近況は「お知らせ」に紹介するようにしました。「注意して下さい」もお読み下さい。

不安定なKOSPIと通貨相場に不安を隠せない韓国

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大韓民国ニュース
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今日は触れないつもりだったのだけれど、記録的な下落になったので記念で。

韓国株が9.99%安の急落 一時取引停止=新興株も7.9%安

2026.06.23 16:20

23日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は前日比910.71ポイント(9.99%)安の8203.84で取引を終えた。

聯合ニュースより

上がったら下がる、下がったら上がる。株価というものは、そういうものである。当然、総合株価指数(KOSPI)だって、その例外ではないのだ。

明日も危険

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KOSPIの暴落

本日は、日経平均も下がっているのでハイテク・AI銘柄が世界的に調整売りされたという理解で良いと思う。

ただ、一本足打法だった韓国はその影響を大きく受けた、それだけの話でもある。

KOSPI9000突破とCPTPP加盟観測
日本も株価が上がっているが、韓国のKOSPIも大概上がっている。韓国株 終値が初の9000超え=今年4000ポイント超上昇2026.06.18 16:3318日の韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)は前日比199.60ポイント(2.25…

先週末にもKOSPIの記事は書いたのだけれど、この記事はCPTPPに絡めた記事であった。

今回はより具体的に「不安定さが顕在化している局面」という話になる。もっとも、ジェットコースター相場は韓国市場の常でもあり、明日は反発する可能性も否定できない。

急激な値下がりを受け、午前11時40分ごろには、プログラム売買を5分間停止する「サイドカー」が発動された。午後に入ると下げ幅はさらに拡大し、午後2時33分には取引を20分間停止する「サーキットブレーカー」が発動された。

聯合ニュース「韓国株が9.99%安の急落~」より

ただ、今日のこれは阿鼻叫喚ではないだろうか?

前兆あり

そもそもこの相場は、韓国政府も懸念していた事項ではある。

韓国、半導体株レバ型ETF巡り安定化措置検討 拙速導入に遺憾

2026年6月22日午後 3:56

韓国の金融監督当局が、半導体株に連動するレバレッジ型上場投資信託(ETF)が国内株式市場を不安定化さ‌せているとして対策に乗り出す。先月、同ETFの導入を承認したが、構造上の問題があるとし、承認は拙速だったと説明した。

金融監督院の李燦鎮院長は22日、半導体⁠株レバ型ETFに関し安定化措置の導入を検討していると明らかにした。詳細には言及しなかった。

ロイターより

韓国の金融監督当局が、半導体⁠株レバ型ETFに対して「規制するよ」とコメントしたのである。

今のところは確定的ではないのだが、借金して投資するスタイルは止めて欲しいというのが金融監督当局の願いなのだろう。

さらに悪い材料もある。

韓国、MSCI先進国市場への格上げに向けたロードマップを発表

2026年1月11日

2026年1月9日、韓国は、長年にわたる「韓国ディスカウント」の問題に対処し、自国の資本市場を国際基準に適合させることを目的として、MSCI先進国市場(DM)指数への組み入れを目指す包括的な計画を発表しました。

Linked in より

モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(Morgan Stanley Capital International:MSCI)への格上げについては今後の判断待ちだが、市場の織り込みとしては「見送り寄り」との見方が優勢だろう。

また、市場での韓国株取引が低調なのも気になる点だ。

KOSPI出来高減り主導株偏在が進む

2026.06.23. 06:01

KOSPI指数が9000台を突破し「1万高地」に向けて順調に進んでいるが、市場内部の売買熱は冷え込む様相だ。今月に入り日平均売買量はむしろ減少傾向を示している。

Chosun Bizより

株式市場がよりピーキーな動きになる可能性が高い。

個人投資家だけが防衛

更に懸念材料がある。本日の投資主体別動向だ。

img

この点はいつも通りMonay1様のサイトで整理されているので、確認いただければと思う。

7兆9,349億ウォンも個人投資家が買い越ししているのが注目ポイントで、これはウォン安の影響がでていると見て良い。

今はやや落ち着きつつあるが、一気にウォン安に追い込まれて防戦一方というのが現状である。

1ドル1,537ウォンは極めて危険な水準と言えるだろう。当然、年金基金による通貨防衛への参戦も継続されているだろうから、株価の方への関与は手薄である。かつ、外貨準備高の目減りが懸念されるところ。

韓国の5月外貨準備高 4270億ドル=為替防衛で減少

2026.06.04 06:00

韓国銀行(中央銀行)が4日に公表した資料によると、5月末の外貨準備高は4269億9000万ドル(約68兆2000億円)で、前月末に比べ8億8000万ドル減少した。

聯合ニュースより

そうすると、個人投資家は孤軍奮闘するより他にないということになる。

まとめ

韓国経済は極めて危うい位置にいるのだが、ここへ来てウォン安が進むと株価暴落に歯止めがかからなくなる。

ただでさえ、あまり良い材料はないので、今週末、或いは今月末に再びリスキーな展開を迎えかねない。今週末には個人投資家の追証が襲いかかり、月末には半期決算の影響も……、まあ、頑張って。

韓国の半導体2社が苦境に立たされると、日本企業としても困るだろう。できれば持ち直して欲しいところではあるが。

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