既にお伝えしている被災地での救助の話なんだけど、しかしこれがちょっと怪しい。いや、偏見だとは思うんだけどさ。
オフロードバイクが被災地輸送で活躍 中国広西チワン族自治区
2026年7月21日 21時15分
中国広西チワン族自治区では、台風10号の影響で記録的な豪雨が続き、各地で洪水や土石流、深刻な浸水被害が発生した。道路の寸断や橋の崩落により通常の車両が通行できなくなる中、救援活動の初期段階では、バイクが被災した集落への物資輸送の要となった。
Livedoor Newsより
何でも、全国各地からオフロードバイクのライダーが自主的に駆けつけて、ボランティア輸送隊を結成。救助活動を行ったというのである。
救助活動と老朽化
「自主的に」駆けつけた
被害の大きかった地域で、かなり水が出たために支援活動が必要だという話は、理解できる。

被害者は39人だったという話であったが……、被害の規模を考えると犠牲者の数が少なかったことは非常に良いことだとは思う。そして救援も積極的に行われているとか。
業界関係者は、技術の蓄積によって、中国製オフロードバイクは過酷な環境にも対応できる高い信頼性を備えるようになったと指摘する。技術力の向上が、被災地の泥道や急勾配の坂、危険な区間での輸送を支えたとしている。
Livedoor News「オフロードバイクが被災地輸送で~」より
オフロードバイクの活用は、なかなか面白いと思う。
思うんだけど、調べてみると、支那はオフロードバイク技術に関してかなり力を入れて開発を進めているっぽいんだよね。
中国製電動オフロードバイク、世界で存在感
2026-01-07 10:03:16
世界でクリーンエネルギーへの転換が加速する中、中国の新エネルギー製造業もより専門的なハイエンド市場へと移行している。重慶市大渡口区に本社を置き、新エネ車両の設計開発や生産を手がける虬竜科技は、技術革新により国際事業を拡大、電動オフロードバイクの分野で世界をリードするまでに成長している。
新華社より
国際大会制した中国バイクブランド、次世代ライダー育成の追い風に
2026-05-10 16:10:30
中国のスポーツバイクブランド「張雪機車(ZXMOTO)」が今年3月にポルトガルで開催された世界スーパーバイク選手権(WSBK)で優勝したニュースは、国内でバイクブームを巻き起こし、若者のモーターサイクルスポーツへの関心を高めた。
新華社より
新華社で一生懸命宣伝している上で、オフロードバイクのライダーが「自主的」に駆けつけた。ね。なんというか、宣伝っぽい雰囲気を感じてしまう。まあ、それはそれでいいとは思うんだ。それでも助かる人がいるならね。

オフロードバイク、凄いねぇ(小学生並み感想)。
再び増水
なお、この季節は支那にとって過酷である。各地で雨の気配があり、洪水のニュースも珍しくはない。そして、再び増水しているっぽい。
中国の主要河川流域、一部で増水の恐れ
2026年7月24日 14:50
中国水利部は7月23日、会議を開き、全国の洪水対策情勢を分析・判断し、豪雨・洪水対策を計画・配置しました。
23日午前9時時点で、東北部の吉林省、遼寧省、黒竜江省、内蒙古自治区、天津市、河北省および東部の江蘇省など11の河川では依然として警戒水位を超え、最大で1.46メートル上回っています。
Record Chinaより
各地と書かれているが……。

写真は洪水のピークが去った広西チワン族自治区柳州市の融江なんだそうで、依然として水量は多い。
中国とインドの多くの地域で洪水の脅威が迫っている。
21/07/2026
7月21日、 中国水利部は、広西チワン族自治区、雲南省、江蘇省、新疆ウイグル自治区にまたがる10の河川の水位が警戒水位を超えたと発表した。
同省によると、大雨により広西チワン族自治区、雲南省、江蘇省では洪水のリスクが高まっている一方、新疆ウイグル自治区では高温により雪解けが加速している。
Vietnam.vnより
これは21日のニュースで、時系列的には少し前のことになるが。
黙って放流
さて、こういった被害の話を補足する情報を1つ。
中国のダム なぜ黙って放流?
2026年7月21日
ダムの放流が始まってから住宅が浸水するまで、わずか2時間しかありませんでした。本来、この2時間は、数万人が命を守るために避難する貴重な時間だったはずです。
2026年7月6日、広西チワン族自治区横州市にある六藍ダムの堤防が洪水によって突然決壊し、幅およそ50メートルの亀裂が生じました。洪水は瞬く間に下流の村や町をのみ込み、一部では水が住宅の2階にまで達しました。当局の発表によると、午前6時にすべての水門を開けて放流を始めましたが、下流の住民に避難通知が届いたのは午前8時でした。放流開始から、すでに2時間が経過していました。中国当局が発表したデータによると、7月9日までに、このダム決壊で26人が死亡し、7人が行方不明となりました。また、広西チワン族自治区全域では、洪水による死者が39人に上っています。
Vision timesより
一応断っておくが、このVision Timesという媒体は法輪功系のメディアなので、支那政府には極めて批判的な論調を展開する。なので、話半分に聞いておかねばならないのだが。
現在、中国で登録されている貯水池は10万カ所近くに上ります。その大多数は1949年以降に建設されました。特に、1950年代の「大躍進」から1970年代に文化大革命が終わるまでの期間に集中しています。わずか20年ほどの間に、8万カ所を超える貯水池が新たに建設されました。一方、1949年以前、中国全土にあった大中型の貯水池は、わずか20数カ所でした。
Vision times「中国のダム~」より
ただまあ、実際に大躍進の時代に突貫工事で各地の貯水池やダムを建設したのは事実であり、そういった設備が老朽化している問題を抱えているのも事実だ。
重慶の山崩れの救援
さて、ついでと言ってはあれだが、先日の崖崩れというか、山崩れの続報にも触れておこう。

