成功おめでとう。
H3ロケット、半年ぶり打ち上げ再開 順調に飛行続ける 新形態の6号機で信頼回復なるか
2026/6/12 09:57
日本の主力大型ロケット「H3」6号機が12日午前9時53分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられた。当初は10日の予定だったが、天候悪化の予想で延期された。
産経新聞より
引用するのは打ち上げ直後のニュースなので、打ち上げの成功を伝える内容ではないが。
打ち上げ成功したのは30形態
30形態のH3ロケット
延期になっていたH3ロケットの打ち上げだが、12日に決定されて9時53分に打ち上げられた。
H3ロケットの新形態とは 初の補助ブースター無し機体、難しさは?
2026年6月12日 10時28分
H3ロケット6号機は12日午前9時53分に、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。今回の6号機は「30(さんぜろ)形態」と呼ばれる新しい姿で、補助ブースターを付けず、1段の主エンジンを3基束ねて飛び立った。日本の大型液体燃料ロケットとして、ブースターなしで打ち上げるのは初めてだ。
朝日新聞より
今回は30形態とよばれる新しい方式での打ち上げであり、ある意味画期的。

この朝日新聞の図が分かりやすいのだが、今回はブースターなしの打ち上げである。
ブースターがあるとバランス取りがしやすいのと、推力を稼ぎやすいというメリットがあるものの、コストはそれなりにかかる。
なので、今回の30形態は低コストでの打ち上げを可能とするタイプ。H3-6号として打ち上げられ、今回は超小型衛星6基を搭載していた。
30形態は太陽同期軌道(SSO)に4tまでの衛星を投入する機能があり、50億円程度のコストで打ち上げが可能とされている。今回はどうだったのかは知らないが、この運用で成功できればH2Aロケットの打ち上げ額の半額で打ち上げ可能になるようだ。
8号の失敗が響く
去年のH3ロケット8号の打ち上げ失敗から足踏みしていたのだが、ようやく打ち上げ出来る体制になった。


予想外の原因だったが、それが特定されて対策も出来たため、今回の打ち上げに漕ぎ着けたとのこと。
原因究明の結果、衛星搭載部の部品に不具合があり、飛行中の衝撃で破壊に至ったことが直接要因と判明。JAXAは、当該部品の補修などの対策を講じ、早期の打ち上げ再開にこぎ着けた。
朝日新聞「H3ロケットの新形態とは~」より

コレがトラブルの原因となった衛星を乗せるための「衛星搭載アダプター」で樹脂製である。コイツが破損しちゃったらしいんだよね、前回は。

6号は簡易補強で打ち上げたらしいけれど、今後は対策品を載せていく予定らしい。延期になった9号が打ち上げられるのが待ち遠しいね。
まとめ
成功しても失敗しても、宇宙開発はなかなか困難を伴うもの。恐らくは30形態もコストの問題がついて回るだろうと思う。「思ったよりも削減できない」とか、なんとか。
いずれにしても頑張っていただきたい。



コメント
SpaceXのIPOでNasdaqが大賑わいですが、そのSpaceXも失敗を重ねて、50億ドルの損失計上してB/Sは真っ赤ですから。実際、航空宇宙産業は難しいビジネス分野ですよ。失敗してもすぐリカバリーできるのは技術と知識の蓄積があるからで、JAXAと三菱重はよくやっているといえるでしょう。
スペースX社は、よくもまああそこまで失敗を織り込めるものだなと、ちょっと感心するまであります。
航空宇宙産業は本当に難しいですね。
メタリックグリーンの搭載アダプター写真を観てワクワクです。
こんなデカい搭載部あるんだ。
これならシンプルなガンバレル式の核弾頭も詰める。インプロデューション式なら多数弾頭つめるかと。
核は無理でも燃料気化爆弾とか積めそう。それに重量物をのっけるだけても、湾内の艦船や、三峡ダムなどの固定目標に向けて弾道弾としてぶつけてやる事に転用できそうな予感です。
こんにちは。
補助ロケット由来のアルミ燃焼物の白煙のない打ち上げは、本当に美しかった……
ただ、何か上昇中にポロリしたとかで、そこはちゃんとフォローしてほしいです。