一時期喜んで観察していたKOSPIだが、そろそろ実力通りの圏内に戻ってきたようだ。
韓国KOSPI、7営業日続落から反発…5600台回復も外国人売り続く
2026-10-16 10:55 (GMT+9)
韓国KOSPIが7営業日連続の下落を止めて反発に転じた。今月の高値から20%超下落したことによる押し目買いとニューヨーク株式市場の上昇が重なり、投資心理が一部回復した格好だ。ただし外国人が売り越しを続け、米半導体セクターの弱さも続いていることから、今回の反発がトレンド転換につながるかは不透明との見方が出ている。
Financeより
年初に4,500からスタートしていて、好調な半導体業界の株価が下がり気味である点を反映して5,500圏内に落ちてきている。
個人的には実力の通りだろうと思うのだが、韓国紙は問題視しているようだ。
年金基金の補填問題
下落傾向のKOSPI
先ずは、年初からの動きを見てみよう。

今日は反発している感じになっているね。
16日、韓国取引所によると午前9時17分時点でKOSPIは前営業日比87.49ポイント(1.58%)高の5641.71を記録した。指数は前場比99.77ポイント(1.80%)高の5653.99で寄り付き、取引時間中に5662.30まで上昇した。その後、一時5619.01まで押し戻されたが、5600台の上で取引されている。
Finance「韓国KOSPI、7営業日続落から反発~」より
今の値動きは、アメリカの9月の消費者物価指数の影響が大きいようで、「米労働省が発表した9月のCPIは前年同月比3.7%上昇」というニュースに影響されたと分析されている。
また、同じ記事では、韓国株式市場の急落がウォン安を招いた要因についても触れている。
韓国株式市場の暴落もウォン安を導いた核心的要因だ。KOSPIは前日比454.59ポイント(7.57%)安の5,554.22で取引を終えた。KOSDAQも7%超急落した。
Finance「韓国KOSPI、7営業日続落から反発~」より
良くも悪くもアメリカの経済動向に敏感に反応してしまうのが、韓国経済なのである。
年金基金が悲鳴
で、ここからがある意味で本題である。
チョン・ジョムシク氏「国民年金猶予でKOSPI暴落、特検を」
2026.10.16. 09:45
国民の力のチョン・ジョムシク院内代表は15日、韓国総合株価指数(KOSPI)とコスダック指数の急落について「単一銘柄レバレッジETFを拙速に導入し、国民年金のリバランシングを無理に猶予してまで強引に株式市場をてこ入れしたことに対する高い請求書が届いたものだ」と述べた。
~~略~~
チョン院内代表は「国民の老後資金を政権の小遣いのように株式市場のてこ入れに動員したことは重大な犯罪だ」とし、「国民年金のリバランシング猶予の背景と責任について、国政監査だけでなく、今後の国政調査や特別検察官など、あらゆる手段を動員して真相究明を続ける」と述べた。
朝鮮日報より
ああ、まあ事実ではあるよね。
朝鮮日報が伝えているのは、野党・国民の力の院内代表が、政権による株価対策を問題視し、特別検察官の導入も含めて追及する姿勢を示した、という話である。
その主張の核心は、国民年金基金を利用して株式市場をてこ入れしたのではないか、という点にある。

6月頃が一番輝いていたよ。
年初から年金基金によって株価のコントロールを試みていて、そのために本来の資産配分比率まで変更していた節がある。
本来は年金基金の運用にあたって国内の株式と外国の株式の保有比率をバランスしなければならないのだが、それを無視して国内株を買い続けさせた。
それが政権主導で行われたというのが、野党党首の主張でその可能性は高い。更に、その結果、巨大な損失を出してしまったのだから、責任をとれと吠えるのは分かるよ。
数兆円〜数十兆円規模の損失の責任は誰がとるのか?という話も含めて、問題にはなりそうなんだけど。
まとめ
KOSPIの状況を見ると、おそらくは再び浮上することはないか、そうとう先のことだと思われる。そうすると、巨大な損失を出した年金基金をどうするのか、誰が責任をとるのか、というような議論は出るだろう。
ハッキリ言おう。KOSPIバブルは終わったんだよ。
9,000 → 6,000 と、2/3を割り込んでしまって、更にズルズルと下げている。これを支えていたのが年金基金だったのだから、その損失は計り知れないわけで。
ただ、現実問題として、損失を補填するのは韓国の国民であって、政治ではないんだよね。残念なことに。



コメント
禿タカどもに毟り取られたなぁ、という感想。もう終わったことだし、どう仕様もないね。