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空自無人機グローバルホーク墜落

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安全保障
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これはちょっとガッカリの展開だね。

空自無人機グローバルホーク墜落か 通信途絶、一部機体発見―鳥取沖

2026年09月15日21時10分

15日午後1時ごろ、鳥取県沖約50キロの上空で、航空自衛隊の大型無人偵察機グローバルホークとの通信が途絶えた。付近の海上で機体の一部が見つかった。空自は「機体が墜落したと推定した」と発表し、詳しい原因などを調べている。

時事通信より

高額な兵器だっただけに、今後使えないのは残念である。

墜落によって運用も考え直す必要がでてきた

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高価な無人偵察機

先ずは、無人偵察機RQ-4「グローバルホーク」なのだが、629億円の費用をかけて取得している。

無人偵察機価格23%増 認める

2017年9月6日(水)

防衛省が米国からの購入を計画している無人偵察機RQ4グローバルホーク(GH)の取得費用が23%も上昇する―。日本共産党の小池晃書記局長が8月21日の記者会見で暴露した内部文書で明らかになった事実を、同省は8月31日公表の報告書で公式に認めました。

~~略~~

防衛省の外局である防衛装備庁の報告書は、米メーカーの部品の枯渇で3機分の取得経費が119億円増の629億円となり、当初見積もりとの比較で123%になったと指摘しています。防衛省の内規では115%以上で取得計画見直しの「調整」を行い、125%以上で「継続の必要性」について検討を行うとしています。

しんぶん赤旗より

運用にも巨額の費用がかかっているだけに、ちょっと残念な話ではあるが仕方があるまい。

なお、グローバルホークは3機一組で運用しているので、1機が失われて2機体制になれば、今後の運用に支障が出るのは必至だろう。

また、赤旗は629億円としているが、別の媒体では613億円としている。613億円の方は実際に確定・精査された後の費用なので、おそらくこちらの方が正しいだろう。

代替手段はある?ない?

実は、日本の自衛隊がRQ-4を取得するに当たって、契約の見直しなどの話があった。2020年には河野太郎氏が防衛大臣として「米軍がやめる旧式機を、なぜ日本が巨額の維持費を払ってまで買わなければならないのか」と猛反発。

2017年にも、導入中止を検討している。

無人機グローバルホーク導入中止を検討 費用23%増

2017年8月21日05時06分

上空から監視する無人偵察機「グローバルホーク」の導入について、防衛省が中止を含めて見直す検討を進めていることが分かった。導入を決めた際は3機分で約510億円と見積もっていたのが、米国のメーカーが日本向けに製造するには追加費用がかかることが判明。約23%増の約630億円にまで膨らむ見込みになったためだ。複数の政府関係者が明らかにした。

アーカイブより

幾度も検討したにもかかわらず、導入決定した理由は、他に代替する機体がなかったから。

ただし、アメリカ軍が運用を停止してしまったことで、この調達コストは更に膨らむことになって、結果的に判断が正しかったかどうかは怪しい。

では、今後どうするか?と言う話だけれど、1つはMQ-9B「シーガーディアン」の方に統合して行くという判断はあるだろう。

海上自衛隊も無人機「シーガーディアン」を導入
これで海上自衛隊の仕事が捗るね。海自導入の洋上監視無人機、米国社製の「シーガーディアン」に決定2024年11月15日 18時20分海上自衛隊が2028年度からの導入を目指す洋上監視用の滞空型無人機について、防衛省は15日、米ジェネラル・アト…

既に導入済みのMQ-9B「シーガーディアン」の調達数を増やして、代替運用できるかを検討することが、有力なアイデアだろう。

あとは、P1哨戒機の手直しをするか。実はP1哨戒機に採用しているエンジンF7-10の問題で、稼働率が低い状態にある。

しっかり予算をつけて、さっさと改修できるような手続きをすべきだろう。

まとめ

RQ-4を失ったことは残念だが、より重要なのは、その穴をどのように埋めるかである。

警戒監視能力の低下を防ぐためにも、MQ-9Bの追加導入や既存航空機の運用改善など、現実的な代替策を早急に検討する必要があるだろう。

もっとも、こうした対応には予算や調達期間の問題も伴うため、結論が出るまでには一定の時間を要しそうだが。

コメント

  1. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    グロホ、一度だけ肉眼で見たことあります。
    たまたま横田基地の横を車で走っていた時、見慣れない黒いのがびゅーんと上がっていって、「なんだあれ……あ。グロホだ」と。
    飛行中の映像を見るとゆったり飛んでるように見えますが、当たり前ですが凄く速かったです。

    一機堕ちたのは痛いですが、機械である以上損失は常に織込まなければ。
    追加取得はほぼ不可能ですから、シーガーディアンなり何なりでの置き換えを考えないといけないのでしょうね。

    そのためにも。
    GCAPとそのチーミング用無人機を一刻も早く!

  2. 砂漠の男 より:

    ひとまず墜落原因の解明からですが、墜落の経緯がやや不自然過ぎるかと。
    空自発表によると、グロホは12時55分に通信不良が発生、その3分後にレーダー・ロストしたと。通常、衛星通信で遠隔操縦されているグロホに、突発的なリンク断が発生すると、機体が自律飛行モードに移行するか、もしくは基地との通信再接続が行われます。
    で、リンク断からわずか3分でレーダー・ロストし墜落した理由を考えると、グロホのシステム・トラブルだけでなく、”通信リンクへ強力な電波遮断”が行われた可能性もあるのでは?
    3分も何も出来ずにそのまま墜落させた、など前例がないでしょう。