この話、ロシアの荒唐無稽な主張を含めて丁寧に説明しようと書き始めたのだが、止めてしまった。今更のような気はしたからだ。

北方領土上陸、人気回復狙う 日本の足元見透かすプーチン氏:時事ドットコム
ロシアのプーチン大統領が13日、北方領土の択捉島を初めて訪問した。日本側がエネルギー資源調達の多角化などで対ロ外交再開を探る足元を見透かし、プーチン氏は反発は限定的だと想定。陰りが見える自身の人気回復を狙って上陸に踏み切った可能性がある。
歴史として抑えておきたいのは3つ。
- 日ソ中立条約(1941年4月25日~1946年4月25日)が有効である内の侵攻であった(ロシア側は破棄通告後失効したとの立場)
- ソ連対日宣戦布告(1945年8月8日)、ソ連対日参戦(1945年8月9日)は、日本がポツダム宣言受諾を告示(1945年8月15日)の意思を明らかにした後
- サンフランシスコ講和条約(1952年4月28日)にソ連は調印していない
世界的には、 日本が降伏文書に署名した1945年9月2日が正式な終戦だとされていて、実はロシアの主張する合法性は一定の論拠があるとされる。日本は終戦を1945年8月15日としているのだが、こちらはマイナーなのだ。
そして、日本においてもソ連の蛮行はあまり知られてはいないのだが、ソ連の蛮行は戦後も続く。特に、シベリア抑留はあまり問題視されていないのだが、抑留者数約57万5,000人で死亡者数約5万5,000人で、戦後補償も行われることはなかった。
その理由が、日ソ共同宣言(1956年)での請求権放棄だ。被害者は日本政府が補償をすることにして、和平交渉をする前提で戦後補償を請求する権利を放棄した。まあ、この日本政府からの補償も実は順調に進んではいないんだけどね。
だが、問題は「日ソ両国は引き続き平和条約の締結交渉を行い、条約締結後にソ連は日本へ歯舞群島と色丹島を引き渡す(譲渡)」という点だ。
今回、ロシアはそれすら反故にするとしているわけだ。全く話にならないと言うか、共同宣言すら破るのがロシアのやり方なのである。


コメント
プリゴジンがイモ引かず、モスクワまでワグネル進軍していれば、ウクライナ侵攻だって中止だったてせうに。
あの時のワグネルは傭兵団といえ、
重武装の戦闘車両に対空ミサイルなど持っていて、従うのも歴戦のワグナーでした。燃料も弾薬も軍から奪っていたし。
モスクワ治安担当する内務省部隊が相手でも、やれば地獄のウクライナで戦歴を重ねたワグナーの敵ではない。
んでプーチンがモスクワ逃亡すれば、
かなりな確立でロシア内戦に。
すると極東は、誰がロシアを統一するか見極めるまで鎮静するか、
はたまた東シベリア以東で独立を目指すか?
いずれにせよ日本が楔を打ち込むチャンスだった想うすよね。
さすがに独立となると、それを支援するとロシアと正面衝突を覚悟となるけど。どうせ群雄割拠したロシアに、それを追求する余裕ないでしょ。
ロシア内戦となった時に、オホーツク海の沈めた核要塞たる原潜と、それを護る艦隊と航空機。
これの動きは米国にも外せないはずてすから、彼らの懐柔には米国も手を貸したと想うすよ。
個人的にエフゲニー・プリゴジンが気に入ってるので、個人的願望も含めて。ただプリゴジンは人形かつ看板な点はウクライナの喜劇俳優と同じすけどね。でも彼を観ていて、人形も役に徹すれば「歴史を左右するファクターたり得る」と解ってるんで。
やはり北方領土返還の交渉を含めて、
プリゴジンの乱は惜しかった!
最近トランプ大統領(D)がプーチン大統領(D)から距離を取っているらしいです。
ウクライナの長距離ドローン攻撃が戦争の潮目を変え、ロシアを軍事的・経済的に追い込んでいるとの観測から、トランプDは「中立」に戻ったらしいと。
トランプDが対支那封じ込めを一層強めている一方で、ロシアは金魚のフンのように、支那の後ろを付いていく場面が増えているので、トランプDがプーチンDから距離を取っているーは有りそうです。
紅皇帝が失脚したら、プーチンDはどうするんでしょうね。