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【追記】暗黒の水曜日を迎えた韓国――レバ型ETFを謝罪

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大韓民国ニュース
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えぇ、謝罪しちゃうんだ。

韓国財政相、個別株レバレッジETF導入を謝罪 株価急落で

2026年7月29日午後 4:40

韓国の具潤哲財政経済相は29日、個別株を対象とするレバレッジ型上場投資信託(ETF)の‌導入について謝罪した。同商品が韓国株の急落を増幅させたとの批判が出ている。

ロイターより

リスクなんて最初から分かっていた話なのにねぇ。

謝罪してももう遅い

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政策的な誤り

先ずは、昨日の記事へのリンクを。

暗黒の水曜日を迎えた韓国に未来は?
下がっていますな。実に、興味深い。韓国KOSPI・KOSDAQ、2日連続でサーキットブレーカー発動…史上初の「パニック相場」2026-07-29 14:2529日、韓国のKOSPIとKOSDAQ市場で2日連続となる1段階のサーキットブレーカ…

今週だけでかなりKOSPIは暴落してしまって、思わず昨日の段階で記事を書いたのだけれど、本日も続落の展開だね。

で、問題は、コメントでも頂いたのだけれど、レバレッジ型ETFに関する政策の誤りを、政府が認めちゃったという話だ。

海外への資金流出を食い止めることを目標に、韓国のレバレッジ型ETFが拡大

2026年4月27日

単一銘柄を対象としたレバレッジ型上場投資信託(ETF)が、来月韓国で取引開始される見通しです。これは、通貨安の一因となった可能性のある米国や香港市場への資金流出を食い止めるため、金融委員会(FSC)が策定した計画の一環です。

4月21日に改正された同国の資本市場規則により、優良株を対象とした2倍レバレッジETFが許可され、個別銘柄のデイリー指数オプションおよびウィークリーオプションの上場が認められたことで、カバードコール型やアクティブ型ETFの多様化への道が開かれました。最初の商品群は、韓国最大の企業であるサムスン電子とSKハイニックスをベンチマークとするものと見込まれています。

Risk.netより

当ブログでは以前から、この政策は政府主導の株価対策だと指摘してきた。今回のKOSPI動乱は、6月頭の選挙戦にあわせて画策された官主導の市場だったから。

調子の良かった5月頃の記事はこちら。

KOSPI続伸、とうとう8,000目前へ
驚くべきか、呆れるべきか。KOSPI続伸で8000目前 半導体と現代車が主導公開 2026.05.12. 09:02更新 2026.05.12. 09:18KOSPI指数が再び上昇して始まり、8000ポイントが目前となった。6営業日連続の上…

で、選挙後は、KOSPIを維持するモチベーションが失われる展開になったんだよね。

【短縮版】KOSPI暴落、月曜日は?
5月末に「危ないよ」という記事は書いたが、大体織り込み済みの展開ではあったと思う。韓国語の記事のリンクなので簡単に要約しておくが、概ね最初の1行に詰まっている。「SKハイニックス(2,070,000ウォン▼228,000 -9.92%)株式…

ある意味予想通り、選挙後に大きく崩れる展開になったわけだ。前の記事で、年明け4,500開始から随分とKOSPIを上げて、9,000にタッチして戻ってくる。5,500くらいが実力なのでは?

規制強化の動き

で、こうした状況を受け、政府も規制強化に動き始めた。

韓国、個別株レバレッジETFに追加規制導入へ 個人投資家の投資上限も検討

2026年7月29日午後 10:57

韓国財務省は29日、個別株に連動するレバレッジ型上場投資信託(ETF)に対する追加規制を導入する予‌定であり、個人投資家1人当たりの当該商品への投資額を、総投資資産の20%までに制限する上限も設ける可能性があると明らかにした。

ロイターより

7月31日からの規制スタートで、このバカバカしい相場にけりがつく……、と良いのだが。実のところ、もう遅いのである。

ペ・ジェギュ韓国投資信託運用代表 単一銘柄レバレッジETFの自然消滅提唱

2026.07.30. 16:04

ペ・ジェギュ韓国投資信託運用代表が30日、サムスン電子・SKハイニックス単一銘柄レバレッジ商品について「上場廃止ではなく自然死させるべきだ」という見解を明らかにした。

朝鮮日報より

どういうわけか、投資信託運用代表は、「規制じゃなくて自然消滅させるべき」とか言い出した。

しかし、もう遅いんだよね。もっとも、この段階で「自然消滅」を議論しても手遅れだろう。レバレッジETFに絡む強制決済は既に大半が進んでいるとみられ、7月中旬の時点でも残るポジションは4分の1程度と報じられていた。今さら商品をどう扱うかを議論しても、市場への影響の大部分は既に表面化してしまっている。

強火の31日

本日の取り引きはこんな感じだった。

で、明日31日からは規制が始まるので、追証を解消できなかった個人投資家のポジションは市場開始と同時に強制決済される可能性が高い。

一番左、本日の個人投資家は1兆4,309億ウォンの売りで、これは火曜日までの影響で追証からの強制決済展開だと思われる。一方その隣の外国人投資家は、1兆3,280億ウォンの買いである。個人投資家が手放したものを買って明日に備えている感じになっている。

31日には強制決済の引き金が引かれることは判明しているので、追加資金を用意出来なかった個人の口座からは、市場が開いた瞬間機械的に強制損切りされる結果になるだろう。既にかなりの額は吐き出されているといわれているので、大きな混乱はない可能性もあるが、今週頭から買っている額を見る限りはまだ3兆ウォン分ほどはストックがある可能性が高い。

そうすると、開幕サイドカーという本日と同じ展開を迎えかねない。そして、怒濤のサーキットブレイカー発動まではおそらくはセット。

まとめ

というわけで、恐ろしいのは寧ろ明日の展開だろう。

謝罪して済む問題なのか良く分からないのだが、何というか、韓国政府は29日の段階でかなりヤバい山を踏んでいたらしい。

大統領は海外に逃亡中だし、どうするんだろう、これ。

そうすると、おそらくはKOSPIは5,000をタッチする展開になる可能性がある。月末というのもタイミングが悪いよね。大臣の謝罪だけで済む問題では、そろそろなくなってきている気がする。

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