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支那、台湾東部沖で貨物船を取り締まり もはや海賊国家では?

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中華人民共和国ニュース
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時事通信の扱いは軽いけど、これ、武力を背景にした威圧行為と捉えると、既に戦争行為に片足を突っ込んでいる。

中国、対日示威で貨物船取り締まり 異例の台湾東部沖

2026年06月13日20時22分

中国公船が日本などへの示威を目的に、台湾東部沖海域で異例の外国籍貨物船の取り締まりに乗り出した。

時事通信より

支那の今回のは、些か大掛かりでこれまでよりも遥かにリスキーな行為だと言える。支那が如何に自分たちだけのロジックで動いているのか、を示す好例とも言えるだろう。

海洋法条約に違反か

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どんな行為なのか

今回のニュースでは、支那当局が台湾東方海域に艦船を送り込み、「海上交通の特別取り締まり」を実施したことを伝えている。取り締まり対象には貨物船も含まれている。

中国交通運輸省によると、巡視船など計4隻が6~10日、台湾東部沖で取り締まりと測量を実施。航行中の約200隻を調べ、3隻の違反行為を改めさせたという。同省は活動目的を「日本とフィリピンが一方的に台湾東側の海洋境界画定の交渉開始を宣言し、中国の領土主権と海洋権益を著しく侵害したことへの必要な行動」と説明した。

時事通信「中国、対日示威で貨物船取り締まり~」より

支那のロジックでは、自身の領海内における「通常の取り締まり」だということになっている。

だが、国際法上、公海では航行の自由が原則である。またEEZ(排他的経済水域)であっても、他国船舶に対して一般的な取り締まり権が認められているわけではない。

つまり、自国の領海内であろうと、他国の船が自由航行することを止める権利は何処の国にもない、というのが国際海洋法条約上の整理であり、支那もこの条約を批准している。

そうすると、今回の支那の取り締まり行為は、どこから見ても違法行為なのである。

台湾も反発

これについて、流石に自身のEEZだとする台湾も黙っているわけには行かない。

「ここは台湾の排他的経済水域(EEZ)で中国に管轄権はない。国際法違反であり、直ちに立ち去るよう要求する」。台湾海巡署(海上保安庁に相当)の巡視船は、航行中の韓国船などに「偽の管轄権」を主張して不当に航海情報の照会を行ったとして、中国公船に無線で退去を求めた。

時事通信「中国、対日示威で貨物船取り締まり~」より

ちょっとややこしいのだが、該当海域は台湾の排他的経済水域(EEZ)にもあたる。

日本とフィリピンとで先月の28日にEEZの調整の話し合いを行っているのだが、支那にとってはそれが気に入らなかったようだ。

高市早苗首相とマルコス比大統領は先月28日、両国のEEZと大陸棚の境界画定に向けた交渉開始で合意したが、中国は対象海域の台湾東側に自国のEEZと大陸棚があると主張。交渉は「完全に違法かつ無効」(中国外務省報道官)として、日比に厳正な申し入れをしていた。

時事通信「中国、対日示威で貨物船取り締まり~」より

どうして台湾の東部海域を支那が自身の海域だと主張するかと言えば、これが「台湾は俺のもの、だから台湾のEEZも俺のもの」というロジックらしい。

九段線の主張

そもそも、支那の海洋権益に関する主張は荒唐無稽である。

img

この範囲が全て自身の領海だという主張であり、それに基づくと当然、日本とフィリピンとの交渉は「完全に違法かつ無効」であるというロジックらしい。

そして、それを実証するために、実際に動き出したというのが冒頭のニュースである。

台湾、海洋主権「侵害できない」とけん制 中国が東部海域の巡視終了

2026年6月11日午前 11:18

中国が台湾東部海域での巡視活動を終えたことを受け、台湾の海巡署(海上保安庁に相当)は、管轄権があるかのような誤った印象をつくり出そうと‌する中国の試みによって台湾の海洋主権が「侵害」されることはないと表明した。

中国は台湾を自国の領土と見なしており、日本とフィリピンが先月、海洋境界画定に向けた交渉入りで合意したことについて、台湾沖の海域が対象に含まれるとして反発している。

ロイターより

この様な行為が、国際的に認められると考えている辺りが付き合いきれない話。いつまでも内向きな国なんだなと、呆れるしかない。

示威行動ならぬ自慰行為だが

支那は近年、

  • 南シナ海での人工島建設
  • 尖閣周辺での常態的な領海侵入
  • 台湾周辺での軍事演習

を繰り返してきた。

そして今回紹介したような、台湾東部沖での「法執行」である。形式は海警局の船舶による警察権の執行という切り分けだが、残念なことにその正当性は国際海洋法上否定されてしまう。

むしろ、軍事力を背景とした威圧行為と見るべきだろう。形式上は海警局による法執行であっても、その法的根拠は極めて乏しい。国際的に承認されていない管轄権を一方的に行使しようとする姿は、海賊まがいと評されても仕方がない。

まとめ

国際秩序を破壊するのが狙いではないとしたら、支那の今回のやり方は如何にも不味い。日本とフィリピンとの間で話がつけられるのは、支那にとって都合が悪いのかもしれない。しかし、こんなアプローチばかり続けていると、周辺国から敬遠されることになりかねない。

他国船舶への臨検権を勝手に主張する行為は、多くの国に理解されない。実際にこれをやって周辺国に睨まれたのがイランなのだが、「流石お仲間」というべきかもしれない。エスカレートすると、本当に戦争に繋がりかねない危険行為なので、是非止めてもらいたい。

コメント

  1. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    普通に海賊ですよねこれ……
    どう考えても国際法に触れる案件ですが、国連は及び腰で何もしないんだろうな……ますます孤立するだけだって、共産党の上の人はわからないんでしょうね……

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      酷い話でして、メディアも批判しないし日本政府ももっと徹底的に抗議すべきなんでしょう。
      まだ日本への影響が少ない状況かもしれませんが、放置すべきじゃないですよね。

  2. 砂漠の男 より:

    支那公船が海賊行為ですかw 支那は正気を失いつつあるんでしょう。
    先週、日華議員懇談会が「日本台湾友好議員連盟」に看板を付け替えて、支那を煽っていましたが、近頃の支那外交は失敗と後退を繰り返していて、シャカリキになっているようです。つい先日も、王毅さんが蒙古共和国で「新軍国主義、反対〜」とやってました。
    台湾東部沖に支那海賊が出没しているなら、海賊対処派遣部隊の出動が必要かもしれません。

    • 木霊 木霊 より:

      ほぼ海賊ですから恐ろしい。
      前から漁船に対して放水銃使ったりとやりたい放題でしたが、今度は輸送船の取り締まりですからなかなか笑えません。