大変なことになってきたな。
NY州、はしかで非常事態宣言 25年の感染急増後で全米初
2026年10月6日午前 7:13
米ニューヨーク州のホークル知事は5日、麻疹(はしか)の流行を受け、州全域に災害非常事態を宣言した。米国の州がはしかを理由にこうした宣言を出すのは、2025年に感染者が急増し始めて以来初めて。
ロイターより
日本人だと「麻疹くらい」という感覚が強いが、これは日本人が麻疹の予防接種を積極的に行っているからで、接種率が下がれば日本だって他人事ではなくなってしまう。
日本にも、予防接種に対して否定的な人が結構いて、一時期、四種混合の予防接種などが行われない時代があったから。あ、麻疹の場合はMRワクチンで、小学校に入学するまでに2回接種することになっている。
感染拡大に歯止めをかけたい
ワクチン接種率の問題
反ワクチン界隈の方々が望んだ世界がここにあるのだが、残念なことに反ワクチン主義の方々だけに影響は止まらないんだよ。
知事の行政命令によると、州内では2026年に入り10月3日までに、例年の年間水準を大幅に上回る108人の感染が報告された。このうち92人は7月15日以降、18郡にまたがるワクチン接種が不十分な農村部で報告された。
ロイター「NY州、はしかで非常事態宣言~」より
ニューヨークで感染が拡大している麻疹だが、特にワクチン接種が不十分な地域でその感染が広がっているのだとか。
アメリカは2000年に「国内での麻疹の持続的流行は根絶された(排除国)」と宣言していたが、その宣言は嘘だったと言うことになる。
外から持ち込まれたのか、根絶されてはいなかったのか。
ただ、今回の最大の問題は、今回の流行が医療の不足ではなく、「デマや信条によるワクチン接種率の低下」という社会的な理由で起きている点である。
現代の感染症医学や公衆衛生学では、麻疹の感染を防ぐには地域全体で95%以上の接種率が必要だが、近年はアメリカでも92%前後まで低下している地域が多くなっているのだとか。
宣言は11月4日まで
このため、ニューヨーク州では州全域に災害非常事態を宣言。
ペンシルベニア州の保健当局は5日、州内の累計感染者が1000人を超え、30年以上で最多の州内感染となったと発表した。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国では26年のはしか感染者数が約3900人に上り、1991年以来最悪の年となっている。
ニューヨーク州の非常事態宣言は5日に発効し、11月4日までとなる。
ロイターより
この災害非常事態の宣言によって、以下の効果が得られるようだ。
- 接種できる専門家の拡大:医師だけでなく、薬剤師や救急救命士(EMS)、助産師もMRワクチンを投与可能に
- 検査指示権限の拡大:登録看護師が医師の指示を待たずに麻疹の検査・検体採取を発令可能に
- ワクチンの対象年齢緩和:薬剤師が2歳からの子どもにワクチンを投与できるように要件を緩和
- 迅速な情報共有の義務化:接種データの72時間以内登録や、登録時の成人同意の免除による追跡の効率化
反ワクチンの思想強めの方々が多いと効果は薄そうだが、少なくともスムーズな現場処理という意味くらいならあると思う。
麻疹は、高熱を引き起こすことで、感染すると経済活動にも大きく影響する。また、後遺症や最悪の場合には死亡するケースもある怖い感染症である。スムーズな沈静化を望みたいところ。麻疹は感染力が極めて強い感染症だからね。
まとめ
ワクチンの接種率の低下とともに発生した今回の麻疹感染拡大だが、日本も他人事ではない。ニューヨーク州の二の舞にならないうちに、早めの予防接種の呼びかけを行って欲しいものである。
特に、1970年から1990年あたりまでの間に生まれた方は、ワクチンの定着率が低く、日本でもこれまでに何度か追加接種の呼びかけが行われている。他山の石としてこれを機に、一度検討されるのが宜しいと思う。
……ああ、そういえばニューヨーク市長って、アノヒトだっけ。トラブルにならなければ良いけど。


コメント
私も反ワクぽい事を木霊様にブーたれて、看護師の妻に叱られてるm(__)m「医療免許者のくせにガセネタに踊らされるな!」とね。
なもんであれこれ言う資格はないすが、確実なのはワクチンの副作用で死ぬ人間より、ワクチン打たないて死ぬ人の数の方が「はるかに多い」すな!
ぶっちゃけ、インドや中東を旅する時に「ワクチンは体に悪いから」と、
赤痢やチフスや狂犬病ワクチンを拒否するか?です。
なもんでね、「そんなものいらない派は、勝手に重症化してても仕方なくね?」てす。
まぁ、でも麻疹の感染力はすこおからなぁ。ワクチン拒否するなら、
隔離居住区のリザベーションに収容するとかじゃダメすかねぇ?
仕方ないやん、強力な感染症なら。
どこの国も、異邦人の入国に際し、特定の予防接種を義務付けるべきでしょう。
人の無秩序な移動が、感染症拡散リスクを飛躍的に高めているわけですから。