なかなかインパクトのある写真だったが、救助も大変であるようだ。
重慶の山崩れ、死者11人に=依然50人が行方不明―中国
2026年7月24日 10:10
中国・重慶市彭水県で17日に発生した大規模な土砂崩れの死者が23日時点で11人に増え、50人が依然行方不明となっている。
中国国内メディアの報道によると、17日午前8時ごろ、同県の烏江三橋付近で散発的な落石が発生しているのを地域巡視員が発見して緊急警報を発出、住民60人余りを避難させた。
Record Chinaより
残念なことに救命は間に合わないようで、行方不明の50名の方々の御冥福を祈らねばならないようだ。

二次災害には十分気をつけていただきたい。
ところで少し気になる記載が。
報道によると、現場一帯はカルスト地形で岩層に亀裂が多く発生していた。同県内では今年4月にも岩盤が約320立方メートル崩落して道路と天然ガス管が損壊し、5〜6月にも大雨による災害が相次いでいたという。
Record Chinaより
カルスト地形……。
ヤバイところでは?
中学校時代に学んだ知識が蘇ってくるが、カルストというのは石灰石など水に溶けやすい岩石できた大地が、雨水や地下水によって溶かされてできた特殊な地形のこと。
どこまで影響がある話かは分からないが、そもそもこの周辺に住宅を建てるのは自殺行為だったのでは?地形的に、崖の直ぐ下に家があるような位置関係だったのは、結果的に見て被害を大きくしたと言えよう。
今回の事故も事前の降雨が岩層内部に浸透して水圧が上昇し亀裂を押し広げて発生した可能性があるが、崩落前の1週間は高温が続き、崩壊前日の降水量はわずか0.9ミリだったため、現地気象当局は崩落発生の原因を特定できていないという。
Record Chinaより
原因特定するよりも、住民を移住させたほうが良いのでは?
まとめ
災害が多発していて、地方政府は救助のためのお金を捻出するのに苦労しているそうだが、オフロードバイクの下りはそういった「援助」との関係があるのかもしれないと邪推している。広域にわたる災害が発生して、その復旧に苦労しているのは、毎年のように発生する水害に根本的な対処ができていないということも問題なんだと思う。
特に治水に関してはかなり資金的に追いついていないようで、今後もまたこの手のニュースが出てくるのかもしれない。



コメント
我国が誇る電動オフロードバイクぅ〜
って、全部エキゾーストパイプついてるじゃん🤣
シナの電動オフロードって、ガソリン
を燃やすのか?🤣
大活躍のはずなのに、ガソリン車ばかり写ってるのはなんどろねぇ?
スーパーバイカーズで好成績とか言うけど、
あれはルトゥケやバハ1000マイル、
パリ・ダカールラリー、ファラオラリーなどと違い、完全なオフロードではない。
基本的にオフ車にスリックタイヤを履かせたもので、ちょいと悪路な公道用のバイクの競技に過ぎない。
盛るのも大概にしろや!想います。
ちなみにこういう局面で強いのは
インドのバイクでしょう!
125CCで四人乗りの山岳走行とか、
部品が半分無くなっても走る丈夫さ🤣といい、サバイバル環境に最も適したバイクかと🤣
もっとも部品の半分くらい意味のないデコレーションだったりする(昭和日本のデコトラ真っ青)ので、そもそも「いらない」のかも知れませんが。
メーターが壊れてるのに、ハンドルにシバ神の胸像を載せて自慢してたりしますからねインドライダーは🤣
ドコモが国内災害用として、スターリンク・ダイレクトのCMを始めましたね。流石に、こんなにウクライナ軍の役に立ってますと、撃破されるロシア軍映像とかではなかったすが。
戦争で役立ってるなら、たしかに災害で役立ちますわねぇ。
前述のソフトバンクの成層圏飛行船基地局は、対ドコモ+スペースXの企業戦略なのかなぁ。
衛星vs高高度飛行船なわけてすが、
どちらが勝利するかで、なかなかコスト面を含む航空支援の在り方が変わると思いません?
大規模自然災害のときこそ、軍とお得意のドローン(UAV、UGV、USV)の出番のはずですが、
今回の広西省被災地では、そういう映像がおそらくありませんね。政府が災害救助に取り組んでいないのかも。共産党にも政府にも、災害救助を行う余裕がないか、もっと大きな問題が隠されているのかもしれません。