしい。
活動家は何をしても良いというのは幻想
イスラエルの蛮行
イスラエルの行動を批判するのは、ここ1年くらいのイスラエルの動きを見ても理解は出来る。
おっと、この記事の日付は2023年10月か。この時の話は自作自演だったのでは?という内容だったが、じゃあ本当はどうだったのか?に関しては良く分かっていない。
まあ、パレスチナ側から攻撃を仕掛けて、イスラエルの反撃を喰らっていた次期の話なので、多分、今後も事実判明はしないだろうね。
で、今度はイスラエルがイランに空爆を仕掛ける事態に。
ここにアメリカが乗り出してくるんだけど、「無害なイランにイスラエルがいきなり爆撃」などという構図ではないことだけは、先ず指摘しておきたい。
そして、イスラエルの行動は責められるべき部分があるのは事実なんだけど、だからといって「イスラエル=悪」というのは如何にも短絡に過ぎる。
活動家が基地に侵入
ところが、イギリスの活動家達は一体何をやったかというと……。
パレスチナ・アクションの活動家らは20日、活動の一環として、オックスフォードシャー州にある英空軍ブライズ・ノートン基地に侵入し、軍用機2機に赤い塗料を吹きかけた。クーパー内相はこの行為を「恥ずべきものだ」と非難した。
BBC「英内相、親パレスチナ団体をテロ組織指定する方針」より
見事にテロ活動である。パレスチナを理由にしている辺りが何とも小賢しい。
また、「活動の一環として」という枕詞は便利なんだけど、やっていることは犯罪である。もう、基地に不法侵入した時点で射殺されても文句は言えないし、法的にも問題である。
だが、そこで軍用機2機に塗料を吹きかけたというから、器物損壊が加わって更に罪を犯している。
命令案が議会で可決されれば、同団体への加入や支援は刑事罰の対象となり、最長14年の懲役刑が科される可能性がある。
パレスチナ・アクションは、政府の対応を「常軌を逸している」と批判した。
BBC「英内相、親パレスチナ団体をテロ組織指定する方針」より
いや、テロリストの仲間が何を言うか。
常軌を逸しているのはオマエラだよ。
そもそも、近年、活動家を自称するテロリストが増えてきているのだが、それが過激化しているのが問題視されるようになった。
「エコテロリスト」とは誰か──過激化する環境活動家とその取り締まりの限界
2023年09月29日(金)14時05分
・欧米では地球温暖化対策が不十分と訴える活動家による抗議活動が過激化している。
・これに対してメディアでは「エコテロリズム」といった用語が流布している。
・しかし、環境保護のために過激な手段を用いているとしても、そのほとんどはテロリストと呼びにくいが、このまま社会と隔絶し続ければ環境テロが本格化する恐れが大きい。
Newsweekより
日本でもシーシェパードなる団体がおかしな行動をして報道されているし、基地反対運動が過激化して死者まで出てしまった。
常軌を逸した抗議活動
そういえば、抗議活動ではないんだけど、神社の鳥居や門などに落書きして逮捕される輩が日本でも報道されるようになっているよね。ヤツら、何を考えているのか。
この記事でも、こんな事例が紹介されている。
ドイツの首都ベルリンで9月17日、環境団体「ラスト・ジェネレーション」の活動家がブランデンブルク門をスプレーで着色し、警察は14人を拘束した。1791年に完成したブランデンブルク門はベルリンのシンボルである。
Newsweekより
歴史的建造物を毀損するやり方は、塗料をぶちまけるという冒頭のニュースに似たやり方で、絵画をペンキで汚すような輩とも共通している。
一連の事例を並べてみると、理由付けは色々だがやりたいことは似通っているように思える。共通項目があるとすれば、「抗議の理由」はともかくとしてやっていることは愚劣だということだ。こういった活動はニュースを見た本当に人々に共感を得られるものなのだろうか?
