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韓国製レーザー対空兵器「天光」の実演

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韓国陸軍
この記事は約4分で読めます。

過去に取り扱ったニュースの続報的な位置づけの記事である。

これ、凄いことは凄いのだけれど、コンセプトはコレで良いのか?という疑問を抱かざるを得ない、謎の兵器である。

1発200円強の韓国製レーザー対空兵器「天光」…閃光走る瞬間にドローンを撃墜

2026-10-16 06:09

光が走った瞬間、高速で空を飛んでいたドローンがくるくると回転しながら急降下し始めた。世界で初めて実戦配備されたレーザー対空兵器ブロック1「天光(チョングァン)」から発射されたレーザーによって迎撃されたのだ。

ハンギョレより

レーザー対空兵器ブロック1「天光」がその名前で、他国がレーザー兵器の開発を続ける中、韓国軍はいち早く実践投入したアイテムだ。

当時から、使えるアイテムなのか?と、疑問視されてはいたが、この報道ではパワーアップして使えるようになったと宣伝されている。

ドローン対策

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レーザー対空兵器

過去の記事を紹介しておこう。

韓国型スターウォーズ計画(レーザー兵器量産)が発動!
ネタだと思ってたんだけど、本気だったのか、アレ。北朝鮮の無人機「レーザー」で落とす 韓国軍が実戦配備へ=世界初2024.07.11 15:43韓国防衛事業庁は11日、北朝鮮の小型無人機などを攻撃するレーザー対空兵器「ブロックⅠ」の量産に着手…

2024年の記事で「量産に着手」と報じられていたが、配備も2024年6月には配備されていたようだ。今、振り返って過去の記事を見ると、確かに「配備」って書いてあるんだよね。

韓国、北朝鮮ドローンを防ぐレーザー武器『天光』発振器を国産化…国会議事堂などに配備へ

2026.06.02 11:42

北朝鮮の群集ドローン攻撃に対応したレーザー対空兵器「天光(チョングァン)」の核心構成品が国産化された。ウクライナやイランの戦争でドローンのような低費用で効果的な武器が戦争継続能力のカギとして浮上する中、韓国の技術で安価なドローン迎撃兵器を大規模に量産できる可能性が高まったということだ。

1日の防衛事業庁によると、国防科学研究所(ADD)とハンファシステムは先月末、レーザー対空兵器(ブロックI)「天光」のレーザー発振器の開発に成功した。これまではドイツ製の発振器を使用していたが、今後の量産からは国内技術で作られたレーザー発振器が適用される予定だ。

中央日報より

とにかく早く配備したかったというような意思を感じる。

が、配備場所が国防部庁舎などの国家重要施設だということらしいので、過去に何度も北朝鮮からのドローン飛来を許しているので、その辺りが看過出来なかったということなのだろう。

ただこれ、固定型でデカいんだよね。

出力30KWにパワーアップ

前回、出力20kWクラスだと報じられていたが、今回のニュースでは30kWクラスにパワーアップされ、迎撃実演に成功したと報じられている。

ハンファシステムは15日、陸軍本部が主管し14日に開催された「アーミータイガープラス未来戦統合戦闘遂行訓練」において、天光および30キロワット級戦闘車両搭載型高エネルギーレーザー砲を活用したドローン迎撃の実演を成功裏に終えたと発表した。この日、天光は訓練に投入された3機すべてを迎撃した。これに先立ち、先月、陸軍の勝進訓練場で行われた国防ドローン技術展でも、ドローン4機と無人機2機を連続してすべて迎撃することに成功した。

ハンギョレ「1発200円強の韓国製レーザー対空兵器「天光」~」より

ドローンの迎撃に使うにはやや大げさな大きさと思うのだが、その辺りは考え方の違いかもしれない。

この大きさなので、トレーラーなどに乗せて運べるか?というクラスだ。

運用コストは安いようだが、現状では小型機や偵察・監視につかうタイプくらいしか使えない。なお、30kWにパワーアップしたものがブロック2仕様として作られ、K808シャーシに乗せる案もあるようだ。が、現状では固定砲台として使う運用のようだね。

問題はこの射程で、「3km以内を飛行するクワッドドローンや固定翼無人航空機を迎撃できる」と説明されているので、100km/h程度の速度で飛来する偵察用ドローンくらいならコレで十分かもしれない。が、連射が出来るわけではなさそう。

今回のデモンストレーションでは3機を連続で迎撃したと報じられているが、やはり焼き切るまでに数秒を要するようで、50kWクラスのブロック3を2027年に投入すると予定はされている。

100km/hで迎撃に5秒かかったとすると、140m程度進む。次のターゲットに移って撃ち落とす、を繰り返すと3機で450m程度は進む計算になる。そうすると、1基だけでは18機のドローンが飛来してきたら、撃ち漏らしを出す可能性が出てくる。撃墜に数秒を要するのに射程距離が短いというのは厳しい。

政府は国産化技術を基礎にレーザー対空兵器(ブロックII)のシステム開発事業を通じて、出力と精度の向上、兵器システムの小型・軽量化を進めていく計画だ。

中央日報より

現場で使いながら、問題点を洗い出していくということなのかもしれないね。

まとめ

韓国軍がいち早く導入したレーザー対空兵器「天光」だが、ブラッシュアップされたことで「使える兵器だ」とアピールしたのが冒頭のニュースである。

本当に使えるかどうかは不明だが、連射できる兵器ということではなさそうなことと、射程距離が3km以内という点、そして固定砲台型だという点を考えると、「どうやって使う兵器なんだ」と、素人には理解できない状況である。まあ、ブロック3に期待したい。

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