ハンターウイルスの感染リスクは低いよという記事は書いたんだけど、もうちょっと現実的な話を。
はしか感染者数462人 直近10年間で最多の2019年に迫る勢い 推定される感染場所「国内」が7割
2026年5月14日 木曜 午前11:47
「はしか」の今年これまでの感染者数は462人で、直近10年間の同じ時期と比べて2番目に多い感染者数となっています。
国立健康危機管理研究機構によりますと、はしかの2026年の感染者数は5月3日までで462人と、前の週と比べて23人増えました。
FNNプライムオンラインより
そう、「はしか」である。現在、日本でははしかの感染者数が増えているのだ。
侮ってはいけない感染症
結構危険な病気
「え?はしかなの」と、びっくりする人はいるかも知れない。「たいしたことない」と感じる人もいるかも。実際、子供の頃からある病気だしね。
麻しん(はしか)が世界・国内で 増加しています
米国・英国をはじめ世界各地で麻しんの流行が拡大しています。日本でも感染報告が急増しています。 麻しんは感染力が極めて強く、適切なワクチン接種を受けていなければ誰でも感染するリスクがあります。 本学会は国民の皆様に、最新情報と適切な対応についてお伝えします。
日本感染所学会より
日本感染症学会からの注意喚起がでているが、アメリカで962例、イギリスで34例、日本では462例が確認されているとしている。
で、はしかでヤバイのはその感染力の強さだ。全ての感染症の中で最強クラスの感染力を持っていて、インフルエンザの10倍の感染力なんだとか。咳やくしゃみによる飛沫感染、空気感染もするかなり凶悪な病気である。
そして、ワクチン接種を受けた方であれば重症化リスクは下げられるが、重症化すると死亡リスクのある病気である。
⚠ 「はしかは子どもの軽い病気」は間違いです
ワクチン導入前の時代、世界では毎年約260万人が麻しんで死亡していました。小児はもちろんのこと、成人が感染しても重症化しやすく、妊婦が感染すると流産・早産のリスクが上昇します。
日本感染所学会より
はしかだけでなく合併症を生じることで、重篤化するのだとか。
感染拡大の理由
さて、感染ルートは不明だが、海外から持ち込まれた説が出ているようだ。
海外から持ち込まれたウイルスによって国内で感染が広がっているとみられ、推定される感染場所は、医療機関や家庭内など「国内」が7割となっています。
FNNプライムオンライン「はしか感染者数462人~」より
この感染は都内でも広がっているようで。
麻しん(はしか)患者の発生について
2026年4月13日
以下のとおり都内で麻しん患者(検査診断例)の発生がありました。 管轄保健所において疫学調査を実施し、接触者の健康観察を実施しています。 また、患者の行動歴を確認したところ、周囲に感染させる可能性のある時期に下記の施設において不特定多数の方と接触した可能性があることが判明しましたのでお知らせします。
東京都のサイトより
今のところ、東京都で211人、神奈川県で40人、鹿児島県で34人なんだとか。なお、愛知県でも高校で集団感染が確認されたようなので、全国的に広がっているようである。
これ、MMR新三種混合ワクチンの導入から、トラブルが発生。1993年にMMRワクチンは使用中止となり、ワクチンへの不信感が広まってしまった。そして、集団接種は「努力義務」に格下げになり、1回接種や、接種をしていない人が増えてしまったのである。
再び2回接種制度がなされたのは2006年になってから。
つまり、ワクチン接種空白期間がある日本で、広がるのは必然なんだよね。
まとめ
まとめは一言、ワクチン接種しましょう。
先ずは、怪しい時期の人は確実に抗体検査→ワクチン接種をして欲しい。社会で95%のワクチン接種率であれば、感染拡大を防げる病気である。重症化すると、かなり大変なことになる。免疫のない人が感染者に晒されると、約9割が感染するほどの感染症だから、社会全体で気をつけて欲しい。
感染症は、社会で防ぐのである。


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