まあ、テロリストはテロリストとして処理されれば良いのだけれども。
報復攻撃を警戒
FBIが警備を呼び掛け
さて、冒頭のイギリスの事例を取り上げた理由は、こういった過激化する活動の一方で、これがどうやら報復攻撃の性質を帯びるケースが少なくない実情を憂慮したからだ。
イラン核施設攻撃を受け、FBIが米国内の報復テロに警戒を呼びかけ
2025年6月24日(火)17時21分
FBI(米連邦捜査局)は6月23日、週末に行われたアメリカ軍によるイランの核施設3カ所への攻撃を受け、イラン勢力またはその支持者による報復リスクが高まっているとして、国内当局に警戒を呼びかけた。
ニューヨーク・タイムズが入手したFBIの内部メモには、イランと関係のあるグループが「地政学的な出来事に反応してアメリカの利益を標的にしてきた歴史があり、今後もその動きを強める可能性が高い」と記されていた。
Newsweekより
「テロとの戦い」を銘打って活動を始める契機になったアメリカ同時多発テロ(2001年9月11日)以降、アメリカ国内の治安はかなり悪化した状態が続いている。
特に、抗議活動の名を借りて、テロや暴動に発展するようなケースを何度も経験しているだけに、今回のこのイラン核施設攻撃の報復というのは、警戒するのも無理からぬことである。
支那など一部の国家にとって、アメリカ国内の治安が悪化することは自国に有利に働くと考えるに足るいくつかの成功体験がある。
世界はテロと対峙する
一方で、トランプ氏自身がテロリストの手によって狙撃されかけるなど、なかなか国内の安全に関する不安も高まっている。
DHSは、イランが今もソレイマニ殺害の責任を問う形でアメリカ当局者を標的にする姿勢を崩しておらず、今回の攻撃後もイラン指導者から強硬な報復宣言が出ていると指摘している。
アメリカ国務省領事局は、今回の攻撃とそれに伴う警告を受け、「世界規模の警戒」警報を発出し、アメリカ国民に対して国外での警戒を強く呼びかけた。
Newsweekより
何というか、テロリスト達もテロの理由はどうでもよくって、ただ暴れたい活動家崩れのようなおかしな輩との付き合いが深いようで、その仕切りは曖昧になっているように思える。
今回のアメリカの攻撃のやり方は擁護できない部分があるのは事実だが……。
テロリストに対しては徹底的に鉄槌を加えていくべきであると、僕は思った次第。
コメント
こんにちは。
テロには、一切の情状酌量は不要。
犯罪行為を正当化する理由など、刑事事件には一つも存在しない。
まあ、民事なら多少はね?恨み骨髄の末の殺人とか、民事は酌量しても、刑事はね?
ってのが七面鳥の基本認識なので、テロリストには、基本、ハムラビ式で良いと思います。
※この場合は「全裸でタール塗り黒羽差しで市中引き回しの上打首獄門」が適当かと。
七面鳥様ども。民事の件ですが。
情状酌量は酌量であって、罪を赦してるわけではありませんよ。
これ言うのは昔の部下に、叱責すると
家庭の事情や、育った家庭環境やら持ち出してきて「無罪」を主張する奴がいたんですよ。
実は酌量つまり、「犯人側にも社会的公平性から発する匙加減」を、
これだからオレは「無罪だ」と、罪そのものを無効化しようとする奴は一定いるんですね。
で、それは法的な情状酌量が、法に公平性を担保する為に、犯人側にも弁護の余地を残しているという事が理解されてないが故の行動だ想うです
法や裁きに「公平性が伴わない」と判断すると法秩序が崩壊してしまう。
それを防ぐ為に加害側にも一定の釈明余地を残す。
その辺は貴兄の事ゆえお判りになってるとは存じるので恐縮なのですが。
その辺の部分を根本的に勘違いしてるのが、くだんのテロリストの出来損ないどもなのだと想うのです。
現に射殺されるリスクを感じていたら、
記事のような行動はとらない。
近年に増発する環境テロリストにしても、決して中国やロシアなどでは活動はしないし、米国のテキサス州などでも抗議行動はしない。それは前者だとシベリア送りで、後者だと散弾銃で射殺されるからです。
それは小賢しいマネなのですが、治安組織にやらないだけ、小賢しいなりに計算はしてると思ってた!
ところが今回はタガが外れてきた!!
その背景には、我々、西側諸国内で、
「法治」の基本概念が崩れつつある傾向だと想うんですよ。ここはきちんと「教育」するべきであり、その為には犯罪者として重く処罰して、見せしめにすべきてありますね!
七面鳥は、
「いじめられた子が思い詰めていじめっ子を殺した」
であれば、罪一等減ずるもありかなって思うわけです。
「親が創価で自分は苦労した、だから総理を撃った」
は何一つ同情の余地はない。
そこは一線引きます。
むしろ、その手の言い訳をするやつは、罪一等増やしてよいとも思ってます。
(言いたいこといっぱいあるけど割愛します)
どんな理由があれ、窃盗は窃盗、殺人は殺人、その罪は償ってもらう。
どんな理由があれ、喰う為以外の殺生は罪、他者(法人含む)の財産を破損することは罪(喰う為であっても、他者の命(植物含む)を頂くのだから、感謝は忘れてはならない)。
テロリストの言い分が通るなら、極論「なら、同じ理由で俺がお前を八つ裂きにしてもお前は喜んで受け入れるんだな?」になりますからね。
「テロは癌細胞であり、人類はテロと共存出来ない」
士郎正宗がアップルシードの欄外に書いた文章ですが、その通りだと思います。
この手の活動家というのにヘドが出てたので万歳!!
自分らは正しいから何やっても許されるというのが奴らの幼稚な行動倫理であり、許すべからざる処なのですが。
ところがシーシェパードの親玉とかフランスは名誉市民にしてる。本来はにほんに引き渡し、日本で獄中に繋ぐべきを💢
そういう西欧諸国の口先だけ文化の上にのさばってきたのが奴らで、放置すればそれは間違いなくテロ組織の温床となる。本来は暴対法より厳しく、関与した者は実行犯でなくとも市民生活を送れないくらいの罰を与えるべきなんですね。