おっ、そ、そうだな?
李大統領「国益を守る外交を…屈従的・事大主義的な姿勢は避けるべき」
2026.10.13 11:16
李在明大統領が13日、「常に堂々と大韓民国のためだけに、大韓民国の国益が守られる外交を行わなければならない」とし「国家間の関係において屈従的な姿勢や事大主義的な姿勢は避けるべき」と述べた。
中央日報より
韓国大統領の李在明氏(ミョンミョン)は、かく語りき。説得力はまるで感じないが、大切なことだぜ。
情報共有ができない相手と見なされる
アメリカから敬遠される
色々と話題に事欠かないミョンミョンだが、この発言はちょっとびっくりである。
李大統領は「最も重要なのは大韓民国の国益であり、大韓民国は自主独立国家」とし「常に堂々と、大韓民国のためだけに、大韓民国の国益が守られる外交を行わなければいけない。国家間の関係において屈従的な姿勢や事大主義的な姿勢は避けるべきだ」と強調した。
続いて「韓米同盟は非常に重要だ。外交の軸と言うことができ、継続的に高度化させていくべき」と述べる一方、「それと同時に韓国を取り巻く周辺大国との関係を管理することも依然として重要だ」と語った。
中央日報「李大統領「国益を守る外交を~」より
大統領が自国の利益を優先した外交をするのは、ある意味当然のことではあるのだが、これを胸を張って言えることはなかなか素晴らしい。
ただし、問題はその主張をする前に、色々とやらかしていることなんだよね。
「韓国に教えたら中国に漏れる?」…米国が情報共有を渋る理由
2026年10月12日 05:04
73周年を迎えた韓米同盟が揺らいでいる。最近、韓米情報協力分野を筆頭に、相次いで異常な兆候が捉えられており、その背景には、韓国が米国と共有した情報を中国に流しているのではないかという米国の懸念が根付いているという分析が出ている。このような疑念は、米国のドナルド・トランプ政権や情報機関にとどまらず、政界や社会一般にまで広く広がっているという。専門家たちは、韓米情報協力の回復のためには、実際に米国の懸念事項を解消することに焦点を当てるべきだと指摘している。
Daumより
既に、韓国はトランプ氏からだけでなく、アメリカ議会からも疑いの目を向けられている。
この話と関係して、共に民主党の代表が、ビザ発給保留の判断がされた話がある。
ビザは発給されない
先日、こんなニュースが流れた。
米ビザ発給遅れのチョン・チョンレ氏、欧州4カ国国政監査開始
2026.10.13. 10:09
米州地域の国政監査に向かう予定だったが、米国ビザの発給が遅れ、出国3日前に国政監査の対象地域を欧州に変更した国会外交統一委員会所属のチョン・チョンレ共に民主党議員が、11日(現地時間)から英国ロンドンを皮切りに、ポルトガル・リスボン、ドイツ・ベルリン、ポーランド・ワルシャワへと続く欧州国政監査の日程を開始した。
朝鮮日報より
記事では「遅れた」と表現しているが、報道されている背景には、米国側が同氏を北朝鮮に近い人物と見ていることがあるという。
尤も、現時点ではビザ発給の遅れだけで、米国側がどのような判断を下したのかを断定することはできない。ただし、韓米関係に不穏な兆候が相次いでいることは確かなようだ。
新聞紙上には連日、韓米関係の異常兆候が出ている。 李鍾奭国家情報院長が今年3月、米戦争部(国防部)傘下の情報機関を訪問しようとしたが、米国側の拒否で実現しなかったという報道がある。 今年6月に米国で開かれた「北朝鮮サイバー脅威対応のための韓米日協議体会議」は米側拒否で国家情報院が参加しなかったという。 韓米同盟73年間、聞いたことのないことが同時多発的に起こっている。
毎日経済より
他にも、国家情報院長の訪米が米国側の拒否によって実現しなかったという。以前にも韓国の諜報機関への不信はあったが、最近は更に高まっているのではないか。
もちろん、だからといって国家情報院が米国からスパイ組織扱いされている、とまで断定するのは言い過ぎだろう。
しかし、少なくとも米国側が韓国に対して何らかの懸念を抱いている可能性は高そうだ。そうでなければ、長年の同盟国に対して、これほど露骨とも受け取れる対応が相次ぐだろうか。
情報共有にもトラブルが
また、重要情報をアメリカ側から出す話も、ややトラブル気味のようなのである。
康大使はこの日、ワシントンで開かれた国会外交統一委員会の国政監査で、韓米関係における最も難しい懸案は情報共有の制限をめぐる問題だと述べた。特に、先月18日に行われた趙顕外交部長官とルビオ国務長官の会談で、米側からこの問題への言及があったことを認めた。
中央日報「駐米韓国大使「韓米の情報協力は難しい懸案」~」より
米国側は問題の詳細を明らかにしていないようだが、韓国側の発言などから、北朝鮮の亀城にあるウラン濃縮施設をめぐる情報が関係しているのではないか、と推測されている。
おそらくは、そういうことなのだろうね。
鄭統一相は前日の記者会見で、「米国が今年3月、自分が北の亀城にあるウラン濃縮施設に言及した発言を情報漏えいと受け止めたため、発言の経緯を米当局者と駐米韓国大使にも説明した」と述べていた。
中央日報「駐米韓国大使「韓米の情報協力は難しい懸案」~」より
これは米韓間の機密情報の取り扱いに関わる問題である。もし米国側が機密情報の漏えいを疑っているのであれば、深刻な問題だろう。
米韓両国は軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結している。だが、協定が存在することと、実際に相手国を信頼して機密情報を共有できることは別の話。
協定を結んでいても、情報の取り扱いに不安があれば、共有する情報を制限するという判断は十分にあり得るし、現にその兆候をこれらのニュースから感じる。
まとめ
ミョンミョンの言うことは真っ当であったが、その言行は一致していないのが韓国の実情である。
その結果、アメリカからの不信感は膨らんでおり、果たしてそれを解消できるのか?という感じになってきた。このまま、戦時作戦党政権の返還に漕ぎつけると、米韓同盟の維持という面でも少々怪しく感じてしまうのは、心配しすぎなのだろうか。


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