面倒な国だな。まさに、謝罪要求国家である。
韓国大統領国防政策特別補佐官「在韓米軍司令官、領土主権侵害発言謝罪すべき」
2026.10.18 08:55
大統領国防政策特別補佐官を務める与党「共に民主党」の金炳周議員は17日、在韓米軍のブランソン司令官の「南側鉄条網」発言に対し、「韓国の領土主権を侵害した限度を越えた発言」と批判した。
中央日報より
事の発端は、在韓米軍司令官のブランソン氏が、「韓国は国連軍司令部の観点で見れば南側の鉄条網から始まる」とアメリカのシンクタンク主催のセミナーで発言したこと。
これに対して韓国が過剰に反応したというのが今回のこの記事の内容である。
全方位に繰り返す謝罪要求
発言の概要
しかし、ブランソン氏の発言の何が問題というのだろう。
在韓米軍司令官「南側の鉄柵からが韓国」…与党「DMZ主権を否定するのか」と反発
2026.10.17 09:14
ジェイビア・ブランソン在韓米軍司令官兼韓米連合軍司令官の「韓国は軍事境界線(MDL)の南側約2キロの地点に設定された南方限界線から始まる」という発言をめぐり、与党を中心に韓国の領土主権を否定する認識を示すものだという批判が出ている。
ブランソン司令官は14日(現地時間)、ワシントンDCで開かれた米シンクタンク「ゴールド国際戦略研究所」主催のセミナーで、「MDLを見ると、南北それぞれ2.5キロ(実際には2キロ)離れた場所に鉄柵が設置されている」とし「我々は主権の問題や、主権が実際に何を意味するのかについて、引き続き議論している」と述べた。続いて「国連軍司令部の観点から見ると、私の考えでは、南側の鉄柵線から大韓民国が始まる」とし「停戦状態を維持するため、私が当該区域を管理しているからだ」と説明した。
中央日報より
鉄柵線から南側が管理権の及ぶ範囲で、それがブランソン氏にとっての韓国だということを読み取れる内容なのだが、韓国の手にかかるとこれがどうやら「韓国の主権の問題」になるらしい。
意味が分からない。
国会国防委員長を務める陳聲準共に民主党議員は16日、SNSへの投稿で「大韓民国の領土を韓半島(朝鮮半島)とその付属島嶼と規定した韓国憲法に反する」とし「DMZに対する大韓民国の領土主権をどのように認識しているのか問わざるを得ない」と批判した。
中央日報「在韓米軍司令官「南側の鉄柵からが韓国」~」より
流石、「共に民主党」の議員だけはあるな。トップと同じくSNSで放言を繰り返すあたり、救えないというか何というか。
確かに韓国が自国の領土主権について気を配るという事情はあるのだが、今回の発言は本当に韓国の主権を否定するものだったのだろうか?
無理筋で騒ぐのは得策だとは思えないのだが。
謝罪要求外交
なお、同じ行為をしているのが、韓国大統領の李在明氏(ミョンミョン)である。


謝罪要求をウクライナにしているのがミョンミョンの立場なのだが、その主張の正当性はサッパリ理解出来ない。
何でもかんでもアメリカ側が正しいという立場に立ちたいわけではない。米軍司令官の発言だからといって、無条件に正しいと判断するつもりもない。
しかし、今回の件については、韓国側の主張にはかなり無理があるように思われる。
金議員は「休戦協定が国連軍司令部に付与した権限は非武装地帯(DMZ)出入り許可と民事行政に限定される。主権国家大韓民国の領土主権まで裁く権限はどこにもない」と話した。
その上で「大韓民国領土はいかなる外勢の管轄にもなることはできず、大韓民国主権が及ぶわれわれの領土」と強調した。
中央日報「韓国大統領国防政策特別補佐官~」より
そもそも、ブランソン氏は領土の話も、領土主権の話もしていない。
どう読んでも「停戦状態を維持するため、私が当該区域を管理している」という部分を切り離しで理解すべき部分ではなかったと思う。
尤も、ブランソン氏側も発言に不用意な部分があった可能性は認めたようで、後に「発言に主権侵害の意図はない」と明確に否定している。
であれば、話はそれで終わりなハズだが。
もしかして、文章読解力が足らないのだろうか?
ガス抜きの側面
ただ、この話はおそらくは韓国経済の実情を映したものである。

直近の年金基金の話はかなりクリティカルな問題だと思うし、アメリカからの圧力もかなり対応に苦慮している。


正直、韓国側には打つ手がない。
素直にアメリカと約束した投資をすれば、韓国経済を危機に陥れることになるし、投資をしなければ関税を引き上げられてしまって、やっぱり経済への打撃は避けられない。
年金基金の話も、既に株価が大幅に落ちていて打つ手がない状況。
だからこその全方位にメンツを主張するようなやり方を見せているようだが、そんなことをして対外的な信用を失っては元も子もないように思う。
なにやらミョンミョンは更なるステップを考えてはいるようだが。
米国から戦時作戦統制権を速やかに取り戻すべき―韓国大統領
2026年10月20日 10時50分
韓国の李在明大統領は10月19日、韓国は米国から戦時作戦統制権を速やかに取り戻すべきとして、「能力は十分にある。韓米間の協議もおおむね統制権の返還に向けた方向で進んでいる。ただ、その過程は容易ではない」と述べました。
infoseekより
ここで戦時作戦統制権を「取り戻す」などと発言しているが……。
過去に何度もその話があって、「今は無理だから、暫くはお願いします」と米軍側に頭を下げたのは他ならぬ韓国自身だったはずだぞ。
それを今になって「速やかに取り戻すべき」と言うのだから、随分と威勢がいい。
ただ、この姿勢が受けたかどうかはわからないが、支持率はちょっと上がったようだ。

この調子で頑張ってしまうのかもしれない。
まとめ
今回は、在韓米軍司令官のブランソン氏の発言に噛み付いている韓国与党議員の話を取り上げた。
しかし、このようなスタンスを取っているのは一部の議員だけではない。大統領のミョンミョン自身が率先して対外的に強硬な姿勢を見せており、今回の議員の発言も、そうした流れに追従するものと見ることができる。
そして、韓国には、そうせざるを得ない事情があるのだろう。
何というか、「韓国はそういう国だ」という理解が、日本にも必要なんだと思う。



コメント
また、共に民主党すか?
聞き飽きたなこいつらのクレーム。
だいたいDMZは南北と在韓国米軍が共同パトロールしてんたから、
鉄条網よ南でしょうよ。
他国というか、普遍的に通用する理屈でものを言えんのかな?
トランプ大統領は将官を減らしたい
最悪のタイミングで最悪の判断をするんですね?