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日韓首脳会談で避けるべき石破氏の暴走

北欧ニュース
この記事は約7分で読めます。

「この時期に何しに来るんだ?この人」という目で見てしまうが、韓国大統領のミョンミョン、アメリカ訪問の前に日本に立ち寄るスケジュールのようだ。

あす日韓首脳会談へ 韓国“日韓に加え日米韓の連携強化確認”

2025年8月22日 11時38分

韓国の李在明大統領は、23日、就任後初めて日本を訪れ、石破総理大臣と会談する予定です。会談でイ大統領は、日韓両国に加え日米韓3か国による連携の強化を確認したい考えです。

NHKニュースより

石破氏、余計なことしてくれるなよぉ?

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何のための日本訪問か

会談の順番は日本が先?

というわけで、本日のネタは、明日予定されている日韓首脳会談について。多分、明日はよっぽどのことがなければ記事更新はやらないと思うから。

韓国の李在明大統領は、23日から2日間の日程で就任後、初めて日本を訪れ、石破総理大臣と会談する予定です。

これまで李大統領は、日本との経済面などでの協力を重視する考えを繰り返し示していて23日行われる会談でも経済交流など日韓両国の関係発展や核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応、それに日米韓3か国による連携の強化について確認するものとみられます。

NHKニュース「あす日韓首脳会談へ~」より

で、ミョンミョンの狙いは一体何か?という話なんだけれどね。

分かりやすい話、米韓首脳会談の前に下準備をしておこうという腹なんだと思う。

8月25日に米韓首脳会談を実施と発表 韓国大統領府

2025年8月12日 15時15分

韓国大統領府は、李在明大統領が今月25日にアメリカでトランプ大統領と就任後初めて対面で会談すると12日発表し、韓国メディアは国防費の増額など安全保障が主な議題になるとの見通しを伝えています。

NHKニュースより

予定通りであれば、8月25日に会談の予定なんだよね。

米韓首脳会談

で、トランプ氏が韓国に何を要求するのか?というと、引用記事にも記されるように3点だ。

  • 安全保障において日米間の連携を強化しろ
  • 在韓米軍基地の基地負担を引き上げる
  • 対米出資に関する具体的計画を出せ

まあ、こんなところだろう。

また、先月トランプ政権による関税措置をめぐり両国で合意したことを踏まえ、韓国企業が競争力を持つ半導体や造船など製造業のほか、経済安全保障の分野での協力強化に向けて協議する見通しだとしています。

会談をめぐって韓国メディアは、アメリカは韓国に対し、国防費の増額や、これまで北朝鮮への対応に重点を置いてきた米韓同盟を、中国を念頭にインド太平洋地域に拡大するよう求めているとして安全保障が主な議題になるとの見通しを伝えています。

NHKニュース「8月25日に米韓首脳会談を~」より

半導体などの話も出るとは思うが、どちらかというと支那に余計な情報、技術を流すなという釘を刺される位の話。造船の方は随分関税交渉で凄く話を盛ったので、「それって本当にできるのか」という確認がなされる可能性はある。

そして、支那との関係についても質される可能性は高い。

韓国にとって、支那との貿易が赤字になっている状況にも関わらず、支那からの輸入を絞ると、他国への輸出に大きく関わる事態になる。そこまで支那からの輸入に頼っているのが韓国の輸出業の実態なのである。

そうすると、そう簡単に支那との関係は切れない。その辺りの事情はアメリカも似てはいるんだけど、アメリカにとっては輸出の関わる事態にはならないんだよね。とはいえ、なかなかクリティカルな話題でもあるので、ここに踏み込むかなぁ?という気はしている。

あと、韓国側が出したい話題としては、鉄鋼アルミの輸出関連の話だろう。多分、色良い返事は貰えないと思うけど。

そうすると、NHKニュースが予想する通り、安全保障絡みの話が中心になると思われる。で、ソレをするためには、先に日本との口裏合わせが必須ということになる。

何を求められるか

というわけで、韓国側の狙いは何となく分かったんだけど。

韓国大統領府は、石破総理大臣との会談について「両首脳間の個人的な絆と信頼関係がさらに深まることを期待する」としていて、イ大統領は日韓両国の首脳が往来する「シャトル外交」を通じ、石破総理大臣との信頼関係の構築につなげるねらいもあるとみられます。

