前回紹介した情報通りには動かなかった中革連だが、酷い話があったものである。公党が「受け子」役を置くとは。
立民系は新党結成へ、公明系は公明に再入党で最終調整…中道「分派」は双方が対等に分かれる形に
2026/09/09 05:00
中道改革連合は党分裂の形態を巡り、立憲民主党出身議員の大半が離党して新党を結成し、公明党出身議員全員が公明に戻る方向で最終調整に入った。中道改革は最終的には解散する。臨時国会では中道改革、立民系新党、公明で統一会派を組む見通しで、9日の臨時常任幹事会で決定する。
讀賣新聞より
目指した新たな形態がこれかぁ。
まだ、確定ではないにせよ、「立憲系中革連議員 → 新党立ち上げへ」、「公明系中革連議員 → 公明へ出戻り」、「小川氏 → 居残り」という流れになったと報じられている。ただし、確定情報として報じられてはいないので、要注意だ。
持ち逃げか?!
分派案が有力
まず先にお詫びしておきたい。

こちらでは、公明系中革連議員は公明党に合流できないということを言及している。が、どうやらそれを乗り越えて合流する予定になっているらしい。
その他の議員は「分派」の手法で離党し、立民系議員は新党を結成、公明系議員は公明に再入党することを想定している。
讀賣新聞「立民系は新党結成へ、公明系は公明に~」より
前回の情報くれた人にそれとなく確認したが、たいへんお怒りであった。あれ、本当に合流できるんだろうか??
まあ、それはそのうち分かるとして、どうやら中革連議員がたった一人残って、党の資金管理をやるという説が濃厚である。
分裂の形式は、中道改革が存続したまま一部議員が離党する「分派」が有力視されているほか、中道改革を解散して複数の政党に分かれる「分割(分党)」があり、党執行部が財政面の影響などを考慮して判断する。
讀賣新聞より
つまり、政党交付金(残額は約11億7,000万円)は死守するというのが、彼らのスタンスのようだね。そういえば、1億円以上集めたと言われているクラウドファンディングのお金ってどうするんだろうか。
政党交付金には以下の2種類がある。
- 議員数割:国会議員の数に応じて配られる(離党して別の党に行けば、その党に支給される)
- 得票数割:2月の衆院選で「中道改革連合」という党名に投票された比例代表の票数に応じて配られる
解党すると、2のほうの「得票数割」の受給権は消滅する。議員1人だけでも中核連を存続させれば、10月と12月の支給日に満額が党に振り込まれる。これが欲しかったということなんだろう。
結局は金目
政治活動をするのだから資金が必要だという主張は分かるのだが、しかし、金のために党の形を弄るということには違和感がある。
中道改革は8日に執行役員会を開き、こうした方針を確認した。公明系議員だけが出身政党に戻る案も浮上していたが、双方が対等に分かれる形を優先する狙いがあるとみられる。立民系の中に新党結成を求める声があったことも影響した模様だ。
讀賣新聞「立民系は新党結成へ、公明系は公明に~」より
どうやって山分けをするのか?
それを話し合ったと。
……オマエラ、政策の話し合いをしたことはないのに、しっかりとお金の心配だけはするのな。
「受け子」役を残して実質消滅の中革連
で、この政党交付金の受け取りに関しては、道義的な問題はあっても、法律的には一応問題ないという整理にはなっている。かなりグレーだけれど。
話題に出てくる政党助成法第14条の問題は、条文に「借入金の返済及び貸付金の貸付けを除く」と明記されていることから、政党交付金は借金の返済に使ってはならないのではないか?と解釈する人がいるって話。ただし同法4条に「政党交付金の交付に当たっては、条件を付し、又はその使途について制限してはならない」と書かれているので問題ないとする派がいることも書き添えておかねばならないだろう。
ただ、4条を持ち出すのであれば、1項だけではなくて2項もきちんと引用すべきである。
(この法律の運用等)
e-GOVより
第四条 国は、政党の政治活動の自由を尊重し、政党交付金の交付に当たっては、条件を付し、又はその使途について制限してはならない。
2 政党は、政党交付金が国民から徴収された税金その他の貴重な財源で賄われるものであることに特に留意し、その責任を自覚し、その組織及び運営については民主的かつ公正なものとするとともに、国民の信頼にもとることのないように、政党交付金を適切に使用しなければならない。
中革連は、その借入金返済のためだけに交付金を使うに当たって、「国民の信頼にもとることのないように」していると言えるのだろうか?
「答えはノーだ!」じゃないよ、オマエがノーだよ。
政治の信条は人それぞれなのだが、しかし政治は国民の方を向いて行われるべきである。政党助成法4条2項のことをお忘れなのではないか?
にもかかわらず中革連は、最初から国民の方は向いていなかった。「生活者ファースト」とは一体何なのか?「自分ファースト」だったのでは?という疑問は結党以降、ずっとついて回ったが、ついに払拭できなかったらしい。
結党当時は、割とノリノリだったんだけどね。
野田氏は大会で、高市早苗首相(自民党総裁)の解散判断に疑問を呈し、「『自分ファースト』対『生活者ファースト』の競い合いだ」と強調。「寒い時の選挙だが、熱量はどの党にも負けない。一致結束した戦いをお願いする」と呼び掛けた。
斉藤氏は「国民生活と平和を守るには穏健な中道の固まりを大きくするしかない」と指摘。「私の政治生命と公明党61年の歴史を懸けて、全員当選のために共に戦おう」と訴えた。
時事通信より
そういえば斎藤鉄夫氏、「私の政治生命」と「公明党61年の歴史」を賭けたのでは?え?懸けたのだから、負けはない?
こんな政治家を当選させた有権者の方々は、責任をとるべきかもしれないね。具体的には、落選運動を展開した方が良いだろう。
まとめ
昨日の夜、記事にしようか迷って一回消したものの、あまりに酷い状況なので記事にしておくことにした。が、ニュース性はなくって、「分かれるんだ」というだけの話ではある。
結局のところ、新党ゴリラに合流したいという人もハッキリしないままなのだが、このまましばらくはグダグダと話し合いが続いている可能性は高い。
債務を支払うまでは解党する気は無いようだよ。



コメント
こんにちは。
これが「生活者ファースト」!
ただし、生活者=自分達、って事ですね。
これで離れない支持者って、何を支持しているのか、本当に聞いてみたいものです。
こんにちは。
まさに「生活者ファースト!」
落選議員がたくさんいるので、体面を気にしている場合ではないんですね。
全部国庫に返還と、クラファンは寄付してくれた人に返すべきでしょ
それ以外許されるの????
公明党も立憲民主も中道も全員辞職して、次回の選挙で当選できたら戻ればいい
落選議員の生活費工面でさえ腹立ったのに、それ以上のコイツラの生活を守る為に税金を払ってるわけではない。。。。
債務返済のためだけに、中革連を残すらしいですね。
この債務、どうやら「支払いを待ってもらっている」という状態らしく、商慣習としても特殊。
そして、これがすんなりと公明系中革連議員が帰ることの出来る理由と関わっているのではないかとの推測が囁かれている状況。
何というか、闇を感じますね。