これは記事にしておくかどうか迷ったのだけれど、構造的には非常に興味深いと思う。
沖縄県知事選挙で当選した古謝玄太氏、米国事務所「県単独で設置する必要あると思っていない」…再設置に否定的
2026/09/18 09:59
13日に投開票された沖縄県知事選で、自民党などの支援を受けて初当選した前那覇市副市長の古謝玄太氏(42)が17日、那覇市内で読売新聞の単独インタビューに応じた。
讀賣新聞より
古謝氏が知事になるのは10月1日。なので、現時点での沖縄県知事は玉城氏だ。
ところが、ネットを通して見える景色は、今回、何故、現職知事がダブルスコア近くの差をつけられて負けてしまったのかを映していて興味深かった。本日はそんな記事である。
沖縄を前へ
知事の仕事を前倒しか
先ずは関係記事を1つ。

この記事の追記の更に追記というのが今回の記事の位置づけなのではあるが、色々と追いついていないので、ちょっと整理した方が良いかもしれない。
先日見かけたXのポストだが、このポスト、実はちょっと不自然である。何故なら、これは本来、知事の仕事であって、未だ知事ではない古謝氏から発信されるのはおかしいのだ。
発信していけないということではなくて、本来の知事は何をやっているのか?という話である。
冒頭のニュースもその類いの話で、既に知事に当選した古謝氏は動き始めていて、前回触れた「辺野古新基地建設問題対策課」の廃止方針に加えて、ワシントン事務所の再設置にも否定的なんだとか。
スゴイ勢いで沖縄県政の改善が……。いや待て、そもそも、「正常化されそうだ」というだけで、まだ始まってすらいないのだけれど。
現知事は何をやっていたのか
では、知事である玉城氏は?というと、実は、選挙の翌日は登庁していなかった。
一方、約15万票の大差をつけられた現職の玉城デニーさん(66)は13日夜、支援者が静まりかえった那覇市の事務所で「県民の選択だ」と肩を落とした。一夜明けた14日午前は県庁に登庁せず、毎週月曜の幹部会議も欠席した。
讀賣新聞より
いや、仕事しような?
流石に知事の仕事を休むのは、激戦の後なので仕方がない面があるのかもと思っていたが、どうやら共産党に挨拶に行ったようだ。
この、元のポストは消えてしまっているらしく、今は確認できないのだが、玉城氏は登庁せずに共産党関係者と共に、「党県議団が揃って、県知事選挙の報告演説を」「県庁前で」行っていたとのこと。
県庁前にいても、登庁はしなかった。……何で?
更に、17日は東京にお出かけになったようだ。
いや、何やってるんだよ……。
男坂じゃないんだよ。打ち切り漫画かよ。
こういうのを見ると「平和って何だっけ」と考えてしまう。

念のために、知事の日程を確認したが、9月10日以降は更新されていない。つまり選挙後の行動は、知事の仕事であった可能性は低そうだ。
現時点で確認できる範囲では、「14日に登庁しなかったこと」は報じられているが、その後の公務状況は判然としない。
那覇市長選がはじまる
そうすると、何故こんな行動をされているのか?と、県民も疑問に思うのではないか。
そして、それに理由をつけるとすれば、こんな推論が成り立つ。那覇市長選挙への出馬だ。
現職の知念氏 公明県本推薦 来月の那覇市長選
公開日:2026年9月18日 3:57
公明党は16日の中央幹事会で、任期満了に伴う那覇市長選(10月18日告示、25日投開票)について、再選を目指す現職知念覚氏を県本部推薦とすると決めた。
沖縄タイムスより
任期満了に伴う那覇市の市長選挙が10月18日告示で、25日投票というスケジュールになっている。
確かに、知事選挙でもかなりの票(27万票)を取っていたのだから、候補としては強力だ。

そうすると、現職有利とはいえ、那覇市長選挙もかなり緊迫した選挙になりそうだが、現時点ではあくまで噂の域を出ない。そこは注意して欲しい。
ただ、そんな噂が出てしまうほど、不可解な動きをされているように見えるし、積極的なメディアの露出は控えているようだと感じる。
まとめ
ネットを通じて見ることの出来る情報だけで見ると、沖縄県知事選挙が終わって、古謝氏の勝利した理由はかなり腑に落ちる。
古謝氏は、自身のXで県民に対して支持に対する感謝を述べているし、複数のメディアで沖縄の政治を動かそうとしているように見える。少なくとも、「沖縄を前へ」というスローガンに偽りなしという、印象を受ける。
その一方で、未だ知事であるはずの玉城氏は一体何をやっているのか?という情報しかでてきてはいない。
ネットで得られる情報はほんの一部なのだから、それが実態を映しているとは言えないのだけれど、納得の選挙結果だったと言って良いだろう。
そして、玉城氏には、正々堂々と選挙戦を戦って選挙で結果が出たのだから、負けたとはいえ、その職責を真摯に全うして欲しい。そう願うのは、贅沢なのだろうか?


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