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【続報】屋根不良工事した高尺スカイドーム、一部崩壊リスクが指摘される

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ヤバイ韓国建築物
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ガッカリ続報がキタな。

屋根不良工事した高尺スカイドーム、鉄筋不足の全州ワールドカップ競技場…監査役「一部崩壊リスク」

2026.10.21  14:17

ソウル高尺スカイドームや仁川文学競技場など国内大型体育施設5カ所が不十分な補強工事などのため、大雪が降ったり強風が吹く場合、一部崩壊の恐れがあると監査院監査結果21日明らかになった。

朝鮮日報より

そもそも、前回報じられたソウル高尺スカイドームの屋根工事は、屋根構造物に重大な欠陥が確認されたから行われた補強工事だったはずだ。

ところが、専門家から「一部崩壊リスク」がある建築物のうちの1つだとの指摘が出てしまった。

いや、何のための補強工事だったんだよ。

ケンチャナヨ工事

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何度も繰り返される屋根工事

こちらの記事で説明したのだが、高尺スカイドームは韓国発のドーム球場である。そして、何度も屋根の改修工事を行っている。

重大欠陥発覚の「あの」高尺スカイドーム
キター!韓国の誇り「高尺スカイドーム」ネタである。ソウル・高尺スカイドーム屋根に重大欠陥…来年3月まで補修、照明・スピーカーは半減2025年9月16日 8:00ソウル市九老区の高尺スカイドームで屋根構造物に重大な欠陥が確認され、補強工事が進…

最初の監査で判明した雨漏りは2015~2017年に58か所、2018年に34か所あって、その度に補修工事を行っている。

そして、鉄骨構造に問題が発覚し、2025年に補強工事が行われたばかりである。

ところが、今回の監査では、その補強工事にも問題があったことが明らかになった。

監査の結果、ソウル施設公団は2024年、高尺スカイドーム野球場屋根の鉄骨トラス(三角形の骨格構造)連結部の合計466個のうち23個が施工誤差(15mm)を超えて折れていることを確認した。その後、昨年精密安全診断を行い、トラス「両側」を補強する方案を提示されたが、施工士の意見だけを聞いてトラス「片側」のみを補強した。監査院は「トラス連結部の支持力が不足した状態で確認した」と明らかにした。

朝鮮日報「屋根不良工事した高尺スカイドーム~」より

どうやら、その補強工事が不十分であったようだ。

  • 2024年:屋根の鉄骨トラス(三角形の骨格構造)連結部の合計466個のうち23個が施工誤差(15㎜)を超えて折れている指摘あり
  • 2025年:精密安全診断を行い、トラス「両側」を補強する方案を提示
  • 同年:トラス「片側」のみを補強
  • 2026年:監査院は「トラス連結部の支持力が不足した状態で確認した」と明らかに

施工不良じゃないか!

一部構造の崩壊危機

この結果、「ちょっと危ないよ」という指摘が出たという話である。

監査院の関係者は「総合的にソウル高尺スカイドーム、ソウルワールドカップ競技場、蚕室総合運動場、仁川文学競技場、全州ワールドカップ競技場など計5ヶ所の大型体育施設が多い雪が降ったり、強い風が吹く環境で屋根や柱など一部構造の崩壊危険があると判断した」と判断した。

朝鮮日報「屋根不良工事した高尺スカイドーム~」より

複数個所が列記されているので、ただちに高尺スカイドームが危ないという話に繋がるわけではないのだが、トラス連結部の片側の支持力が不足しているというのだから、リスクはあるだろう。

これが高尺スカイドームの屋根構造なのだが、トラス構造(三角形の部分)を採用していることは確認できる。

こちらの写真の方が分かりやすいだろうか。

報道によれば、専門機関はトラスの両側を補強する案を提示したのに、実際には片側しか補強されなかったという。

おそらくは補修しやすい部分を補修したんだろうね。詳細は伝えられていないので、想像するしかないのだが。

鉄筋折れも確認

更に、冒頭の記事では指摘がなかったのだが、鉄骨折れ・変形も確認されたようだ。

ソウル市は高尺スカイドーム鉄骨折れ現象について「現在まで屋根鉄骨構造物と関連した問題点は発見されていない」と述べた。

毎日経済より

屋根鉄骨構造物と関連した問題は発見されていないという、意味不明な供述があったのだが、これ本当なのだろうか。

この写真がその折れ部分なのだが、赤破線丸枠の中を見ると、確かに不自然に斜めになっているのが確認できる。

この状態の場合、力学的に考えて鉄骨に加わる力をまっすぐ伝えられないので、構造的な弱さがある状態だと言えるだろう。が、問題点は発見されていないらしい。

最初からこの構造ならともかく、「鉄骨折れ」であれば、明らかに問題なのだが。

このほか、非常発電機の管理が不十分だったという報道もある。

非常発電機の管理も不十分だった。 高尺スカイドームやソウルワールドカップ競技場など5つの施設は、非常発電機の容量が基準より最大729kW不足し、火災発生時に消防設備が作動しない恐れがあった。

毎日経済より

避難に時間がかかる点も指摘があるようだが、これはちょっと別の問題があるので、別の機会に改めて言及したい。何しろ、高尺スカイドームは設計変更を繰り返して作られた結果、迷路のような構造になってしまったことで有名である。さらに、前の座席との距離が近いことも問題視されていた。そりゃ、避難にも時間がかかるだろう。

まとめ

高尺スカイドームの補修工事に関するダメ出しが行われた。指摘されていた部分を杜撰な根拠で工事してしまい、結果的に強度不足が指摘されてしまったのは残念である。

屋根部分の強化は、2025年に昌原NCパーク球場で開催された野球の試合中に建物の構造物が落下し、観客1人が死亡、2人が負傷した事故をきっかけに再び注目されたばかりなので、それでも杜撰な工事しかできないというのは、ガッカリ度が高い。

安全にはしっかり配慮して欲しいものである。

コメント

  1. 山童 より:

    うわあ!
    ご指摘写真の赤斜線部分!
    さすがにアレはないわ!
    強い力が加わるとクシャッ!といくのが建築工学素人でも解るぞ!
    図面引いたの誰やねん?
    つか、今どき素材強度を加味した上でシミュレーションできるしょ?
    設計段階で詰めてないのか??
    つか、設計時の計算がテキトーで、
    組み始めたらムリや!となった……
    が真相なら怖いな。