NHKニュース「あす日韓首脳会談へ~」より

リップサービスで「よいしょ」しているのが分かって、非常にキモチワルイ。これがミョンミョンの常套手段でもある。

そして、ちょっと気になる動きがあって。

韓国高官が相次ぎ訪米 韓米首脳会談を前に最終調整

Write: 2025-08-22 11:35:03/Update: 2025-08-22 11:41:34

李在明大統領とアメリカのトランプ大統領による韓米首脳会談を25日に控え、韓国政府の閣僚らが相次いで現地入りし、ワシントンで最終的な議題調整に入りました。

韓国産業通商資源部の呂翰九通商交渉本部長は現地時間の21日、アメリカ通商代表部のグリア代表と会談し、通商交渉の懸案を協議しました。

~~略~~

さらに、産業通商資源部の金正官長官も22日にワシントンに到着し、ラトニック商務長官やライト・エネルギー長官と会談し、造船、半導体、車載用バッテリー、原発など、首脳会談の主要な議題に関する協力や投資案が話し合われる見通しです。

また、外交部の趙顕長官も同じ日に渡米し、外交分野の懸案を最終調整するとみられています。

李大統領は、今回の訪米に先立ち日本を訪れる予定ですが、産業・通商・外交の高官らが日本を経由せず先にワシントンに集結したことについて、今回の首脳会談が今後の韓米関係と経済協力における大きな分岐点となることを示すものだという見方が出ています。

KBS WORLDより

ミョンミョンは日本に顔見せに来ているのに、経済関連の閣僚は全てアメリカに先に集結している。

実は、この一部は日本経由でアメリカに行く話が出ていたのだけれど、急遽日本経由を止めてアメリカ直行したとのこと。何があったんでしょうねぇ。

キム・テヒョン:わかりました。しかし、チョ・ヒョン外務大臣は本来、大統領が日本に行く場合、一緒に同行すべきものですよね。しかし、日本は行かずにまずアメリカに行ったのです。なぜそうなのかという疑念が生じます。もしかしたらアメリカ側から何か不審な要求をしたのではないか、という心配もしています。なぜそうなのでしょうか?

ホン・ギウォン:実際、日韓首脳会談が行われる場合、当然外務大臣が同席すべきですが、それをせず、まずアメリカに行って韓米首脳会談の準備をするという趣旨で出発されたのです。少し異例な状況ですね。そのため、何か予期せぬ状況があるのではないかという懸念もあると、私も感じました。

SBSより

これで日本での会談で、韓国が金銭的な何かを要求する可能性は低くなったという見方も出来る。

そうすると歴史問題か

だとすると、歴史問題の絡みじゃないか?という疑念は出てくる。石破氏の80年談話は回避されたんだけど、日韓国交正常化60周年で何か宣言出すんじゃないの?という話も。

キム・テヒョン:了解しました。最近、日韓関係の流れが良いため、第2の金大中・小渕宣言が発表されるのではないかという期待感も少しあったのですが、議員殿はどのようにご覧になっていますか?

ホン・ギウォン:実は今年が日韓国交正常化60周年の年です。

キム・テヒョン:数字がぴったりですね。

ホン・ギウォン:実は、昨年ユン・ソクヨル政権下で外務省と話し合った際、新しい共同宣言を準備していると聞いていたのですが、大統領が弾劾され、新しいイ・ジェミョン政権が成立して間もない状況です。そのため、時間的にその準備は難しいように見えます。今年中に新しい共同宣言が発表される可能性はありますが、今回の訪問でそれを実現するには、時間的に準備が間に合わないほど急だったのです。

SBSより

調整不足だったようなので、それは恐らく回避されるだろうとのこと。

まあ、外交部が同席していないので、微妙な話をするのもタイミングが宜しくないんだよね。

石破氏はすでに自民党内での支持を失い、首相としての立場は風前の灯火だ。失うものがないからこそ、軽い「空約束」を口にしかねない。だが、それは日本の尊厳を傷つけ、将来に無用の禍根を残す可能性がある。

ミョンミョンを正面から相手にするのは得策ではない。今回の会談で日本が守るべきは、表面的な友好ではなく、自らの国益と慎重な一線である。

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