GWに、「外遊」で大きな駆け引きを見せた高市政権だが、支那はちょっと置き去り気味である。
膠着状態続く日中関係、迫られる難しいかじ取り…外務省幹部「進展を見通すのは難しい」が「粘り強く意思疎通」
2026/05/07 10:57
台湾有事を巡る昨年11月の高市首相の国会答弁から7日で半年を迎える。中国側の反発は今も収まらず、日中関係は 膠着状態に陥ったままだ。日本政府は局面打開に向けて対話を呼びかけながら、強引な海洋進出には 毅然と対応する難しいかじ取りを迫られている。
讀賣新聞より
各紙一斉に、GWにおける外交方針について、支那に背を向ける方針であることを問題視している。随分と工作が進んでいる感じだね。
疎遠になる支那
政府の対支那政策に物申す
正直、支那との距離感の取り方は、その時々で切り替えていくべきで、今この時期においては距離を取っておくのが正しいと考えている。その理由は後述するとして、讀賣新聞は距離のとり方について注文を付けている。
中国外務省や官製メディアは安保3文書の改定のほか、憲法改正の動きなども「新型軍国主義」と呼び、けん制。同省報道官は6日の記者会見で、「日本の右翼勢力が再軍備を加速し、地域の平和と安定への脅威となっている」と主張した。
讀賣新聞「膠着状態続く日中関係~」より
わー、どうでもいー。
この手の戦狼外交発言は、まともに相手にする必要はない。淡々と否定していけば良いのである。
讀賣新聞は、距離が空いていることを批判気味に書いているが、特に何が問題だとか、どうしたほうが良いとか、そういったことに関しては言及していない。そういうのは社説向きの内容かもしれないが、記事にしては実に中途半端である。
支那系決済アプリも問題視される
少し話は逸れるが、片山氏が支那系アプリについてXで言及していた。で、それに関する記事がこちらに。
片山さつき大臣が問題視するわけだ…大量の中国人客が来ても日本人が潤わない”中国系決済アプリ”の闇
2026/05/06 6:00
QRコード決済が普及する中、中国発の決済アプリが日本でも広く使われている。だが日本国内の取引が「中国国内取引」として記録され、銀行も税務当局も資金の流れを把握できないという深刻な問題がある。白タクや違法ツアー、マネーロンダリングなどで悪用される実態を海外メディアが報じている――。
PRESIDENT Onlineより
この話は、一条龍の話でもあり、日本経済にほとんど影響を及ぼさない話でもある。何しろ、日本円を介さず、日本の銀行を介さない取引なので、日本は場所を貸して支那の経済に力を貸す構図になるのだ。


公明党やらメディアは不満らしいけど、実のところ日本にとっては支那からの観光客が減ってもほとんどダメージはなかった。
上野動物園はどうか知らないが、少なくとも先にパンダが居なくなった和歌山は売り上げが低下するようなことはなかった。パンダの経済効果300億円などと上野動物園では宣伝されていたが、実際はどうなるか、来年になれば分かるんじゃないかな。
おっと、話が逸れたが、一条龍で使われている支那系アプリの利用について、片山氏が問題視した。日本の銀行を介さない取引が、マネロンの温床になっている可能性があると。
犯罪に使われる可能性があるものは、放置できないだろう。少なくとも当局の監視の目が届かないのだから、脱税は確実に行われている。
そこに財務大臣が目を向けた、ということは、今後規制が検討されていくことになるということだろう。今は未だ放置だというのは気になるが。
EUを脅す支那
そして、こうした問題は各国で指摘されており、EUでもやや違う形ではあるが、問題視されている。
在EU中国商会、中国サプライヤー排除すれば経済的打撃と警告
2026年05月07日19時14分配信
欧州に進出する中国企業を代表し、権利保護や政策提言を行う在EU中国商会(CCCEU)は6日、サイバーセキュリティー上の懸念から中国の通信機器サプライヤーを域内から排除すれば、欧州連合(EU)は数千億ユーロの損失を被ると警告した。
EUは1月、国家安全保障上のリスクをもたらす恐れのあるネットワークアクセスを理由に、外国の通信機器メーカーの排除を提案した。特定の企業を名指しこそしなかったが、当局者によると、対象には中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)が含まれるという。
時事通信より
記事の内容は、EUが支那の通信機器メーカーを排除する動きに出ていて、これを支那側が「経済的打撃を受けるぞ」と警告したという内容である。何やら報復措置を考えているようだが……、流石にEU市場から追い出されると、支那としても後がないのだろう。
つまり、現在の支那は“強気に見えている”だけで、実際にはかなり追い込まれている。
経済が不調
不動産不況、内需低迷、若年失業、輸出不振。そこへ各国がサプライチェーンの見直しを始めた。支那としては、何とかして海外市場との接点を増やしていかねばならない。
先日の記事で、「不動産バブルを乗り越えた」というコラムを見かけて、それをバッサリ切っていたのだが、ご記憶だろうか。

これに加えて、ホルムズ海峡問題が持ち上がって、少なくない影響を被っていると見るべきだと思う。


そうすると、「復調してきている」というニュースはチラホラ見かけるが、経済の病巣はそのままというのが現状であると思う。だからこそ、表向きは戦狼外交を続けつつも、裏では各国との経済関係を繋ぎ止めようと必死になっているのだ。
まとめ
支那経済が、病理を抱えたまま延命措置を図ろうとしているのが実情で、この段階で、中途半端に支那経済へ資金や市場を流し込み、その延命に協力したところで、日本側が得をする保証はない。
むしろ、不良債権化した経済構造や金融リスクに巻き込まれる危険の方が大きい。
少なくとも、支那国内で抱え込んだ膿がある程度出し切られるまでは、こちらから慌てて交渉カードを切る必要はないだろう。
支那が本当に困ってからでも、交渉は遅くないのである。



コメント
支那は来週の首脳会談で手一杯でしょう。『台湾』も議題とルビオ長官がコメしてましたし。
米国や日本が一帯一路利権に喰い込んで、ジワジワ蚕食しているので、紅皇帝と共産幹部の心中は穏やかでないでしょう。
Xで拡散されていた面白動画。富士山頂で五星紅旗を振った支那人が、日の丸を振った米国人に返り討ちにあったとか、なかったとか。
https://x.com/xinwendiaocha/status/2052158950620180874